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カードローン「セゾンマネーカード」4種類を紹介!審査と返済方法も解説
dカード ゴールドの審査基準
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セゾンマネーカードは、マネーカード・ゴールド・EX・パートナーカードの4種類!

セゾンマネーカードとはクレディセゾンが提供するカードローンの総称で、金利の低さが大きな魅力です。

スタンダードなマネーカードをはじめ、高所得者向けのゴールド、個人事業主向けのEX、専業主婦向けのパートナーカードの4種類があります。

今回は、4種類のセゾンマネーカードの特徴を紹介していきます。

審査についてや返済方法なども解説していきますので、利用をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

セゾンマネーカードとは

セゾンマネーカードとは

セゾンマネーカードとは、クレディセゾンが提供しているカードローンのことです。

種類としては、スタンダードなマネーカード、高収入者向けのマネーカード ゴールド、個人事業主向けのマネーカード EX、配偶者向けのパートナーカードの4つがあります。

金利はそれほど高くなく、むしろ魅力的な金利設定がされているのが特徴です。

低金利を重視している人やATM利用が多い人におすすめのカードローンといえるでしょう。

5つの特徴

セゾンマネーカードの特徴として、以下のようなことがあげられます。

  1. 金利が消費者金融より低め
  2. ATM利用手数料が無料
  3. 即時振込サービスで数十秒で振込可能
  4. 事業資金にも利用できる
  5. 配偶者向けのパートナーカードがある

それぞれ詳しく紹介していきます。

金利が消費者金融より低めでマネーカードなら15.0%固定

セゾンマネーカードの金利は、消費者金融と比べて低めに設定されています。

例えば、消費者金融の上限金利が法律で年20%までと定められているのに対し、セゾンマネーカードの標準的な「MONEY CARD」の金利は新規利用時に年15%までとなっています。

さらに年収条件を満たせば、「MONEY CARD GOLD」では年6.47%という金利を適用されることもあります。 

金利が低い分、支払う利息そのものの額が少なくなるほか、返済の回数や期間を短くすることもできます。

結果として返済総額の削減にもつながりやすいです。

低金利を活用することで計画的に借り入れ、早期に返済を終える戦略が立てられるのがセゾンマネーカードの強みといえます。

ATM利用手数料が全額無料

ATM利用手数料が全額無料である点も、セゾンマネーカードの特徴の一つです。

セゾンマネーカードでは、カード発行会社であるクレディセゾンが運営するATMだけでなく、全国の主要な銀行やコンビニATMも手数料無料で利用できます。

例えば、セブン銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行等のATMが対象となっています。

借り入れ時だけでなく返済時のATM操作でも手数料がかからないので、頻繁にATMを使う場合は大きくコストを削減できるでしょう。

他社は1回当たりの手数料が100円〜200円程度と決して高くはないものの、利用のたびに支払う金額が積み重なることを考えると、無料であることのメリットは大きいと言えます。

手数料が無料なら、計画的な資金繰りに活用しやすいですね。

即時振込サービスで数十秒で振込可能

セゾンマネーカードでは、WEBの会員専用ページから「ONLINE即振込サービス」を利用でき、申し込みから数十秒でお金を借り入れることが可能です。

ONLINE即振込サービスは、インターネットバンキングの振込と同様に、ネットから依頼を入れるだけでほぼ瞬時にご自身の銀行口座に振り込んでもらえるサービスです。

利便性が高く、申請からお金を受け取るまでのスピードが早い点が大きなメリットです。

ただし、振込可能な時間帯(平日9〜15時)や振込先口座の条件があるほか、休日は翌営業日扱いとなるといった制限もありますので注意が必要です。

事業資金や自由資金に利用できる

銀行系のカードローンの中には、借り入れの目的を自由資金のみに限定している商品がありますが、セゾンマネーカードでは借り入れたお金の使途が自由で、事業資金への充当も可能です。

例えば、個人事業主が事業拡大のために機材購入費用として活用したり、自営業者が仕入れ資金に充てたりすることができます。

このため、起業したばかりの人が運転資金として利用するケースも少なくありません。

十分な自己資金がない個人事業者にとって、低コストで融資を受けられるメリットは大きいと言えます。

配偶者でも利用できるパートナーカードがある

セゾンマネーカードの特徴として、配偶者である専業主婦でも利用できる「パートナーカード」が用意されている点があげられます。

パートナーカードは、セゾンマネーカードを持っている本会員と生計を共にする配偶者が申し込むことができます。

本会員と同様の条件で借り入れが可能で、限度額や金利も本会員と同一です。

専業主婦の方でも収入がなくても利用できるため、家計のやりくりに役立ちます。

また、本会員のカードとは別にパートナーカードを持つことができるので、ある意味夫婦別々の小口現金という意味合いもあります。

共働き家庭が増える中、家計管理の選択肢を広げるうえで、セゾンマネーカードのパートナーカードは便利なサービスといえるでしょう。

事前に知っておくべきデメリットはある?

  • 即日融資には非対応であるため時間がかかる
  • 新規利用時の限度額が100万円とやや低め
  • 学生は利用できない
  • 専業主婦はパートナーカード以外利用不可
  • 利用明細などが自宅に郵送される

即日融資には非対応であるため時間がかかる

セゾンマネーカードは、申し込んだ日に即日での借り入れができません。

申し込みから実際に資金を借りられるようになるまで、通常一週間から10日程度を要します。

これは審査には即日対応しているものの、審査通過後にローンカードが郵送される必要があるためです。

カード到着まではATMからの借り入れができませんし、即振込サービスの利用開始にも制限があります。

そのため、クレジットカードのキャッシングや消費者金融のカードローンと異なり、緊急で当日中に現金が必要といった場合には融資が間に合わない可能性が高いです。

資金繰りの余裕がない状況下での活用は難しく、十分な事前の資金計画が立てやすい場合に向いているのがセゾンマネーカードの特性といえます。早さを必要とする用途には向きません。

新規利用時の限度額が100万円とやや低め

セゾンマネーカードでは、新規利用時の限度額が100万円とやや低めに設定されています。

これは、セゾンマネーカードの中で最もスタンダードな「MONEY CARD」の基本条件で、他社の消費者金融や銀行系カードローンの限度額平均200万円〜800万円と比べると低い水準です。

例えば突発的に200万円程度の資金が必要になった場合、新規利用のセゾンマネーカードだと不足額が発生してしまいがちです。

利用後に増枠申請を行うことも可能ですが、その分手間と時間がかかってしまいます。

一度に多額の資金を必要とする場合や、増枠審査を避けたい場合は、他社カードローンを併用することでこのデメリットを補完することや、他のカードローン利用の検討が必要です。

学生は利用できない

セゾンマネーカードのデメリットとして、学生は利用対象外である点があげられます。

セゾンマネーカードの申し込み条件をみると、「20歳から75歳までの安定した収入のある方」と定められており、学生はこれに該当しません。

無職の人も同様に申し込むことができません。

これは、返済能力を厳格に判断するためと考えられます。

学生はアルバイトなど不安定な収入源が多い一方、親の経済的支援を受けているケースも多く、実際の返済力を見極めにくい側面があるとされています。

そのため、緊急でお金が必要な場合はセゾンマネーカードではなく、消費者金融や教育ローンの利用を検討しましょう。

専業主婦はパートナーカード以外利用不可

専業主婦はパートナーカード以外の申し込みができません。

セゾンマネーカードの主な商品である「MONEY CARD」や「MONEY CARD GOLD」は、申込条件に「安定した収入があること」が定められています。

専業主婦は無職であるためこれに該当せず、申し込むことができません。

ただし、配偶者がセゾンマネーカード会員であれば、専業主婦でも配偶者と同条件で利用できる「パートナーカード」を申し込むことが可能です。

夫婦間の同意が前提ですが、パートナーカードなら専業主婦でも家計や子育てに役立てることができるでしょう。

自分名義でのカード利用を希望する場合は別途対応が必要ですが、最小限のニーズであればパートナーカードで十分に対応できます。

利用明細などが自宅に郵送される

セゾンマネーカードを利用すると、借入や返済の利用明細が必ず郵送されます。

明細には「クレディセゾン」の文字が表記されるため、家族に見られるとカードローンを利用していることがバレてしまう可能性があル、という点でデメリットと言えるでしょう。

また、スマートフォンで明細をチェックできるサービスがあるものの、紙の明細が郵送されてくる仕組みを止めることはできません。

家族に内緒で借りている人にとってはストレスになり兼ねません。

万が一、返済をめぐって家族から文句を言われたくないということであれば、セゾンマネーカードではなく、明細までネット完結型の消費者金融を利用することをおすすめします。

セゾンマネーカード全4種!各カードの特徴を紹介

セゾンマネーカード全4種!各カードの特徴を紹介

セゾンマネーカードには以下の4種類があり、それぞれの対象者や特徴が異なります。

各カードの違いを知り、自分に合ったものを利用することが大事です。

  • MONEY CARD(マネーカード)
  • MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)
  • MONEY CARD EX(個人事業主専用カード)
  • パートナーカード(配偶者専用MONEY CARD)

ここでは、セゾンマネーカード4種類のそれぞれの対象者、金利や限度額といった条件、特徴や留意点を詳しく解説していきます。

自分に合ったセゾンマネーカードを見極めてみましょう。

MONEY CARD(マネーカード)

MONEY CARD(マネーカード)

MONEY CARDは、セゾンマネーカードの中でも最もスタンダードなカードローンです。

  • 幅広い年齢層が利用可能
  • 新規申込時の金利が15% 
  • 借入限度額は最大300万円
  • ATM手数料が全額無料
  • 即時振込サービスでスピーディーに借り入れ可
  • 事業資金や自由資金に利用できる

金利15%は消費者金融並みですが、実質年率で表示されており割高感は少ないです。

また使い勝手の良さから、ファミリー向けの汎用ローンとしての需要が高いカードローンといえます。

金利 年8.0%~17.7%(新規入会の場合は年15.0%)
限度額 最高300万円(※新規入会の場合は最高100万円)
担保・連帯保証人 不要
Web完結 ○(カードは郵送)

出典:借り換えにもおすすめのマネーカード|クレディセゾンのカードローン

MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)

MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)

MONEY CARD GOLDは、セゾンマネーカードの中でもワンランク上のカードローンです。

  • 年収400万円以上の高所得者が対象
  • 金利が低い(年6.47%)
  • 借入限度額が高い(最大300万円)
  • 配偶者専用のパートナーカードも発行可能
  • 即時振込サービスやATM手数料免除の特典が用意されている

消費者金融並みの金利設定が多い中、年6%台という金利は魅力的ですよね。

審査基準は厳しいものの、条件をクリアできればコストパフォーマンスは高いでしょう。

金利を抑えたい方におすすめのマネーカードです。

金利 年6.47%(300万コース)/年8.47%(200万コース)
限度額 200万円または300万円
担保・連帯保証人 不要
Web完結 ○(カードは郵送)

出典:最大300万円の借入限度額 マネーカードゴールド|クレディセゾンのカードローン

MONEY CARD EX(個人事業主専用カード)

MONEY CARD EX(個人事業主専用カード)

MONEY CARD EXは、個人事業主や自営業者向けのセゾンマネーカードです。主な特徴は以下の通りです。

  • 借入金を事業資金として利用可能
  • 総量規制の例外扱いで、事業計画に応じた額を借りられる
  • 金利は15% (変動なしの固定)
  • 1年以上の事業実績が必要
  • 個人名義の口座への振込が前提

事業資金や運転資金が必要な個人事業主にとって、低金利で必要資金を調達できるメリットが大きい商品です。成長投資などの際に活用しやすいでしょう。

決算書類の提出が必要な点に注意が必要です。

金利 年15.0%
限度額 1~100万円
担保・連帯保証人 不要
Web完結 ○(カードは郵送)

出典:個人事業主の皆様にマネーカードEX|クレディセゾンのカードローン

パートナーカード(配偶者専用MONEY CARD)

パートナーカード(配偶者専用MONEY CARD)

パートナーカード(配偶者専用MONEY CARD)は、セゾンマネーカードを持っている本会員と生計を共にする配偶者が申し込めるカードローンです。

主な特徴は以下の通りです。

  • 本会員と同じ限度額、金利で借り入れ可能
  • 収入がなくても申し込み可(専業主婦でもOK)  
  • 本会員の承認が必要
  • 本会員と合算での請求となる
  • 即時振込サービス等の特典は利用不可

パートナーカードなら専業主婦でもカードを利用でき、家計のやりくりに活用できるので便利です。

夫婦での利用を前提としたサービスといえますね。

※カードデザインは本会員と同種のデザインで発行されます。

出典:大切な配偶者様にパートナーカード|クレディセゾンのカードローン

気になる審査について

気になる審査について

セゾンマネーカードを利用するにあたって、多くの人が気になるのが在籍確認の有無や、実際に審査にかかる時間です。

ここではセゾンマネーカードの審査難易度や、スピード感を含めて実際の審査について紹介します。

審査基準は厳しい?

セゾンマネーカードの審査基準は、消費者金融ほど甘くはないものの、信販系のため銀行カードローンほど厳しくもありません。

信販系カードローンの典型的な基準といえます。

審査のポイントは他のローンと同様、年齢、職業、勤続年数、収入状況など。銀行系の審査に落ちた人でも通過できる可能性も0ではありません。

在籍確認は「ある」

また、セゾンマネーカードの審査時には在籍確認が行われます。

セゾンマネーカードを申し込むと、審査の際にクレディセゾンから申込者が記入した勤務先に直接電話が入り、勤務の事実と申告内容の確認がとられます。

在籍確認で問題がなければ審査を通過できますが、確認に時間がかかったり職場の方が不審に思ったりするケースもあるようです。

審査結果が出るまでのスピードやプライバシーの観点からは少しデメリットがあると言えます。

審査時間はどれくらいかかる?

セゾンマネーカードの審査結果が出るまでの期間は、最短で即日ですが通常は1週間から10日程度を要します。

即日で結果が出る人もいれば10日かかる人もいるようです。

これは審査そのものにはそれほど時間がかからないものの、ローン利用カード発送のために日数が必要となるためです。

なお、カードが届いても新規申込から6営業日間はオンライン振込ができないなどの制限がありますので、実質的に資金を借りられるまで2週間程度待つ必要があると考えた方が無難です。

全体として、Web完結型の消費者金融と比べると時間がかかる方ではあるものの、銀行カードローンと比較するとそれほど長くはない審査時間だと言えそうです。

【要確認】返済方法と返済日

【要確認】返済方法と返済日

ここではセゾンマネーカードの返済方法と、方式別の返済日を紹介します。

滞りなく、スムーズに返済をするには、まずこの違いをしっかり押さえ、自分に合った方法を選ぶことが必要不可欠です。

返済方法は2種類

セゾンマネーカードの返済方法は「口座引き落とし」と「ATMからの入金」の2種類になります。

それぞれの方法を確認していきましょう。

口座引き落としでの返済

口座引き落としの場合は、予め指定した本人名義口座から自動的に引き落としが行われます。

毎月4日に、前月の締め日現在の請求額が、登録した口座から引き落とされます。4日が休業日の場合は翌営業日の引落しとなります。

この方法のメリットは、返済の手間が不要な点です。

口座に返済用のお金を入金しておけば、自動で引き落しが実行されるため返済忘れのリスクを防げます。また引き落し手数料が不要な点も魅力です。

ATMでの返済

もう一つの返済方法であるATMでの返済の場合は、全国の提携ATMにて返済をすることができます。

返済日は5日・10日・25日・末日から好きな日を選択でき、その日までにATMへ行き、画面の操作で返済処理を行います。

利用できるATMには、銀行やコンビニのATMのほか、クレディセゾンATMも含まれており、場所や時間の選択肢が広いのがメリットです。

返済方式は利用残高に応じた定額リボルビング方式

セゾンマネーカードは定額リボルビング方式の返済方式を採用しています。

定額リボルビング方式とは、毎月返済する金額が自動的に設定される方式です。利用残高に応じて返済額が決まります。

例えば締切日に残高が10万円だった場合、次回の返済額は4,000円となります。残高50万円であれば毎月14,000円の返済となる、といった具合です。

新規利用がなく前月分と同じ利用残高なら返済額は変わらず固定されるため、毎月支払う金額の変動リスクが低く計画性が高いという特徴があります。

利用があったときの締切日残高 返済額
10万円 4,000円
30万円 12,000円
50万円 14,000円
100万円 29,000円
150万円 40,000円
200万円 50,000円
250万円 65,000円
300万円 75,000円

出典:各種マネーカードの返済方法|クレディセゾンのカードローン

記事まとめ

記事まとめ

この記事では、4種類のセゾンマネーカードの特徴、セゾンマネーカードの審査や返済方法などを解説しました。

セゾンマネーカードの4商品はそれぞれ対象とする人の属性が異なるため、自分の状況やニーズと合致するカードを選ぶことが大切です。

金利の低さを活かすのであれば期日までの余裕を持った計画的な資金調達に、スピード感を重視するなら即日融資の消費者金融などを検討するなど、特徴を理解した上でセゾンマネーカードの利用を決めることをおすすめします。

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