2023年最新ETCカードのおすすめ4選!年会費無料と還元率で比較
近年、ETC専用のスマートICが増加するなど、高速道路の料金所をキャッシュレスで通行できるETCカードは、車を運転する機会が多い人にとっては必要不可欠になりつつあるカードです。
そんなETCカードは、クレジットカードの付帯サービスとして発行されており、年会費・発行費の有無はカード会社によって異なります。
このページでは、おすすめのETCカードを手数料や特典、ポイント還元率などから総合的に判断して紹介しています。
ETCカードが必要な人はぜひ参考にしてみてください。
選び方のコツと比較ポイント
まず、ETCカードを選ぶときのポイントは以下の4つです。
- クレジットカードの年会費
- ETCカードの手数料
- ポイント還元率
- 特典・付帯サービス
クレジットカードの年会費
クレジットカードの年会費はカードランクによって異なってきますが、ステータスが上がるほど年会費が高くなる傾向にあります。
一般カードの場合は無料も多く、なるべく負担を抑えてカードを所有したい人におすすめです。
いっぽう、ゴールド会員は年間数万円、プラチナ会員の場合なら年間数万円から数十万円といった年会費も珍しくありません。
ステータスや付帯サービスにこだわりたい人は、年会費を負担してゴールドやプラチナといったクレジットカードを持つといいでしょう。
ETCカードの手数料
ETCカードによっては発行費や年会費が発生することがあります。
年会費はクレジットカードと比較して高額ではなく、有料でも年会費1000円以下が多いようです。
発行費・年会費無料のETCも多いので、余計なコストをかけたくない人は、無料で利用できるカードを選ぶといいでしょう。
ポイント還元率
通勤などでETCを利用する頻度が高い人は、クレジットカードのポイント還元率が高い1枚を選ぶことで、効率よくポイントを貯めることができます。
ポイント還元率は0.5%~1.0%とカードによって異なっています。
提携店舗で利用するとポイント還元率が高くなるカードは多いですが、ETCは通常払いに該当するので、通常ポイントの還元率が高い1%以上のクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
特典・付帯サービス
クレジットカードにはポイント付与だけでなく、様々な付帯サービスがあります。
定番の旅行保険から、ケータイ補償、優待価格で利用できるサービスなど様々です。
生活スタイルによって理想の付帯サービスは異なるので、自分にピッタリの付帯サービスを提供するクレジットカードを利用することで、日々の生活をより充実させることができます。
おすすめETCカードを徹底比較
上記を踏まえながらおすすめのクレジットカード4枚を厳選し、比較表を作成してみました。
費用面、ポイント還元率、および特典などの点から比較解説しています。
どのETCを選んで良いかわからない人は、とりあえず下記4枚を候補に入れてみることをおすすめします。
おすすめのETCカード比較表
カード名 | JCB CARD W(画像) | dカード(画像) | Orico Card THE POINT(画像) | TカードPrime(画像) |
---|---|---|---|---|
ポイント還元率 | 1.00% | 1.00% | 1.00% | 1.00% |
カード年会費 | 無料 | 永年無料 | 無料 | 初年度無料※1 |
ETC年会費 | 無料 | 初年度無料※2 | 無料 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
家族カード | 〇 | 〇 | 〇 | × |
旅行保険 | 海外旅行保険 | 海外・国内旅行保険(29歳以下限定) | × | 海外・国内旅行保険 |
メリット | タイムズパーキング 、三井のリパーク 、シェルSSでポイント2倍 | ・ENEOSでポイント1.5倍 ・オリックスレンタカーで4%還元 | ・入会後6ヶ月間は還元率2.0% | ・日曜日利用で還元率0.5%アップ ・「J’sコンシェル」を利用可能 |
※1:年1回以上の利用がない場合、翌年度1,375円(税込)
※2:前年度に1度でもETCカードの利用葉あれば次年度も無料
JCB CARD W
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0~5.5%※ |
国際ブランド | jcb |
電子マネー | QUICPay |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料 |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | 〇 |
評価 | 5 |
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
特徴
- 提携店舗での利用でポイント還元率最大5.5倍
- 39歳以下が申し込み可能なWEB入会限定カード
- 利用付帯の海外旅行保険も付いてくる
JCB CARD WのETCカードは、39歳以下が申し込み可能なWEB入会限定のクレジットカードです。
39歳までに利用していれば、40歳以降も年会費無料で継続して利用できます。
ポイント還元率が高く、スタバなどの提携店舗で利用すればポイント還元率が最大5.5倍。
しかも利用付帯ですが、海外旅行保険が付いてくる充実ぶりです。
ETCも発行手数料・年会費ともに無料なので、高速を乗る機会が多い・少ない関係なくおすすめの1枚といえます。
dカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.00% |
国際ブランド | visa/master |
電子マネー | iD |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料※ |
国内旅行保険 | 〇(29歳以下限定) |
海外旅行保険 | 〇(29歳以下限定) |
評価 | 4 |
※前年度に1度でもETCカードの利用葉あれば次年度も無料
特徴
- dポイント加盟店で2%以上のポイント還元
- ケータイ補償あり
- 29歳限定で旅行保険を利用付帯
dカードは、dポイントを効率よく貯められるクレジットカードなので、ドコモユーザーに使い勝手の良い1枚です。
dポイント加盟店ならdポイント2%以上貯まるお店もあります。
また、dカードケータイ補償が付帯され、端末購入後1年間は最大1万円の補償がついてきます。
さらに、29歳限定ですが、国内旅行保険および海外旅行保険が利用付帯され、最大2,000万円の補償が受けれるのも特徴です。
ETCカードは発行・初年度年会費は無料ですが、1度も利用しなかったら、次年度から年会費550円(税込)が発生するので注意が必要です。
29歳以下のドコモユーザーでにおすすめの1枚といえるでしょう。
Orico Card THE POINT
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.00% |
国際ブランド | jcb/master |
電子マネー | iD、QUICPay |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料 |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | × |
評価 | 4 |
特徴
- 入会後6ヶ月間はポイント還元率が2%
- オリコモールの利用で0.5%ポイント加算
Orico Card THE POINTのETCカードは、常時ポイント還元率1.0%のクレジットカードです。
入会後6か月間はポイント還元率が2%なので、発行後はすぐに活用していくのがおすすめ。
また、Amazonや楽天市場が利用できるオリコモールで利用すればポイント0.5%加算されるので、ポイントを効率よく貯めたい人にピッタリです。
ETCも発行費・年会費ともに無料で余計なコストがかかりません。
Tカード Prime
年会費 | 条件付無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.00% |
国際ブランド | master |
電子マネー | ー |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料 |
国内旅行保険 | 〇 |
海外旅行保険 | 〇 |
評価 | 4 |
※年1回以上の利用がない場合、翌年度1,375円(税込)
特徴
- TUTAYAの入会金と更新料が無料
- 優待サービス「J’sコンシェル」が利用できる
- 国内・海外旅行保険を利用付帯
Tカード Primeは、提携店舗でなくても100円につき1ポイント貯まるのが特徴で、日曜日なら還元率1.5%にアップします。
また、飲食店あ宿泊施設、テーマパークなどを割引価格で利用できるJ’sコンサルが利用できるのも魅力です。
旅行保険も利用付帯されるので、コストパフォーマンスは高いといえる1枚です。
ETCも年会費・発行費ともに無料なので、Tポイントを効率よく貯めたい人におすすめします。
年会費無料重視なら選択肢が広がる
ETCを年会費無料で利用できるカードは意外と沢山あります。
ポイント還元率、手数料などで上記のおすすめ4枚に見劣りする点はありますが、それでも利用目的によっては最高の1枚になり得るカードばかりです。
年会費無料を重視する人は、上記4枚とあわせて確認してみてください。
イオンカードセレクト
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
国際ブランド | visa/jcb/master |
電子マネー | iD/waon |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料 |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | × |
評価 | 3 |
特徴
- イオン系列の対象店舗でポイント2倍
- 所定の条件クリアで、無料でゴールドカード発行が可能
- ETCゲート車両損傷お見舞金制度あり
イオンカードセレクトは、200円につき1WAON POINTが付与されるため、通常使用のポイント還元率は0.5%と低めですが、イオン系列での利用ならポイント還元率2倍で1.0%。
イオン系列を日常生活でよく利用する人なら効率よくWAON POINTが貯まります。
また、年間50万円以上の利用など一定条件クリアで年会費無料のゴールドカードが所有できるのが魅力。
ステータスあるカードを持ちたい人にもおすすめの1枚です。
気になるETCカードも年会費・発行手数料無料で利用できます。
ETCゲートで損傷した車両を補償する「ETCゲート車両損傷お見舞金制度(一律5万円分)」を付帯しているのでより安心なカーライフが送れます。
au PAYカード
年会費 | 条件付無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.00% |
国際ブランド | visa/master |
電子マネー | ー |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 年会費無料・発行手数料1,100円(税込) |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | 〇 |
評価 | 3 |
※au IDに紐付くau携帯電話の契約がない、かつ年1回以上の利用がない場合、翌年度1,375円(税込)
特徴
- au PAYマーケットでの利用は最大7%の還元率
- 出光がポイントアップ対象店
- ETCは発行手数料1,100円(税込)が生じる
au PAYカードは、Pontaポイントが効率よく貯まるau利用者におすすめのクレジットカードです。
au PAYマーケットで買い物すれば最大7%のポイント還元率となります。
また、対象店舗での利用はポイントアップとなり、出光でのガソリン給油は2Lごと1Pポイント増量。
auの携帯電話を契約していて出光利用者にはおすすめの1枚となります。
ETCは年会費無料ですが、発行の際に手数料1,100円(税込)かかるのでその点は注意が必要です。
リクルートカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.20% |
国際ブランド | jcb/visa/master |
電子マネー | Suica,QUICPay |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料※ |
国内旅行保険 | 〇 |
海外旅行保険 | 〇 |
評価 | 3 |
※JCB発行手数料無料、VISA・Mastercardは1,100円(税込)
特徴
- 常時1.2%のポイント高還
- 国内・海外両方の旅行保険付き(利用付帯)
- ETC目的ならJCBがおすすめ
リクルートカードは、ポイント還元率が常時1.2%と高いのが特徴のクレジットカードです。
リクルート系列の利用ならさらにポイント還元率アップで、貯まったポイントはdポイントやPontaポイントに交換可能。
また、利用付帯ですが、海外旅行保険だけでなく国内旅行保険も付帯してくるのもメリットの1つです。
ETCカードは年会費無料ですが、国際ブランドをVISAまたはMastercardで作成すると発行手数料1,100円(税込)がかかるので注意しましょう。
ETC目的なら発行手数料無料のJCBがおすすめです。
エポスカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.50% |
国際ブランド | visa |
電子マネー | ー |
家族カード | × |
ETCカード | 無料 |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | 〇 |
評価 | 3 |
特徴
- 表面ナンバーレスでより安心
- マルイ系列のショッピングなら割引・ポイントアップなど各種特典あり
- 海外旅行保険は最高3000万円(利用付帯)
エポスカードは、表面に番号記載のないナンバーレスへデザインが変更され、カード情報が盗み見されにくくなりました。
常時ポイント還元率は0.5%と低めですが、マルイ系列で年4回10%オフセールや、優待店舗での割引など利用できるため、マルイの利用や優待店舗の利用が多い人ならお得に利用できます。
海外旅行保険も補償額が最高3,000万円と年会費無料にしては高額補償なのが魅力です(利用付帯)。
ETCも年会費・発行手数料ともに無料ですが、常時ポイント還元率が低い点には注意しましょう。
楽天カード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.00% |
国際ブランド | visa/jcb/Master/amex |
電子マネー | 楽天Edy |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 条件付き無料 |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | 〇 |
評価 | 3 |
※ETC年会費はダイヤモンド・プラチナ会員は無料。それ以外は550円(税込)
特徴
- 楽天ユーザーはポイントが効率よく貯まる
- 海外旅行保険あり(利用付帯)
- ETC年会費は条件付無料
ショッピング取扱高で国内No.1の高い人気を誇る楽天カードは、楽天市場などよく利用する人に最適な1枚です。
通常利用のポイント還元率は1.0%ですが、楽天市場での買い物なら3.0%の還元率を実現。
また、楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどポイントアップキャンペーンも定期的に実施されているので、イベント企画をうまく活用していくことで、たくさんの楽天ポイントが貯まっていきます。
ETCカードの年会費は、楽天PointClubの会員ランクがプラチナまたはダイヤモンドだと無料ですが、それ以外だと550円(税込)の支払いが発生するので注意が必要です。
会員ランクは、ポイント獲得数や獲得回数が一定条件をクリアすることで上げることができます。
なお、新規発行手数料は会員ランク問わず無料です。
楽天を日頃から利用していない人は他のETCカードがおすすめかもしれません。
法人営業車両におすすめの1枚
個人向けのETCカードについて紹介していますが、法人にもおすすめの1枚を紹介します。
営業車両など複数所有している場合、ETCレーンが通行できると移動や経費管理も効率化できます。
法人でETCカードを検討している経営者・経理担当者の方は参考にしてみてください。
JCB法人カード
年会費 | 初年度無料(次年度以降は税込1,375円) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.50% |
国際ブランド | jcb |
電子マネー | QUICPay |
ETCカード | 初年度無料(次年度以降は税込1,375円) |
国内旅行保険 | 〇 |
海外旅行保険 | 〇 |
評価 | 3 |
特徴
- 国内航空券を法人専用運賃で利用可能
- ETCカードの年会費発行手数料は複数枚無料
- サイバーリスク保険の補償あり
JCB法人カードは、年会費を抑えて法人カードを所有したい会社におすすめの1枚です。
しかも、初年度は年会費無料。
会計ソフトとの連携しており、大幅な日々の業務効率化を実現できるだけでなく、法人向け出張サービスが充実しており、旅行保険はもちろん法人専用運賃で国内航空券を予約可能です。
また、サイバーリスクに備えた保険を付帯している珍しいカードで、ITセキュリティ対策が行える1枚としてもピッタリの法人カードです。
ETCカードについては年会費も初年度無料で次年度以降は年会費1,375円(税込み)が発生しますが、発行手数料は複数枚発行しても無料なのが魅力。
営業車等があり、従業員ごとに移動経費を管理したい法人に最適です。
関連記事:おすすめ法人カード12枚を徹底比較!導入メリットは?
車通勤におすすめガソリンカード
apollostation card
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.50% |
国際ブランド | jcb/visa/master/amex |
電子マネー | QUICPay |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料 |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | × |
評価 | 3 |
特徴
- ガソリンが優待価格で利用可能
- 「ねびきプラスサービス」でさらに割引
apollostation cardは、出光興産系列の給油で利用すると毎月のカード請求時にガソリン・軽油が1L2円引き、灯油も1Lごとに1年引きになるカードです。
マイカー通勤や寒冷地で灯油をよく利用する人におすすめの1枚といえます。
有料オプション「ねびきプラスサービス」を利用すれば、毎月のショッピング利用額に応じて値引額がさらにアップ。
10,000円ごとに値引額が1円/L増え、ガソリン・軽油が最大10円/L引きになります。
ETCカードも年会費・発行手数料ともに無料なので、給油機会が多くショッピングでも利用予定のある人は候補の1枚になり得ます。
ENEOSカード
年会費 | 1,375円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.60% |
国際ブランド | jcb/visa |
電子マネー | QUICPay |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料 |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | × |
評価 | 3 |
特徴
- ENEOSの利用特典が充実
- カードの年会費はかかる
ENEOSカードは、C・P・Sの3種類あり、Cは値引タイプ、Pはポイントタイプ、そしてSは値引+ポイントタイプになります。
毎月のガソリン代が2万円を超えるなら、最大7円/L引きの特典が得られるENEOSカード Cがおすすめで、給油をする機会がほとんどない人はENEOSカード Sがおすすめになります。
ここでは、車通勤におすすめのカードを紹介しているので、2万円以下のポイント還元率が高いENEOSカードPについて紹介していきます。
ENEOSカード PはENEOSでの利用ならポイント還元率3.0%、それ以外の利用は0.6%です。
年会費は1,375円(税込)かかりますが、毎月4,000円以上使えば元が取れます。
ETC利用もポイントとして還元されるので、ENEOSで給油している人に候補に入れてみてはいかがでしょうか。
もちろんETCカードは、年会費・発行手数料ともに無料です。
シェル-Pontaクレジットカード
年会費 | 条件付無料※ |
---|---|
ポイント還元率 | 1.00% |
国際ブランド | Master/visa |
電子マネー | ー |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料 |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | 〇 |
評価 | 3 |
※Ponta加盟のapollostationで年1回以上のカード利用で年会費無料(それ以外は年1,375円)
特徴
- Ponta提携社ならクレジット決済で2%
- シェルSS、出光SS、apollostationでのクレジット決済で2Lにつき4ポイント付与
- 海外旅行保険つき(利用付帯)
シェル-Pontaクレジットカードは三菱UFJニコスが提供するガソリンカードです。
シェルSS、出光SS、およびapollostationでのクレジット決済で2Lにつき4ポイント貯まり、Ponta提携店舗での利用も100円につき1ポイント上乗せされます。
年会費無料の条件も給油を年1回すればよくハードルはとても低いです。
また、三菱UFJニコスの充実した付帯サービスが利用可能で、海外旅行保険も最高2000万円の補償が付いてきます(利用付帯)。
ETCカードも年会費および発行手数料は無料で利用可能です。
コスモ・ザ・カード・オーパス
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.50% |
国際ブランド | Master/visa/jcb |
電子マネー | waon |
家族カード | 〇 |
ETCカード | 無料 |
国内旅行保険 | × |
海外旅行保険 | × |
評価 | 4 |
特徴
- 燃料油最大4,000円キャッシュバック
- コスモ石油でガソリン・灯油が会員価格で利用可
- ETCカードの利用でWAON POINTが3倍
コスモ・ザ・カード・オーパスは、給油機会が多い人だけでなく、WAON POINTを貯めてる人にもおすすめの1枚です。
入会特典としてコスモ利用の燃料代が最大4,000円(400L分)が請求時にキャッシュバックされます。
また、コスモの給油は会員価格で利用可能です。
さらに、ETCカード(年会費・発行手数料ともに無料)の利用ならWAON POINTが3倍になります。
お得に給油できるだけでなく、ETCカードの利用頻度が高い人は効率よくWAON POINTを貯めていくことができます。
ETCマイレージとは
ETCカードを利用するとETCマイレージというポイントを獲得できるのを知っていますか。
阪神高速道路や名古屋高速道路などポイント付与が終了している区間もありますが、2023年12月現在も下記の高速道路でポイントを付与しています。
道路事業者 | ポイント還元 |
---|---|
NEXCO東/中/ 西日本・宮城県道路公社 |
10円につき 1ポイント |
本州四国連絡 高速道路株式会社 |
10円につき 1ポイント |
愛知県道路公社 | 100円につき 1ポイント+α |
神戸市道路公社 | 50円につき 3ポイント+α |
広島高速道路公社 | 100円につき 1ポイント+α |
福岡北九州高速道路公社 | 100円につき 1ポイント+α |
※αポイントは各道路事業者によって異なる
ETCマイレージの利用方法
ETCマイレージのポイントを貯めたい場合、まずは「ETCマイレージサービス」に登録する必要があります。
登録料および年会費は無料なので、登録しておいて損はないでしょう。
支払額に応じてポイントを貯めることが可能で、貯まったポイントは還元額(無料通行分)に交換のうえ、通行料金の支払いにあてることが可能です。
ただし、730日間ETCマイレージサービスのポイント及び還元額に増減がない場合、マイレージ登録が取消されてしまうので注意してください。
貯まったポイントの交換方法
貯まったポイントを還元額に交換すると、交換後に通行した際の利用料金にあてられます。
なお、還元額に交換可能なポイントの単位は道路事業者によって異なるため、下記の表を参考にしてください。
道路事業者 | ポイントの交換単位 |
---|---|
NEXCO東/中/ 西日本・宮城県道路公社 |
1,000ポイント→500円分 3,000ポイント→2,500円分 5,000ポイント→5,000円分 |
本州四国連絡 高速道路株式会社 |
1,000ポイント→500円分 3,000ポイント→2,500円分 5,000ポイント→5,000円分 |
愛知県道路公社 | 100ポイント→100円分 |
神戸市道路公社 | 200ポイント→100円分 |
広島高速道路公社 | 100ポイント→100円分 |
福岡北九州高速道路公社 | 100ポイント→100円分 |
還元額へのポイント交換方法は下記4種類あります。
- ポイント自動還元サービス
- マイページ
- 自動音声ダイヤル
- ETCマイレージサービス事務局に電話
ポイント自動還元サービスを選択しておけば、管理も楽でおすすめです。
ETCカードの作り方
ETCカードの申し込みは実際にどうやって行うのか。
ここでは、人気の高い楽天カードをもとに作り方の手順を紹介していますので、参考にしてみてください。
申し込み手続き
楽天カードを所有していない人は、クレジットカードの申し込み手続きの際に一緒に申し込み可能です。
付帯サービスの項目でETCカードを「申し込む」にチェックをするだけ。
いっぽう、すでに楽天カードを所有している人は、管理画面の楽天e-NAVIから申し込みできます。
郵送・受取
楽天カード一緒に申し込みを行っても、ETCカードは別に後日発送され、登録住所宛に2週間程度で届きます。
なお、簡易書留での郵送となるため、ポスト投函ではなく、直接の受取になる点に注意しましょう。
注意点
楽天ETCカードは単体では申し込みできず、必ずクレジットカード1枚につき1枚発行となっています。
家族カードにも付帯することはできません。
もし、家族間で複数枚のETCカードを持ちたい場合は、家族カードではなく、本カードを新規申し込みする必要があります。
ETC複数枚発行は、楽天ビジネスカードのみの対応です。
ETCカードでよくあるQ&A
ETCカードの申し込み・利用に関する質問の中でも特に多い項目をまとめていますので、確認してみてください。
Q1:ETCカード単体を発行できる?
「ETCパーソナルカード」というカードであれば、クレジットカードがなくても発行することが可能です。
デポジット(預託金)を支払い発行可能で、利用料金は指定口座から引き落とされます。
ただし、年会費1,257円が生じる点に注意が必要です。
【参考】https://www.etc-pasoca.jp/service/
Q2:ETC一体型クレジットカードとは?
ETCカードとクレジットカードが1つになった一体型カードがありましたが、2018年の改正割賦販売法により廃止されました。
廃止理由は車上荒らしによるカード不正利用が多かったからです。
現在はクレジットカードとETCカードがそれぞれ発行される分離型となっています。
Q3:即日発行できるETCカードはある?
セゾンインターナショナルとイオンカードセレクトの2枚は即日発行に対応しています。
ただし、対象店舗での申し込み手続きが必要です。
また、イオンカードの場合はすでにクレジットカードを所有していることが条件となっています。
Q4:ETCカードの利用料金の支払方法
ETCカードはクレジットカードの付帯カードのため、利用料金はクレジットカードの支払いと一緒に登録口座から引落が行われます。
Q5:ETC割引制度とは
ETCカードで高速道路を利用した場合は、下記のような主な割引を受けられることがあります。
- 平日朝夕割引
- 深夜割引
- 休日割引
- ETC2.0割引など
主な割引制度 | 対象車種 | 割引額 | 条件 |
---|---|---|---|
平日朝夕割引 | 全車種 | 月間の利用回数が5~9回で約30%、 10回以上で約50%が ETCマイレージサービスの還元額として付与 |
6時~9時、17時~20時・ NEXCO東日本・中日本・西日本、仙台松島道路 (※東京・大阪近郊は対象外) |
深夜割引 | 全車種 | 30% | 0時~4時・ NEXCO東日本・中日本・西日本、仙台松島道路 (※京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は対象外) |
休日割引 | 普通車・軽自動車等(二輪車) | 30% | 土曜日/日曜日/祝日・ NEXCO東日本・中日本・西日本、仙台松島道路 (※東京・大阪近郊は対象外) |
ETC2.0割引 | ETC2.0対応車載器の搭載車 | 区間によって異なる | 圏央道(茅ヶ崎JCT~海老名JCT、海老名~木更津JCT)、 新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT) |
まとめ
今回はおすすめのETCカードについて紹介してきました。
クレジットカードの特徴やメリット、そして、利用者の使用目的によってもおすすめの1枚は異なってきます。
上記で厳選紹介しているETCカードを比較しながら自分にピッタリの1枚をさがしてみてください。