
レイクはブラックリストでも借入できる?載らないためのポイントは?
「レイクを検討しているけど、過去に滞納していた」
「ブラックリストに載ってたら審査に通らないって知恵袋で見た」など、レイクを検討する上で不安になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、信用情報の仕組みやブラックリストに載ってしまう基準、レイクの審査への影響などをわかりやすく解説します。
レイクはブラックリストに載ると審査に通りにくい

レイクでは、他の金融機関と同様に「信用情報」に基づいて審査を行います。
この信用情報に、事故履歴などの問題があると、審査に通過するのは難しくなります。
特にブラックリストと呼ばれる状態にある方は注意が必要です。
レイクは、申込者がブラックリストに載っていないかなども確認しながら判断を行っており、状況によっては審査落ちの可能性が高まります。
そもそもブラックリストって?
そもそも、ブラックリストとは何なのでしょうか。
ブラックリストとは、俗称のことであり、実際には信用情報機関に記録されている「金融事故情報」の事を指します。
後ほど詳しくご紹介しますが、長期間の返済延滞や自己破産などを含む債務整理、強制解約など、信用に関わる重大な履歴です。
この履歴が残ることブラックリスト掲載されると言われています。
ブラックリストに載ってしまう理由

ブラックリストに掲載されると、返済能力に大きな不安があることになります。
どのような理由でブラックリストに載ってしまうのか、見ていきましょう。
カードローン・クレジットカードの大幅な滞納
まずは、カードローンやクレジットカードなどの滞納(延滞)です。
レイクだけに限らず、返済を遅れることは信用情報に大きな影響を与えます。
基本的に、61日以上支払いが遅れると、「延滞情報」として信用情報に登録されます。
完済したからと安心してはいけません
「完済したし、もう関係ない」と思っていても要注意です。
特に、何度か督促状を受けた経験がある方や返済日を何度も延長してもらった記憶がある方は、ブラックリストに掲載されている可能性が高く、レイクの審査に影響を与えます。
債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)をしている
「どうしても返済ができなくなったから債務整理をした」という方は、ブラックリストに載っている可能性が非常に高いです。
債務整理とは、返済が難しくなったときに、法律に基づいて借金の負担を軽くしたり、返済条件を見直したりする手続きのことです。
任意整理・個人再生・自己破産・特定調停などいくつか種類がありますが、どれを行っても信用情報には大きな影響を与えます。
代位弁済を行った
代位弁済とは、保証会社があなたの代わりに金融機関へ返済を行うことを指します。
これは、契約者が返済能力が低下したことではなく、返済不能になったことを意味するため、信用情報には重大な事故情報として登録されます。
レイクには保証会社はない
レイクには保証会社はついていません。
一般的に保証会社を立てて、その会社が審査や保証を行いますが、レイクでは自社で審査を行っています。
とはいえ、レイクに保証会社がついていなくても、みなさんに影響が出るわけではないため、ご安心ください。
カードローンやクレジットカードの強制解約を受けている
再三の督促や催促に応じずに、返済などを行わなかった場合は、強制解約になる可能性があります。
強制解約がされると、利用資格を強制的に失うことになりローンカードやクレジットカードが利用できなくなります。
強制解約は、「契約者との信用に問題があった」と判断されるため、金融事故情報として扱われます。
レイクを申込む前に、強制解約がされている場合は、レイク側で「信用力に問題があるので、ウチでも返済してくれない可能性がある」として、審査に通過できない可能性があります。
申込ブラックになっている
ブラックリストに掲載されるわけではありませんが、ブラックリストと同じくらいに注意したいのが「申込ブラック」です。
レイクを含めたカードローンには、延滞だけではなく申込の履歴も登録されます。
短期間にレイクを含めた複数社に申込みをすると「相当お金に困っている」と判断され、審査に通りにくくなります。
例えば、1週間以内に3~5社に申込んだ経験がある方は要注意です。
申込情報は6ヶ月は、記録されるためレイクで借りたい場合には、期間を空けてから行うのが得策です。
レイクに申込む前にブラックかどうか確認しましょう

「ブラックリストに載ってるの?」と少しでも不安がある場合には、レイクに申込をする前に、ブラックリストに載っているのか信用情報を確認しましょう。
信用状況を知らずに申込をしてしまうと、審査に落ちるだけではなく、さらに不利な記録を残してしまう可能性もあります。
まずは、ブラックリストに該当するのかを知るところから始めましょう。
レイクの加入指定信用情報機関は3つ
レイクでは、主に3つの信用情報機関の情報を参照して審査を行います。
信用情報機関とは、信用情報を取り扱っている組織であり、レイクなどの貸金業者は法律によって、どこかに加入しなければなりません。
レイクの加入指定信用情報機関と特徴は次のとおり。
加入指定信用情報機関 | 特徴 |
---|---|
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 消費者金融やクレジットカードなどの幅広い与信情報を管理 |
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | クレジットカード関連の与信情報を管理 |
全国銀行個人信用情報センター | 金融機関からの借入や支払状況などを管理 |
ブラックリストに該当しているがどうかは、上記の3つの機関にそれぞれ開示請求を行うしか、確認することはできません。
開示請求の方法はオンラインまたは郵送
ブラックリストに載っているのか、確認する方法はオンラインまたは郵送の2つです。
個人でも簡単に開示請求できる反面、必ず費用が発生します。
オンラインでの確認方法
各機関ごとに若干の違いはありますが、手順は次のとおりです。
- 信用情報の開示を選択
- 本人認証を行う
- お客様情報を入力
- 手数料を支払う
- 閲覧する
オンラインで開示する場合の、費用は次の通りです。
加入指定信用情報機関 | 費用 |
---|---|
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 1,000円(税込) |
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | 500円(税込) |
全国銀行個人信用情報センター | 1,000円(税込) |
郵送での確認方法
郵送での開示手順は、次の通りです。
- 信用情報開示申込書を記入
- 本人確認書類を準備する
- 手数料を準備する※
- 書類を送付する
- 7~10日で、書類が届く
郵送で確認する場合の費用は次のとおり。
加入指定信用情報機関 | 手数料(税込) | 手数料準備方法 |
---|---|---|
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 1,300円 | コンビニで郵送開示利用券を購入 |
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | 500円 | コンビニの郵送開示利用券 ゆうちょ銀行の定額小為替証書 |
全国銀行個人信用情報センター | セブンイレブン:1,124円 ローソン・ファミリーマート等:1,500円 | コンビニで郵送開示利用券を購入 |
ブラックにならないためにできることは?

「ブラックリストには載りたくない」という方が大半だと思います。
レイクだけではなく、借入をする場合、1回の油断が長期間の記録として残る信用情報はできるだけ、良い履歴を残した方が良いです。
ここからは、レイクを借り入れする前にブラックリストに載らないためできることを紹介します。
返済は絶対に遅れない
まずは、絶対にレイクの返済に遅れないことです。
61日以上で、金融事故として扱われ、数日程度の遅れでもレイク側では「期日を守れない人」という印象がつきます。
「レイクの返済日をうっかりしていた」
「残高がなかった」などレイクに言い訳は通用しません。
小さなミスでも信用情報に影響します。
レイクには遅れないための方法がたくさんある
レイクには、返済忘れを防止するために多くの方法があります。
「絶対にブラックリストに入りたくない」という方は、レイクで次の方法を試してみましょう。
- レイクアプリをダウンロードし、通知を受け取る
- メールお知らせサービスを利用する
- 口座振替にする
よほどのことがない限り、1回でブラックリストに載ることはありません。
ブラックリストは小さな積み重ねが起こす金融事故です。
とはいえ、ブラックリストに入らないために皆さんがまずできることは、借入後の返済をしっかり守ることです。
利用しない契約は解約する
使っていないカードローンやクレジットカードがある場合、それだけで「借入する可能性がある」と判断され、審査に影響します。
レイクを含めたカードローンは、自己申告しない限り契約は終了しません。
「前に、違うカードローンで借りた記憶がある」という方は、注意が必要です。
ブラックリストに直接影響するものではありませんが、信用情報を健全に保つためには、必要なものだけ残し、不要なものは自己申告で解約をしましょう。
携帯代金の支払いにも注意する
意外と見落としがちなのが、携帯代金の支払いです。
「携帯代金はカードローンと関係ないんじゃ?」と思うかもしれません。
しかし、携帯の本体代金は割賦販売契約(分割ローン払い)とされるため、信用情報に登録されます。
そのため、携帯代の支払いが遅れてしまうと、信用情報に大きな影響を与えます。
こちらもブラックリストに直接的に影響するものではありませんが、滞納が多い場合、ブラックリスト入に近い状態になってしまうので注意してください。
ブラックリストに関してよくある質問

ここからは、ブラックリストに関するよくある質問と回答をまとめました。
ブラックリストに掲載されるのはいつまで?
ブラックリストに掲載されると、返済能力の観点で審査に通らない可能性が高くなります。
ブラックリストに掲載された情報の保有期間は、内容によって異なります。
事故内容 | 保有期間の目安 |
---|---|
多重申込 | 約6ヶ月 |
延滞 | 約5年 |
任意整理 | 約5年 |
個人再生・自己破産 | 約5年~10年 |
強制解約・代位弁済 | 約5年 |
保有期間は、事故が解消されてからカウントされる
ここで重要なのは、ブラックリストに掲載される保有期間は、金融事故が解消されら日から記録されるということです。
例えば、2019年に自己破産し、2021年に解消した場合、2029年までではなく2031年まで自己破産の記録が残ります。
信用情報の履歴削除は自己申告?
いいえ。
信用情報の履歴削除は、自己申告ではなく自動削除です。
そのため、自分がいくら申告をしても保有期間内は削除されません。
さらに削除の通知もされないため、自分で信用情報を確認する必要があります。
ブラックでもお金を借りる方法はあるの?
はい。
ブラックリストでもお金を借りる方法はあります。
レイクを含めた消費者金融は、基本的にブラックリストに掲載されている場合は借入ができません。
そのような場合には、次の方法を試しましょう。
- 生命保険の契約者貸付制度の利用検討
- クレジットカードのキャッシング枠の利用
- 保有している貴金属を質入れ
どれも簡単ではありませんが、ブラックリスト関係なくお金を借入できる方法です。
記事のまとめ

ブラックリストに載っている場合、レイクで借入するのは非常に難しいのが現実です。
ブラックじゃなければ、レイクで借り入れできる可能性はあります。
とはいえ、「ブラックじゃない=レイクで借入可能」というわけではありません。
レイクで借入をしたい場合は、まず自分の信用情報を確認し今回ご紹介した金融事故を起こしていないかチェックしましょう。