住信SBIネット銀行カードローンの審査基準や審査のながれ、審査にかかる時間について詳しく解説

住信SBIネット銀行カードローンへの申し込みは、WEB上で手軽に行うことができます。

しかし、契約成立には仮審査と本審査を通過する必要があります。

審査には様々な基準があり、これらを満たさない場合、借入をすることはできません。

この記事では、住信SBIネット銀行カードローンの審査基準や審査のながれ、審査にかかる時間について詳しく解説します。

審査に関する疑問や不安を抱えている方は、これらの情報を参考にしながら、審査に臨みましょう。

住信SBIネット銀行カードローンの特徴

住信SBIネット銀行カードローンは、インターネット専業銀行の利便性を活かしたサービスが魅力です。

カードローンの特徴を以下にまとめているので、確認してみましょう。

住信SBIネット銀行カードローンには、以下のメリットがあります。

• 安心の低金利
• 申し込み~返済がすべてWEB完結
• コンビニATMで借入・返済できる
• 最低返済額は2,000円
• 年会費や手数料が無料
• 住信SBIの口座があればスムーズに借入できる

メリットをそれぞれ確認してみましょう。

安心の低金利

住信SBIネット銀行カードローンは、ネット銀行のメリットを活かした低い金利設定が魅力です。

「SBI証券口座」を持っていると、通常の金利よりもさらに0.5%低くなる特典を受けられます。

住信SBIネット銀行カードローンの金利は利用限度額によって異なります。

10万円借りた場合でも金利は14.79%に設定されており、業界内で見ても非常に低金利な部類です。

申し込み~返済がすべてWEB完結

住信SBIネット銀行カードローンでは、申込みから返済までを全てWEBを通じて完結できます。

24時間年中無休で利用可能なウェブサービスにより、どこにいてもスマートフォン一台で手続きが可能です。

さらに、カードローンの申し込みと同時に普通預金口座を開設することもできるため、忙しい方にも手軽に申し込めるメリットがあります。

本人確認のための書類も、写真を撮ってアップロードするだけで提出できるため、郵送や来店の手間が省けます。

コンビニATMで借入・返済できる

住信SBIネット銀行カードローンを利用する際に「アプリでATM」を使用すれば、キャッシュカードを持たずにセブン銀行やローソン銀行のATMで直接借入れや返済が行えます。

さらに、キャッシュカードをお持ちの場合は、イオン銀行ATMやE.netを含む多くのコンビニATMでも利用可能です。

これにより、全国どこからでも容易に資金の管理ができるようになり、緊急時の資金調達にも迅速に対応できます。

ただし、日ごとの引き出し限度額が200万円までと設定されているため、大きな金額の取引を計画される場合は事前の計画が必要です。

最低返済額は2,000円

住信SBIネット銀行カードローンを利用する際、最低返済額が月額2,000円からと設定されている点は、多くの利用者にとって大きなメリットです。

この低額な最低返済額により、借り手は返済に関する負担を大幅に軽減でき、予期しない支出が発生しても、返済プランを容易に見直すことが可能となります。

特に、急な経済的ニーズが生じた場合、このような柔軟な返済オプションは、資金の管理をよりスムーズに行う上で役立ちます。

返済計画を立てる際に、あなたの経済状況や将来の支出計画に合わせて、無理なく返済していきましょう。

年会費や手数料が無料

住信SBIネット銀行カードローンを利用する際、入会金や年会費の負担が一切ありません。さらに、借入れや返済をする際に発生するATM使用料も無料です。

この制度は、利用回数に制限がなく適用されるため、利用者は手数料を気にせずに、自由に資金を管理することができます。

急な出費があった場合でも、余計な手数料を気にすることなく、必要な時に必要な分だけ借り入れることが可能です。

住信SBIの口座があればスムーズに借入できる

既に住信SBIネット銀行で口座を開設している方は、借入までの流れをスムーズに進めることが可能です。

審査と必要な手続きを完了させた後、住信SBIネット銀行のキャッシュカードにカードローンの機能が追加されるため、ATM経由で即座に資金を調達できるようになります。

しかし、週末や祝日は審査が行われないため、融資を受け始めることができるのは平日に限定されます。

住信SBIネット銀行カードローンの審査の難易度は厳しい

住信SBIネット銀行におけるカードローンの審査は、仮審査と本審査という二段階で進行します。

審査は、住信SBIネット銀行自身だけでなく、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社および住信SBIネット銀カード株式会社といった保証会社によっても実施されるため、非常に厳格に行われます。

加えて、申込者の信用情報は、金融機関が信用情報機関に照会することで厳しくチェックされます。

その結果、過去に支払い遅延や債務整理などで信用記録に問題がある場合、審査に落ちる可能性があることを理解しておきましょう。

審査基準

住信SBIネット銀行がカードローンの審査で重視する基準は明確にされていませんが、標準的なカードローン審査で評価される基準を参考にしましょう。

カードローンの審査では、基本的に以下の情報が重要視される傾向にあります。

• 信用情報：過去の借入状況や支払い遅延、審査申請の頻度など
• 個人情報：居住形態や家族構成、自宅の所有状況、連絡先の有無
• 勤務情報：勤め先の規模や職種、勤続年数、年収など

例えば、信用情報に不備があったり、収入の安定性が疑問視されたりすると、審査に落ちる可能性が高まります。

対策としては、信用情報がクリアになるのを待ち、収入の安定化を図るようにしましょう。

電話による在籍確認がある

住信SBIネット銀行のカードローン審査では、勤務先に対する電話確認が行われます。

在籍確認の電話はプライバシーを尊重し、通常、担当者の名前で行われるため、周囲には目的が明らかにならないよう配慮されています。

ただし、必要に応じて、銀行名を名乗っての在籍確認も行われるため注意が必要です。

仮審査と本審査にかかる時間はどれくらい？

住信SBIネット銀行のカードローンでは、申込から資金の受け取りまでに数日かかります。

特に、即日融資の提供は行っていない点には注意しましょう。

仮審査の結果は最短60分と比較的素速く通知されるものの、本審査の完了や資金の実際の融資には、数日から1週間程度の時間を必要とします。

住信SBIネット銀行のカードローン審査に時間がかかる理由は、審査過程の厳しさが挙げられます。

具体的には、仮審査はSMBCコンシューマーファイナンス（プロミス）などの保証会社が担当するため、スムーズに審査結果がでます。

一方、本審査では住信SBIネット銀行自体が在籍確認の電話や、個人の身元確認を含めた詳細なチェックを行い、その後でカードローン口座の開設へと進みます。

申し込みから借り入れまでの流れ

住信SBIネット銀行カードローンは、以下の流れで申し込みを進めます。

• ウェブサイトで申し込みを行う
• 仮審査結果が通知される
• 必要書類を提出する
• 本審査が実施される
• 契約手続きが完了する

それぞれ確認してみましょう。

ウェブサイトで申し込みを行う

住信SBIネット銀行のカードローン申し込みは、WEB経由で手軽に完了します。

まずは、住信SBIネット銀行の公式サイトから申し込みページへアクセスしましょう。

この段階で、以下の情報を記入します。

• 希望する借入限度額
• 使用目的
• 勤務情報
• 居住情報及び家族構成
• 他の金融機関からの借入れ状況

住信SBIネット銀行の口座をお持ちでない方でも、申し込み時に口座開設を行うことができます。

仮審査結果が通知される

申し込みを完了すると、住信SBIネット銀行からの仮審査が始まります。

この仮審査は最短で60分後に結果の通知が届きます。通知は、メールや銀行のメッセージボックスを通じて行われます。

仮審査の結果として、借入可能な仮の限度額と提案される金利が示されます。

ここで、希望する融資額と仮審査での承認額に違いがある場合でも、調整が可能です。

変更をご希望の場合は、直接住信SBIネット銀行に連絡しましょう。

必要書類を提出する

仮審査を通過したら、次は必要な書類を提出します。必要書類は、以下です。

スムーズに申請を進めるためにも、あらかじめ書類準備をしておきましょう。

本人確認書類（いずれか1つ）

• 運転免許証
• 各種健康保険証
• マイナンバーカード
• 写真付きの住民基本台帳カード
• 在留カード/ 特別永住者証明書

収入確認書類

給与所得者の場合

• 源泉徴収票
• 市区町村が発行する所得証明書
• 確定申告書

個人事業主および法人代表者の場合

• 市区町村が発行する所得証明書
• 確定申告書

書類の提出は、パソコンやスマートフォンから簡単に行えます。

仮審査通過の通知に書かれている期限内に、指示された方法で書類を提出しましょう。

提出は、書類を撮影してアップロードします。

本審査が実施される

住信SBIネット銀行のカードローンにおける本審査段階では、借り手の職場への在籍確認や提出された書類の詳細な検討が行われ、借入れの可否が決定されます。

審査過程には、反社会的勢力との無関係を確認するため、警察庁データベースへの照会も含まれています。

この照会作業は、時に曜日や時間帯によって結果が出るまでの時間が長くなるかもしれません。

このため、住信SBIネット銀行カードローンの審査期間は、警察庁からの照会結果を待つ必要があるため、予想よりも延びることがあります。

最終的な審査結果は、申込者が指定したメールアドレスや、銀行のウェブサイトにログイン後に確認可能なメッセージボックスを通じて通知されます。

結果を待つ間は定期的にこれらの連絡手段をチェックしましょう。

契約手続きが完了する

契約完了のお知らせは、住信SBIネット銀行から「カードローン口座開設完了」の通知がメール及びメッセージボックスを通して届けられます。

この通知を受け取ると、早速カードローンを利用しての借り入れがスタートできます。

利用可能な借入方法には、以下の3つがあります。

• ウェブサイトまたはスマートフォンからの操作
• 専用アプリケーションを使用
• ATMを利用

これらの方法で、住信SBIネット銀行の円普通預金口座に資金を振り込むか、キャッシュカードを介して現金を直接引き出すことが可能です。

どの方法を選んでも追加の手数料は発生しないため、あなたにとって最適な方法を選択しましょう。

記事まとめ

住信SBIネット銀行カードローンの審査は、一般的には消費者金融に比べて厳しいとされています。

しかし、定期的な収入がある方なら、雇用形態に関わらず、審査を通過するチャンスがあります。

住信SBIネット銀行でのカードローン利用には円普通預金口座が必須となりますので、まだお持ちでない方は申し込み時に口座開設も同時に行うことが可能です。

申込前には、公式サイトの「ローン審査シミュレーション」を活用してみましょう。