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営業職は本当に稼げる職種なの?業界別ランキングTOP10についてもご紹介
営業職は本当に稼げる職種なの?業界別ランキングTOP10についてもご紹介

業界別の稼げる営業職ランキングTOP10|転職で失敗しないために注意したい3つのこと

「営業職は稼げると聞くけれど、本当に高収入を目指せるの?」「未経験からでも稼げる営業職には、どのような仕事がある?」

このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

営業職は、売上や契約件数などの成果が給与に反映されやすく、年齢や経験にかかわらず高収入を目指せる職種の一つです。ただし、営業職なら誰でも稼げるわけではありません。扱う商材や給与体系、働く企業によって収入には大きな差が生まれます。

この記事では、営業職が稼げると言われる3つの理由をはじめ、高収入を目指すための具体的な方法や、稼げる営業職の業界ランキングTOP10を紹介します。

転職で失敗しないための注意点も解説するので、自分に合った営業職を見つける参考にしてください。

なぜ営業職は「稼げる職種」と言われるのか?3つの理由について

なぜ営業職は「稼げる職種」と言われるのか?3つの理由について

営業職が稼げると言われる背景には、企業の利益への貢献度や、成果を給与に反映する仕組みがあります。

まずは、営業職がほかの職種と比べて高収入を目指しやすい3つの理由を見ていきましょう。

理由①会社の利益に直結するため、報酬水準が高めに設定されやすい

営業職が稼げると言われる大きな理由は、自分の営業成果が企業の売上に直接結びつくためです。

企業が事業を継続・成長させるためには、商品やサービスを購入してくれる顧客の存在が欠かせません。営業職は、新規顧客の獲得や既存顧客との取引拡大を通じて、企業の売上を生み出す重要な役割を担っています。

例えば、法人向けに高額なシステムを販売する営業職が大型契約を獲得すれば、企業の売上や利益に大きく貢献できます。そのため、営業成果を給与や賞与に反映し、優秀な人材に高い報酬を支払う企業もあります。

ただし、すべての営業職が高収入を得られるわけではありません。扱う商材の利益率や企業の評価制度によっても報酬は異なります。

稼げる営業職を目指すなら、自分の成果が企業の利益にどのように貢献し、給与へ反映されるのかを理解することが大切です。

理由②インセンティブ制度(成果報酬)によって年収が青天井の場合が多い

営業職が稼げると言われるもう一つの理由は、インセンティブ制度によって成果に応じた報酬を得られるためです。

インセンティブとは、売上や契約件数などの営業成果に応じて支払われる報酬のことです。営業職では、基本給に加えてインセンティブを支給する企業もあり、成果次第で大幅な年収アップを目指せます。

例えば、基本給が年360万円で、年間のインセンティブが240万円なら、年収は600万円になります。さらに成果を上げれば、年収1,000万円以上を目指せる場合もあります。

営業職の主な給与体系は以下のとおりです。

給与体系 特徴
固定給型 毎月の給与が比較的安定している
固定給+インセンティブ型 基本給に成果報酬が上乗せされる
フルコミッション型 契約や売上などの成果に応じて報酬が決まる

インセンティブに上限がない企業では、営業成果に応じて高収入を得られる可能性があります。

一方、成果が出なければ報酬が減る場合もあるため、稼げる可能性だけでなく、収入の安定性も考慮して給与体系を選ぶことが重要です。

理由③職種別の平均年収ランキングでもTOP10にランクイン

営業職が稼げる職種と言われる理由は、実際の平均年収ランキングでも上位に位置しているためです。

転職サービスdodaの「平均年収ランキング(2025年版)」によると、営業系の平均年収は476万円でした。11の職種分類の中では同率4位となっており、営業職は比較的高い年収水準に位置しています。

順位 職種分類 平均年収(全体)
1位 専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人) 619万円
2位 企画・管理系 580万円
3位 金融系専門職 486万円
4位 営業系 476万円
5位 技術系(電気・電子・機械) 476万円

出典:doda「平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」

さらに、同じくdodaが公開している全176職種の平均年収ランキングでは、営業系に分類されるMR(医薬情報担当者)が平均年収803万円で5位にランクインしています。

順位 職種名/職種分類 平均年収
1位 医師/技術系(メディカル/化学/食品) 1,063万円
2位 投資銀行業務/金融系専門職 932万円
3位 運用(ファンドマネージャー/ディーラー)/金融系専門職 842万円
4位 弁護士/専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人) 835万円
5位 MR/営業系 803万円

出典:doda「平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】」

このように、営業職の中には平均年収が高い仕事もあり、稼げる職種として注目される理由の一つになっています。

ただし、営業職全体の平均年収と、特定の業界で働く営業職の平均年収は異なります。営業職で稼げるかどうかは、業界や企業、個人の実績によって大きく変わることを理解しておきましょう。

稼げる営業職になるには何をすればいい?

稼げる営業職になるには何をすればいい?

稼げる営業職になるには、営業スキルを磨くだけでなく、給与体系や扱う商材、働く業界を見極めることも重要です。

同じ営業職でも、働く環境によって収入に差が生まれるため、高収入を目指すなら次の4つのポイントを意識しましょう。

成果が収入に反映される給与体系の会社を選ぶ

稼げる営業職を目指すなら、まずは自分の成果が給与にしっかりと反映される会社を選ぶことが重要です。

例えば、同じ売上を達成しても、固定給中心の企業とインセンティブ制度が充実した企業では、受け取る報酬が異なる場合があります。

営業職への転職では、以下の項目を確認しましょう。

■転職活動でのチェックリスト

  • インセンティブの計算基準は売上・利益・契約件数のどれか
  • 支給条件や報酬の上限は設定されているか
  • 個人の成果とチームの成果のどちらを評価するか
  • 目標未達成の場合、給与や賞与にどのような影響があるか

ただし、インセンティブの割合が高ければ、必ず稼げるとは限りません。目標の達成難易度や基本給とのバランスも重要です。

営業職で安定して稼げる環境を探すなら、報酬制度の仕組みまで確認しましょう。

商品単価や利益率の高い商材を扱う

営業職で高収入を目指すなら、扱う商材の単価や利益率にも注目しましょう。

例えば、不動産やM&A仲介などの営業職は、1件の契約で動く金額が大きく、成約によって高額な成果報酬を得られる場合があります。また、保険営業においても、法人向けの大型契約や高額な保険商品を扱う場合は、契約内容や企業の報酬制度によって高いインセンティブを得られる可能性があります。

一方、商品単価が低い営業職では、多くの契約を獲得する必要があるケースもあります。

ただし、高単価商材を扱えば必ず稼げるわけではありません。高額な商品ほど契約までに時間がかかったり、専門知識が求められたりする場合があります。

稼げる営業職を選ぶ際は、商材の価格だけでなく、利益率や契約の獲得しやすさ、報酬制度まで確認することが大切です。

顧客の課題を解決する提案力を身につける

営業職で継続的に稼げる人材になるためには、顧客の課題を把握し、適切な解決策を提案する力が欠かせません。

例えば、保険営業では、顧客の家族構成やライフプラン、現在の保障内容などを踏まえた提案が求められます。

営業職で成果を上げるためには、以下のスキルが重要です。

  • ヒアリング力: 顧客の悩みや潜在的なニーズを引き出す
  • 課題分析力: 顧客が抱える問題を整理する
  • 提案力: 商品の特徴を顧客のメリットに結びつけて説明する
  • 関係構築力: 顧客との信頼関係を維持する

顧客から信頼される営業職になることで、成約率の向上や紹介による新規顧客の獲得も期待できます。

長期的に稼げる営業職を目指すなら、目先の契約だけでなく、顧客との信頼関係を築くことを意識しましょう。

実績を積み、より収入の高い業界や企業に挑戦する

営業職で稼げるようになるためには、実績を積み、より高い報酬が期待できる企業へ転職することも有効な選択肢です。

営業職は、売上や契約件数、目標達成率などの成果を数字で示しやすく、転職時に実績をアピールしやすい特徴があります。

例えば「年間売上3,000万円を達成した」だけでなく、「目標達成率120%を2年連続で維持した」と伝えれば、営業職としての実力を具体的に示せます。

また、法人営業や新規開拓営業、マネジメントなどの経験は、異なる業界でも評価される可能性があります。

現在の職場で収入アップが難しい場合は、営業経験を活かして、より稼げる業界や企業へのキャリアアップを検討してみましょう。

【業界別】稼げる営業職ランキングTOP10

営業職で高収入を目指すなら、業界ごとの年収水準を把握することが重要です。ここでは、公的な統計データを参考に、推定平均年収が高い業界TOP10をランキング形式で紹介します。各業界の主な営業職や特徴もあわせて確認していきましょう。

順位 業界・業種 推定平均年収 主な営業職
1位 金融業、保険業 663.9万円 法人営業、保険営業、証券外務員
2位 学術研究、専門・技術サービス業 629.9万円 コンサルティング営業、広告営業
3位 情報通信業 590.8万円 ハードウェア営業、Sler営業、SaaS営業
4位 不動産業、物品賃貸業 573.0万円 不動産売買営業、賃貸仲介営業、投資用不動産営業
5位 建設業 567.5万円 建設法人営業、住宅営業、リフォーム営業
6位 製造業 518.8万円 メーカー営業、ルート営業
7位 運輸業、郵便業 496.5万円 物流法人営業、輸送サービス営業
8位 卸売業、小売業 494.2万円 商社営業、卸売営業、法人向け販売
9位 複合サービス業 489.3万円 共済営業、協同組合の渉外営業
10位 その他サービス業 441.8万円 人材サービス営業、業務受託営業
※本ランキングは、厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」および総務省「令和4年就業構造基本調査」を参考に、筆者が独自に作成したものです。掲載している年収は営業職のみの平均年収ではなく、各業界の全職種を対象とした推定平均年収です。

出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
e-Stat 政府統計の総合窓口「令和5年賃金構造基本統計調査」

今回のランキングでは、金融業・保険業が推定平均年収663.9万円で1位となりました。2位は学術研究・専門・技術サービス業の629.9万円、3位は情報通信業の590.8万円と続き、専門知識や高度な提案力が求められる業界が上位にランクインしています。

特に、金融・保険業界では資産形成や老後の生活設計に関する相談ニーズがあり、顧客のライフプランに合わせた提案ができる営業職の活躍が期待されます。

また、情報通信業界では企業のDX推進を背景に、IT・SaaS営業の需要が見込まれます。不動産業界や建設業界でも、既存建物のリノベーションや省エネ設備への対応など、新たな営業機会が生まれています。

稼げる営業職を目指すなら、現在の年収水準だけでなく、業界の将来性や市場の成長性にも注目することが重要です。

【重要】転職で失敗しないために注意したいこと

【重要】転職で失敗しないために注意したいこと

営業職は成果次第で稼げる可能性がある一方、求人票に書かれた高年収だけで転職先を決めると、入社後に後悔する場合があります。

稼げる営業職を探す際は、給与だけでなく労働環境や教育体制にも注目しましょう。

「年収1,000万円可能」の言葉だけで転職先を決めない

稼げる営業職の求人には、「年収1,000万円可能」「月収100万円も目指せる」といった表現が使われることがあります。

しかし、記載された金額が社員の平均年収とは限りません。一部の高い成果を上げた営業担当者の実績や、一定の条件を満たした場合のモデル年収である可能性もあります。

営業職への転職では、以下の項目を確認しましょう。

  • 提示された年収のうち、固定給はいくらか
  • モデル年収は何年目の社員を想定しているか
  • インセンティブの支給条件は現実的か
  • 実際にその年収を得ている社員はどれくらいいるか

最高年収だけでなく、自分が入社した場合にどの程度の収入を見込めるのかを確認することが大切です。

高額インセンティブに隠れたブラックな労働条件に注意

営業職で高収入を得られる企業でも、必ずしも働きやすいとは限りません。

例えば、過度な営業ノルマが設定されていたり、休日や勤務時間外の対応が常態化していたりする場合は、収入が増えても心身への負担が大きくなる可能性があります。

また、求人票の給与額に固定残業代が含まれているケースもあるため、基本給や残業代の内訳を確認することが重要です。

営業職の面接では、平均残業時間や休日出勤の有無、営業目標の設定方法などを具体的に質問しましょう。

■営業職の面接で確認したい質問例

  • 営業担当者の月平均残業時間はどのくらいですか?
  • 休日や勤務時間外に顧客対応が発生することはありますか?
  • 評価指標は売上や契約数以外に何がありますか?
  • 営業目標を達成している社員の割合はどのくらいですか?
  • インセンティブの支給条件や計算方法を教えていただけますか?

稼げるかどうかだけでなく、無理なく働き続けられる営業職かどうかも転職先選びの基準にしてください。

求人票に「未経験歓迎」と記載があっても放置される可能性がある

営業職は、未経験者を採用している企業も多い職種です。しかし、「未経験歓迎」と記載されているからといって、教育体制が整っているとは限りません。

十分な研修がないまま営業活動を任されると、商品知識や提案方法を身につけられず、成果が出ない状態が続く可能性があります。

特に未経験から稼げる営業職を目指す場合は、次のようなサポート体制を確認しましょう。

  • 商品知識や営業手法を学べる研修があるか
  • 先輩社員による商談同行やフィードバックがあるか
  • 営業活動に必要な顧客情報やツールが提供されるか
  • 独り立ちまでの期間や目標設定が明確になっているか

営業職で長期的に稼げるようになるには、入社直後の給与だけでなく、成果を出せる人材へ成長できる環境を選ぶことが重要です。

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

ここからは稼げる営業職への転職を検討している方に向けて、よくある質問にお答えします。

未経験でも稼げる営業職はありますか?

はい、未経験からでも高収入を目指せる営業職はあります。

例えば、不動産営業や保険営業、人材紹介営業などでは、未経験者を採用している企業もあります。

ただし、営業職に転職した直後から高収入を得られるとは限りません。まずは商品知識や営業スキルを身につけ、安定して成果を出せるようになることが重要です。

未経験から稼げる営業職を目指すなら、給与制度に加えて研修制度や営業支援体制も重視しましょう。

フルコミッション型の営業職のリスクについて教えてください。

フルコミッション型は、売上や契約などの成果に応じて報酬が決まる仕組みです。成果次第で高収入を目指せる一方、以下のようなリスクがあります。

■フルコミッション型の営業職で注意したいリスク

  • 収入が不安定になりやすい: 契約を獲得できない期間は、収入が大幅に減少する可能性がある
  • 成果へのプレッシャーが大きい: 安定した収入を得るために、継続的に契約を獲得する必要がある
  • 経費が自己負担になる場合がある: フルコミッション型の営業職は業務委託での雇用も多く、業務委託契約では、交通費や通信費などを自分で負担するケースがある
  • 社会保険や税金の手続きが必要になる: 業務委託契約では、原則として国民健康保険や国民年金への加入、確定申告などを自分で行う必要がある

なお、雇用契約における歩合給には最低賃金などの労働法令が適用されるため、業務委託契約とは区別して考える必要があります。

安定して稼げる営業職を希望する方や営業未経験者は、固定給とインセンティブを組み合わせた給与体系も検討するとよいでしょう。

営業職に有利な資格やスキルは何ですか?

営業職は、必ずしも資格が必要な仕事ではありません。ただし、業界によっては専門資格や知識が役立ちます。

業界 役立つ資格 必要なスキル
不動産営業 宅地建物取引士、FP技能士、マンション管理士など 交渉力、提案力、不動産市場の分析力
金融・保険営業 FP技能士、保険募集人資格など ライフプランニング力、ヒアリング力・金融知識
IT・SaaS営業 基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、Salesforce認定アドミニストレーターなど 課題解決力、IT知識、論理的思考
人材紹介営業 キャリアコンサルタント、社会保険労務士など 傾聴力、マッチング力、キャリア提案力
M&A仲介営業 M&Aスペシャリスト、M&Aエキスパート、公認会計士など 財務分析力、交渉力、企業価値の分析力

※資格の取得が必須かどうかは、担当業務や企業によって異なります。

また、どの営業職でも、顧客の話を聞く力や課題を整理する力、わかりやすく提案する力は重要です。

稼げる営業職になるためには、資格取得だけを目的にするのではなく、実際の営業活動に活かせる知識やスキルを身につけましょう。

以下の記事では、営業職におすすめの資格を業界別にご紹介しています。営業職に転職して稼ぎたい方・取得すべき資格について知りたい方はぜひ参考にしてください。

まとめ

営業職は、企業の売上への貢献が評価されやすく、インセンティブ制度などによって高収入を目指せる職種です。

特にM&A仲介や不動産、金融・保険、IT・SaaS、人材紹介などには、成果次第で稼げる可能性がある営業職があります。

ただし、営業職なら誰でも稼げるわけではありません。高収入を目指すためには、給与制度や扱う商材、自分のスキルや適性に合った環境を選ぶことが重要です。

また、求人票に記載された高年収の実績だけで判断せず、労働条件や教育体制まで確認することも欠かせません。

稼げる営業職への転職を成功させるために、目先の年収だけでなく、長期的に成果を出し続けられる環境かどうかを見極めましょう。

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