3,000人に聞いた最新リフォーム事情! つけてて良かった設備人気ランキング&コスパを上げる補助金・助成金活用
更新日:2023.03.17

テレワークの普及や働き方の多様化で在宅勤務が増えた昨今、住居環境について見直し、リフォームを考えている人も多いのではないでしょうか。
「おうち時間」を充実させるため、家族が快適に生活できるように、より長く住み続けるためなど、毎日過ごす住居だからこそ、じっくり考えたいですよね。
そこでリフォーム事情について、11,000人の事前調査から3,000人以上のリフォーム経験者を抽出。どのような目的で、どのぐらいの金額をかけてリフォームを行っているのかなどを調査しました。
さらに、リフォームとあわせてつけて良かった便利な住宅設備の人気ランキングから、コスパを良くしてくれるのに意外と知られていない補助金・助成金までをリサーチしました。
また、実際のリフォーム業者にもインタビュー。団塊世代のジュニアたちが50代に突入し、リフォーム需要を迎え「新築からリフォームへ」と活気づくリフォーム業界で働く人だからこそわかる、業者との付き合い方や注意点など、リフォーム事情のリアルを探っていきます。
調査概要
調査名:リフォーム事情!リフォーム箇所ランキング&満足度や費用
調査方法:アイブリッジ株式会社「Freeasy」を用いたインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:(事前調査)2023年1月23日〜1月25日、(本調査)同年2月1日〜2月4日
調査対象:(事前調査)15歳以上の男女11,000人、(本調査)15歳以上の男女3,000人
調査元:R&C株式会社 ※%は小数点第3位で四捨五入
目次
リフォーム事情3,273人に大調査! リフォーム箇所ランキング&満足度や費用を公開

まずはリフォームについての意識調査を11,000人に行い、実際にリフォームを行った3,273人のリフォーム費用や、リフォームした箇所、満足度を調査しました。いったい、どのような結果になっているのでしょうか?
7割以上の人がリフォームに満足!
リフォームをしたことがある人に、満足度を聞いてみました。

リフォームを行った3,273人のうち、「非常に満足」「やや満足」と答えたのは合計で76.23%で、4人に3人の人が満足していることがわかります。
リフォーム代は200万円以上かける人が3割以上!
次に、リフォームにかけた金額がどのくらいかかったかを聞きました。

リフォームにかけた金額で最も回答者数が多かったのは「200万円以上」で、34.22%でした。

満足度の質問で「非常に満足」と回答した人がリフォームにかけた金額を見ると、「200万円以上」が36.50%、「50万円未満」が23.07%、「50万円以上100万円未満」が17.72%となっています。
また、事前に考えていた予算と実際にかかった金額についても聞いてみました。

結果は、予算内に収まった人・予算通りだった人が51.24%で最多。次いで、増加額が「50万円未満」だった人が22.18%と続くことから、想定より大幅な出費を強いられた人は比較的少なかったと見ることができます。

予算より増えた額に関しても、「非常に満足」と回答した人の内訳を見ると、やはり予算内に収まった人が6割を超えています。全体の傾向と同様ですが、予算内に収まることも満足度に影響するといえるかもしれません。
人気のリフォーム箇所は水回り! 壁紙交換がリフレッシュ感向上で上位に食い込む
リフォーム経験者は、具体的にどの場所をリフォームしたのでしょうか。人気のある箇所をランキングにしました。

人気のリフォーム箇所は、1位「トイレ」16.29%、2位「風呂」13.77%、3位「キッチン」13.23%と続きます。
やはり水回りは、生活の質を左右する大事なポイント。リフォームしたいと考えるのは当然でしょう。
水回りに次ぐ9.09%で5位に入った「壁紙」は、引っ越しをしなくてもリフレッシュできるので人気があるようです。
【リフォーム満足度】3,000人が選んだ人気の住宅設備ランキング! 1位は「浴室乾燥・暖房機」
リフォームとあわせて考えたいのが、オプションでもつけられる便利な住宅設備です。
理想の環境を整えるためには、何が人気で、満足度はどのようになっているのか、事前調査でリフォームを行ったと回答した3,273人のうち3,000人に追跡調査を行いました。

住宅設備でもっとも満足度が高かったのは「浴室乾燥・暖房機」 !トップ5を発表

理想の住宅設備は住む人や住空間によっても違いがありますが、アンケート1位は「浴室乾燥・暖房機」など浴室関連が上位にランクイン。冬場や梅雨の洗濯でも乾燥できることや、急激な温度変化で血圧が大きく変動することなどが原因のヒートショックへの対策など、温度管理がなされている浴室に対する満足度が高いと見て取れました。
2位はトイレの「洗浄機能付き便座」。気持ち良く快適で絶対に必要という声が多くありました。4位は「IHクッキングヒーター」で、火災予防だけでなく、掃除が楽になるといったことから支持を集めたようです。
続いて、満足度が高い1〜5位のうち、一戸建て、マンションそれぞれではどのような箇所に人気があるのか見ると、一戸建ての「浴室乾燥・暖房機」13.9%に続いて、「洗浄機能付き便座」と「IHクッキングヒーター」が同率8.3%の順。
マンションは、「浴室乾燥・暖房機」11.8%、「洗浄機能付き便座」10.3%、「食器洗浄乾燥機」8.8%となりました。一戸建て、マンションともに浴室、トイレ、キッチンの順で選ばれていることがわかります。
人気の住宅設備について、ジャンル別に満足度と体験者のリアルボイスを見ていきましょう。
住宅設備・風呂部門では「浴室乾燥・暖房機」が突出

人気のリフォーム箇所である浴室の1位は「浴室乾燥・暖房機」で13.53%となりました。2位は「追い焚き・保温機能付き浴槽」7.79%、3位は「ユニット・システムバスにした」6.88%です。1位から3位は老若男女を問わず需要が高く、快適性がアップするリフォームです。
- 浴室乾燥・暖房機では、冬も浴室を暖かくでき、洗濯物も乾かせるので便利
- ヒートショックが予防できる
- 小さな子がいるので、風邪の予防に必要なリフォームだと思う
- 悪天候の日に、洗濯物を干すことができて助かる。カビ対策にもなる
■「浴室乾燥・暖房機」の体験者の声
- いつお風呂に入っても適温で、しかも手間がかからない
- 追いだき機能で冷めたお湯を温めることができ、風呂の水を捨てることなく利用できる
- 家族の入浴時間がばらばらなので追いだきができる機能に満足
■「追いだき・保温機能付き浴槽」の体験者の声
- 今まではタイルの浴槽だったが、ユニットバスにしたことでお湯が沸く時間が格段に早くなった
- 毎日使うもので、家族全員が喜べる住宅設備
- 掃除が楽になった
■「ユニット・システムバスにした」の体験者の声
住宅設備・トイレ部門はやはり「洗浄機能付き便座」が人気

トイレ部門では、「洗浄機能付き便座」8.75%、「独立洗面台にした」1.39%の順です。トイレは、快適性を考慮したリフォームになっています。
- 温水便座の取り付けで心地よい排便ができるようになった
- トイレタイムが楽しくなった。冬のトイレが暖かい
- 昔の温水洗浄便座に比べると技術が格段に上がっている
■「洗浄機能付き便座」の体験者の声
- 車いすで利用できるようになった
- きれいになった。使いやすくて収納しやすい
- 使いやすさが増し、設置面積も小さくなって空きスペースが増えた
■「独立洗面台にした」の体験者の声
住宅設備・キッチン部門では「IHクッキングヒーター」が首位!「エコ給湯」の普及も進む

キッチン部門では、1位「IHクッキングヒーター」7.27%。2位「エコ給湯器」5.4%、3位「食器洗浄乾燥機」4.21%です。キッチンでは、安全性を考えたリフォームが多く、ガスよりも電気を利用する傾向が多く見受けられます。
- ガスよりIHの方が掃除しやすく調理も安全
- 子どもが料理をするため重要視した
- キッチンまわりがあまり汚れないし、火がないから安心
■「IHクッキングヒーター」の体験者の声
- 火を使用しないため火災の危険性が低い
- ガス代がびっくりするほど安くなった
- 深夜電力でお湯を温めるので、経済的に良かった
■「エコ給湯器」の体験者の声
- 食後の後片付けが楽になって自由時間ができた
- 洗う手間がないと思うと、ストレスなく調理器具や食器類を使えて心に余裕ができる
- 家族が5人で、使用するお皿が多くても皿洗いをほとんどしなくてすむのがすごく楽
■「食器洗浄乾燥機」の体験者の声
住宅設備の床・窓・室内環境部門は、王道「手すり」が最多!快適な温度管理設備も追従

床・窓・室内環境部門では、1位「手すり」5.31%で、納得の結果に。「複層ガラス・二重窓」「床暖房」も負けず劣らずの人気で、安全性と暖かさを中心にリフォームしていることがわかります。他の項目と違い、室内環境では、上位3つの箇所が多い傾向にあります。
- 階段の上り下りを助けてくれる手すりは重要な手段でした
- 両親が高齢のため階段の利用に安心できて大変満足しています
- 孫が小さいので手すりを付けたのですが、自分たちの老後にも活躍します
■「手すり」の体験者の声
- 窓ガラスがまったく結露しなくなり、寒波がきても窓近くが以前ほど寒くなくなった
- 二重窓と高級断熱材を使用したので、夏は涼しく冬は暖かく省エネタイプで快適
- 窓の断熱性が高まり、エアコンの効きが良くなった
■「複層ガラス・二重窓」の体験者の声
- 冬は寒いからエアコンだけではしのげない
- ペットを飼っているから
- タイマーもつけて寒い冬の朝でも起きる前から部屋が暖かく、すぐに起きられる
- エアコンと違ってほこりが舞わないので健康的
■「床暖房」の体験者の声
住宅設備・収納部門のクローゼット人気はほぼ同等

収納部門では、「大型クローゼット」が1%、「シューズインクローゼット・玄関収納」は0.62%となりました。新しく収納する場所をつくるというよりも収納力アップのリフォームが定番のようで、どちらの人気も同じくらいです。
- 収納スペースを多くして分別もできたから、どこに何があるか分かりやすくなった
- 増える一方の衣類や雑貨の置き場に、とても余裕ができた
■「大型クローゼット」の体験者の声
- 収納力抜群で玄関がすっきり片付き、観葉植物を置いたりしてモデルハウスみたいになり、大満足
- たくさん靴を収納できる
■「シューズインクローゼット・玄関収納」の体験者の声
その他の住宅設備は、駐車場と発電関連がワンツーフィニッシュ

その他の住宅設備では、1位「駐車場・ガレージ設備」4.78%。2位「太陽光発電・蓄電池」4.02%です。
- 余裕ある駐車ができることと、車のメンテナンスがやりやすくなったこと
- 雪が降っても、車の雪かきをする必要がないから
■「駐車場・ガレージ設備」の体験者の声
- 最近、電気料の値上げでみんな大変なのに、太陽光発電のおかげで助かっている
- 費用はかかったが、将来的に考えるとコストを抑えられたのかなと思う
■「太陽光発電・蓄電池」の体験者の声
コストパフォーマンスに関する満足度もあるのでチェックしてみてください。
3,000人が投票! リフォーム経験者が選んだ住宅設備ランキングまとめ

複数選択制の「リフォームで付けたオプション」についての回答は、「風呂の暖房」「洗浄機機能付きトイレ」が多くを占める結果になりました。また、3,000人中908人の30.27%は、「特に付けていない」と回答したことから、7割もの人がリフォームをする際にオプションで住宅設備を付けていました。
もっともオプションとして利用されているのは、1位の「洗浄機能付き便座」で22.57%です。2位は「浴室乾燥・暖房機」の22.27%。3位は「追いだき・保温機能付き浴槽」の18.93%です。
トップ3のうち、2つが風呂の暖房関連ということから、健康を意識している人が多いともいえますね。お風呂好きの日本人らしいといえるかもしれません。
【リフォーム希望者必見】知っている人はお得! 補助金・助成金を利用しよう!
リフォームはさまざまな理由で行われますが、リフォームをするときには優遇制度を受けられることがあります。リフォーム優遇制度とは、どのようなものなのでしょうか?
そこで3,000人調査により、補助金・助成金を利用した割合や、使えた金額がどれくらいだったのかの目安を探りました。また、実際にどのような制度があるのかも詳しく解説します。
これからリフォームしようと思っている人は、お得な優遇制度の利用を視野に入れましょう! おもな優遇制度もピックアップしましたので、ご自身の環境に合う制度をリサーチする際に参考にしてください。
補助金・助成金を利用したのは2割強! 流行は省エネと介護関連

補助金や助成金にはさまざまなタイプがありますが、実際に利用されているのは2割強という結果になっています。その中でも、やはり省エネ、介護関連が2強といえます。反対に、「補助金や助成金を使っていない」と答えた人が76.57%という結果になっています。
「省エネ・断熱」を利用した人は10.20%、「介護・バリアフリー」10.03%とほぼ同数。その他のリフォームに比べて、圧倒的な利用率の高さがうかがえます。この理由は、やはり認知度にあるといえるでしょう。
反面、「子育て対応」3.40%、「テレワーク」2.53%と、あまり利用されていない制度も。本当は使えるのに見逃している可能性もあるので、自身が対象になるか調べてみましょう。
利用額は30万円未満が6割! 小規模なリフォームでの利用が多い?

補助金・助成金を利用した703人の回答では、もっとも多かったのは「10万円以上30万円未満」31.44%で、続いて「10万円未満」30.87%という結果になっています。

リフォーム代が予算内に収まったと回答した中で優遇制度を利用した人は3000人中237人(7.9%)となり、利用額は「10万円未満」が3000人中102人(3.40%)で最多でした。
このことから、補助金や助成金を利用できるといっても、実際には小規模なリフォームが多いと考えられます。これは優遇制度があるがゆえの結果といえるのですが、上限額が決まっていると、その範囲内に収めたいと考える人が多いからでしょう。
では、補助金や助成金を活用した人は、どのような感想をもっているのでしょうか。後述するコストパフォーマンスについての評価で挙げられたコメントを紹介します。
- 手すりなどのバリアフリー関係の助成金が出たので助かった
- 補助金 、期間限定サービスなどを利用させてもらい、かなりコスパは良かった
- 介護補助金を利用できた
■介護系のリフォーム
その一方で、「介護用の手すりを設置する際、専門家に見てもらって設置したが、あまり使い勝手が良くなかった。自己負担額は少なかったものの、実際にかかった額を考えるとあまりコストパフォーマンスがいいとは思えなかった」「補助金がもらえて良かったが、子育て世帯ではないため、補助率が低かった」などの声もありました。
- 補助金の金額が高かった(補助率50%)
- 請求された金額はコストパフォーマンスが高いとはいえないと感じたが、補助金などを利用できるようアシストしてもらえたので結果的には満足している
- ソーラーパネルを補助金で設置できた
省エネ系のリフォーム
ただ、「もう少し行政から補助が受けられると思っていた」「1つリフォームするつもりが、ついでにこちらもしてもらおうかなぁ…と相談したら、コレもすれば助成金が出ますよとアドバイスされ、考えていなかったリフォームもして思ったよりお金を使ってしまった」など、当初の想定とは異なる結果になった人もいました。
補助金・助成金別の利用額割合! 最多は介護・バリアフリーで10万円未満

優遇制度を利用した金額が、それぞれどれくらいだったかを比べてみました。
それぞれの最多利用額は「その他」を除くと以下のとおりです。介護・バリアフリー「10万円未満」37.20%、省エネ・断熱「10万円以上30万円未満」33%、子育て対応「10万円未満」29.40%、同居対応「50万円以上100万円未満」25%、テレワーク「30万円以上50万円未満」23.70%、換気・衛生管理「30万円以上50万円未満」21.20%、長期優良住宅化「10万円以上30万円未満」25.60%。
「同居対応」や「換気・衛生管理」など、工事が大規模になると想定される優遇制度は、利用額が高めになることがわかります。
おもな支援制度を知ってコスパ良くリフォームしよう!
アンケートではリフォームをした箇所、人気のリフォーム箇所などのジャンルについて解説しましたが、ここではリフォームするときに使える支援制度について解説します。
簡単にいえば、リフォームをするとお金の支援を受けられるというものや税金が還付されるものを一覧にまとめています。それぞれ、所定の条件を満たすことでお金の支援が受けられます。
補助金と助成金とは、国や地方公共団体などから支給される、返済する必要のないお金のことです。優遇制度とは、要件を満たした場合に税金を少なくするなどの優遇措置がとられることです。
利用数で多かった介護と省エネ関連の補助金・助成金とは?
介護・バリアフリーの助成金や補助金なら、介護保険から住宅改修費の支給申請ができることは多くの人に認知されており、支給額は最大20万円です。ただし、適用を受けるためには、工事を行う前に市区町村に申請しなければなりませんので注意してください。
参考:厚生労働省「居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について」省エネ・断熱の補助金や助成金は、年齢や家族構成に関係なく、持ち家であれば戸建て、マンションにかかわらず適用されるというものです。補助金の上限額は戸建て120万円、マンションなどの集合住宅は15万円までです。ただし、公募制かつ適用基準が細かく設定されているため、好きなときにいつでもリフォームすればよいというものではありません。予算に達したときに補助が打ち切られるので、早めに行動することが必要です。
参考:環境省「みんなでエコ住宅チャレンジ」その他、中古住宅向けに自治体が行う融資があります。自分の住む地域ではどのような制度があるのか、一度確認するとよいでしょう。
リフォームに関するおもな優遇制度一覧
■リフォーム時のおもな補助金・助成金
居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費 | 工事費用:20万円までの7~9割 | ・手すりの取り付け、床の段差の解消など比較的小規模なもの | ・要介護認定を受けている被保険者が自宅の住宅改修を行う場合 |
---|---|---|---|
みんなでエコ住宅チャレンジ | 補助額(対象住宅):ZEH住宅55万円、ZEH+住宅100万円 補助額(追加機器等):蓄電システム上限20万円、直交集成板90万円、地中熱ヒートポンプ・システム90万円、PVTシステム65万~90万円、液体集熱式太陽熱利用システム12万~15万円 |
断熱リフォーム ・天井 ・床 ・窓 ・外壁 ・浴室 ZEH化 ・蓄電システム ・直交集成板 ・地中熱ヒートポンプ・システム ・PVTシステム ・液体集熱式太陽熱利用システム |
・既存住宅の断熱リフォーム、新築住宅のZEH化 ・公募制 |
住宅エコリフォーム推進事業 | 戸建住宅:51万2,700円/戸 共同住宅:2,500円/㎡ |
・建物全体 ・太陽熱利用システム ・ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機) ・電気ヒートポンプ給湯機(エコキュート) ・潜熱回収型石油給湯機(エコフィール) ・潜熱回収型ガス給湯機(エコジョーズ) ・燃料電池システム(エネファーム) ・ガスエンジン・コージェネレーション ・高断熱浴槽 ・浴室シャワーの節湯水栓 ・蓄電池 ・LED照明 |
・カーボンニュートラル実現に向けた省エネ施策 ・住宅をZEHレベルの高い省エネ性能へ改修 |
住宅省エネ2023キャンペーン | 先進的窓リノベ:5万~200万円 給湯省エネ:5万円または15万円/台 こどもエコすまい:5万~60万円 |
・断熱性能の高い窓 ・高効率給湯器 ・こどもエコすまいは次項目参照 |
・カーボンニュートラル実現に向けた省エネ施策 ・住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入が対象 |
こどもエコすまい支援事業 | 補助額:最大60万円 | こどもエコすまい ・子育て対応 ・防災・防犯性向上 ・バリアフリー ・外壁や屋根・天井 ・空気清浄機能・換気機能付きエアコン その他 |
・子育て世代、若者夫婦世帯が対象 ・その他の世帯でも利用可(最大45万円) |
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 補助額:補助対象経費の1/3以内。戸建ては最大120万円/戸、集合住宅15万円/戸 | ・窓、ガラス、玄関ドアなどの高性能建材 ・家庭用蓄電システム ・家庭用蓄熱設備 ・熱交換型換気設備 |
・住まい全体での断熱改修、居間をメインにしたの断熱改修の2種類がある ・家庭用蓄電システム(最大20万円)などが補助される |
長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 補助額:補助対象費用の1/3、原則100万円/戸 | ・バリアフリー ・三世代同居対応 ・ユニットバス ・耐震性 ・断熱性 ・子育て世帯向け など |
・既存住宅の長寿命化や省エネ化などにつながる性能向上 ・子育て世帯向け改修に対する支援 ・おもに施工業者(補助事業者)が申請の手続きをする |
※掲載内容は概要で、変更になる場合があります。詳細な条件はそれぞれのサイトを必ずご確認ください。
■リフォーム時のおもな税制優遇制度
住宅ローン減税 | 借入額:2,000万円(控除期間10年間、控除率0.7%) | ・住宅ローンを利用して、最長13年間、 各年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税額などから控除 |
---|---|---|
住宅取得等資金贈与の非課税特例(直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税) | 非課税額:省エネ等住宅1,000万円、それ以外の住宅は500万円 | ・直系尊属からの贈与にリフォームなどの費用を得た場合が対象となる ・贈与税が非課税になる |
※掲載内容は概要で、変更になる場合があります。詳細な条件はそれぞれのサイトを必ずご確認ください。
リフォームは自己資金のみが一般的!? 7割弱がローンは使わず

何かとお得になる助成金があるのは、リフォームにそれだけお金がかかるからです。では、ローンを利用してリフォームしている人はどれくらいいるのでしょうか?
もっとも多いのが1位の「自己資金のみ」で67.33%、2位は「100万円未満」7.03%。3位は「100万円以上200万円未満」6.53%です。この結果から、リフォーム時にはローンはあまり利用されていないのでは?ということが推測できます。
リフォームローンの種類とは?
リフォームに使える住宅ローンには、どのようなローンがあるのでしょうか。
実際に利用できるローンとしては、担保が必要なローン、担保が不要な無担保ローンの2種類があります。
担保が必要なローン | 担保が不要なローン | |
有担保型リフォームローン | 無担保型リフォームローン | |
住宅を担保にしてお金を借りる方法 | 銀行のリフォームローンの多くが無担保 | |
・借入期間が最長で35年 ・借入金利も低めに設定 ・借入金額も多くなる |
・抵当権の設定が不要 ・審査の時間が短い ・融資までの時間が短い |
|
・抵当権の設定が必要 ・審査が厳しく、融資まで時間がかかってしまう |
・金利が高い ・借入金額が少ない ・借入期間はおもに15年以内 |
また、適用される金利は、全期間金利が固定されている固定金利と、一定期間で金利が見直される変動金利に分かれます。
お金を借りるときには、どうしても金利の低さのみに目が向きがちです。とはいえ、それだけでは十分ではありません。ローンには有担保・無担保、メリット・デメリットがあります。ローンを申し込む前には金利の他、いくら借りられるのか、返済期間はどれくらいか、担保は必要かなどを総合的に判断すると、失敗は少なくなります。
リフォームのコスパは6割強が満足傾向! 優遇制度利用でコスパはより向上する!

リフォームした3,000人中2,000人はコスパを高評価!

リフォームを行った全体の6割以上がコストパフォーマンスに満足している傾向にあります。「良かった」23.17%、「まあまあ良かった」が43.50%と、合わせて66.67%の人が満足していることがわかります。
残りの3割あまりは、「どちらともいえない」27.3%、「良いとはいいがたい」5.03%、「悪かった」1%です。
では、どのような点で、コストパフォーマンスを評価しているのか。リアルな声を見ていきましょう。
満足した層のコスパを評価する声は光熱費の節約が多数! リサーチ力や業者との付き合い方もポイント
「良かった」、「まあまあ良かった」と感じている人の多くが、光熱費の節約につながったことを挙げている傾向となりました。何例かをピックアップしてみましょう。
良かった

34歳/女性/既婚・子どもあり/サービス業/持ち家(一戸建て)
お風呂については、断熱効果の高いものにしたので、追い焚きをせずとも保温されてガス代が大幅に下がった
その他の声もお届けします。
- 実際に使ってみて、思った以上に便利になった
- 見積もりどおりで追加もなかったし、何よりリフォーム後の快適さが申し分ない
- 健康に特化した空調で、住みやすくなった
- コロナになり、タッチレス水栓にしたのは良かった
- オール電化により光熱費が下がった
- 補助金のおかげで、あまりお金がかからなかった
- いろいろなリフォーム会社に見積もりしてもらったが、同じお風呂でも30万円以上安くなった
- リフォーム工事と商品購入場所を大型家電量販店1つにまとめることによって、割引や保証も大きかった
- 温水洗浄機付きの便座も、ネットでの全国チェーン店で型落ちを購入して格安で取り付けた
- 自分で取り付け工事を行った
まあまあ良かった

51歳/男性/未婚/自営業/持ち家(一戸建て)
浴室の大掛かりな清掃(カビ対策)の手間が減り、洗濯物が干せるようになった。脱衣所も含めヒートショック…
浴室の大掛かりな清掃(カビ対策)の手間が減り、洗濯物が干せるようになった。脱衣所も含めヒートショック対策ができるようになった。熱源機による浴室乾燥を導入したことで、電気を使う浴室乾燥機と比べ、湿気等による漏電や火災の心配がいらない
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その他の声もお届けします。
- 立ったり座ったりが辛くなったので畳の部屋を洋間に変更したが、日常生活がずいぶん楽になった。古くなった設備を一新したら電気代も安くなった
- 良い物を選んだら、それなりに金額がかかると思う
- 手すりなどのバリアフリー関係の助成金が出たので助かった
- 火災保険の査定範囲内でリフォームした
- 二重窓にしたことによって、エアコンの使用料金が割と減った
- 売電できることとV2H設置によりより効果的な運用ができるようになった
- 電磁調理器とエコキュートを2つ同時に購入したので、少し割引してもらえた
- 予算は大きくオーバーしたが、最終的には理想の仕上がりだったので良いと思う
リフォームの相場観はわかりづらい!? 初めてなら見積もりをと取ってリフォーム箇所の要否も事前にチェックすべき
「どちらともいえない」と感じた人の傾向としては、コスパと相場観が分からないという声が多く見受けられました。相見積もりは必ず取っておいた方がよいと思われます。
どちらともいえない

58歳/女性/既婚・子どもあり/専業主婦/持ち家(マンション)
安いほうがいいが、安くて悪いというのでは困るので、見積もりは何社かからとってしっかり比較したが、高か…
安いほうがいいが、安くて悪いというのでは困るので、見積もりは何社かからとってしっかり比較したが、高かったかもしれない
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その他の声もお届けします。
- やりたい箇所が多すぎて予算が足りない
- 何年か住んでみて、つけておけば良かったと思う機能があったり、反対に特に必要ではない機能があったりした
- やはり水回りのリフォームなので、思った以上に高額だった
- 複数社の相見積もりを取っていないので、費用に関し評価できなかった
- 見積もりを取らなかったので、高いか安いかがよくわからなかった
- 必要なものだから設置したけれど、費用は高いと思う
コスパが悪いのはやはり費用が高額だから! 見積もりや業者さん選定がコスパ上昇へのカギ!
失敗したと感じたのは、どういった理由なのでしょうか?「良いとはいいがたい」「悪かった」と感じた人の傾向としては、圧倒的に費用に関するものが多いようです。また、業者さんがハズレといった声もありました。実施後にがっかりしないためにも、事前のリサーチがいかに重要かということがわかります。
良いとはいいがたい

61歳/女性/既婚・子どもなし/自営業/持ち家(一戸建て)
同じものの工賃を入れての値段が、私の頼んだところは100万円超で、ホームセンターだと30万円という広…
同じものの工賃を入れての値段が、私の頼んだところは100万円超で、ホームセンターだと30万円という広告を見た。なんでこんなに値段が違うんだろうと本当に心の底から不思議に思う。 うちは工務店のようなところでやった
続きを読む閉じる
その他の声もお届けします。
- 価格が高すぎてコスパが悪すぎる
- もう少し行政から補助が受けられると思っていた
- 設備購入費用のもとが取れていない
- ハウスメーカーなので、相場より高い印象
- 国の補助金の応募がすぐに締め切られ狭き門だったため、全部実費で行った
悪かった

40歳/女性/既婚・子どもあり/パート・アルバイト/持ち家(一戸建て)
床と壁紙を1室替えたのみで100万円もするのはありえないと思った
その他の声もお届けします。
- 屋根と外壁をリフォームしたが、材料は良かったものの150万円以上(2010年当時)したのはコスト的にあまり良くなかった。工期もゴールデンウィークにかかってしまい、延びてしまった
- とりあえずきれいになっただけで、満足感はそんなになかった
優遇制度でリフォームのコスパがアップ! 良かった・まあまあ良かったが7割超え

優遇制度を利用した人の感想は、「良かった」「まあまあ良かった」の合計が7割を超えており、多くの人が満足していることがわかります。「まあまあ良かった」43.67%が最多でした。
満足度別の利用額を見ると、「まあまあ良かった」以外の層が選んだ「10万円未満」の優遇制度の利用額がコスパの判断基準といえるでしょう。
業者さん選びがカギ!リフォーム経験者と施工業者のダブル目線で選び方を解説!
コストパフォーマンスについてのアンケートで目立ったのが、リフォーム業者さんとの関係でした。そこで、業者さん選びのアンケート結果とあわせ、本物のリフォーム業者さんにお話を伺い、良い選び方を探っていきます。
リフォーム業者さんの選び方は「付き合い」重視!口コミや広告では選ばれず

まずは、リフォーム経験者に、業者さんの選び方を聞いてみました。
トップが「もともと付き合いのある業者さん・担当者だった」29.40%と、約3割を占める結果に。やはり、顔見知りだったり、住居内を見せることができる間柄であったりすると安心感が違います。業者さん側も知り合いを相手に、悪い仕事はしないでしょう。
また、リフォーム代についての「提示金額が安かった」21.23%は4位で、3位の「事前説明が詳しかった」21.57%に一歩引けを取った形です。僅差ですがお金よりも、きちんと事情を把握し決断する人の方が多いとわかりました。
リフォーム業者さん選びのヒント! 経験者の本音を紹介
リフォームのコストパフォーマンスについてのコメントを見ると、業者さんについても思うところがあるようです。満足度別に紹介するので参考にしてください。
コスパが「良かった」「まあまあ良かった」と感じた人のリフォーム業者さんへの本音
- 見積もりに計上しない、細かな数々の補修を快く引き受けてくれ、工事後も近くを通るたびに声掛けや点検をしてくれた
- 知り合いのプロの職人さんに直接依頼したので低予算でできた
- マンションを購入した大手不動産会社の系列のリフォーム会社に見積もりを出してもらった後、知り合いのリフォーム会社に見積もりを出してもらったら、極端な話、ほぼ半額だった
コスパが「どちらともいえない」と感じた人のリフォーム業者さんへの本音
- お金をかけたのに、下請けの仕事が雑だった。作業中に何度か現場に足を運ぶべきだった。大きな看板を掲げているところだからと安心しきっていた
- 知っている人の工務店にお願いしたので不満を言いにくく何ともいえない
- 請求された金額はコストパフォーマンスが高いとはいえないと感じたが、補助金などを利用できるようアシストしてもらえたので、結果的には満足している
コスパが「良いとはいいがたい」「悪かった」と感じた人のリフォーム業者さんへの本音
- 介護の保険で床も歩きやすいように直してもらったが、床板が横目に敷かれとても見にくく、もう一度他の大工に直してもらい二重にお金がかかった
- お願いしたところにコンセントがなかったり ちょっとしたところが雑だった
- いろいろ下見や勉強をせず、言われたとおりにしてしまった
- 新米の業者さんだったため、壁紙は雑に貼り替えてあるし不満だらけだ
- 職人により、出来不出来の差が大きいので、コストパフォーマンスが良いとは思えなかった
- 電気関連の工事業者さんが不慣れだったので、何回もやり直しをして時間がかかった。コストパフォーマンスは悪くなったと思う
- 工事がメチャクチャだった。 欠陥工事も見つかった
最高のリフォームにするために!リフォーム業者さんの探し方や注意点を指南
ここからは、リフォーム業者さんに聞いた話をまとめていきます。リフォームを失敗しないための注意点について、判断材料の1つとしてください。
うまいリフォーム業者さんの見つけ方とは?
どうしたら自分に合ったリフォーム業者さんを見つけられるのでしょうか?
プロ直伝! 最適なリフォーム業者さんの見つけ方
- 見積もり時に工事の内容や期間などを細かく聞いておくことが大切
- 見積もりが無料の業者さんに注目
- 良い点や悪い点まで知ることのできる口コミは強い
- 近所の方に評判を聞いておくのも手
- 自分のこだわりを明確にし、それが可能なのかを聞いておくことも必要
話をお聞きしたリフォーム業者さんいわく、「見積もりは2〜3件は出してもらった方がいい」とのこと。ただし、安ければいいというものではないよう。「下請けに投げる(依頼する)ような業者さんの場合には、下請けが受け取る金額のみを削るため、予算や工期の関係から、安かろう悪かろうになってしまう可能性がある」とのことです。
口コミについてのアンケートでは、「親族・知人の口コミが良かった」8.33%と順位が低かったので、意外な回答です。ただ、「SNSや動画・広告の印象や口コミが良かった」が2.60%とさらに低いことから、ネットで見積もりを頼めるところは便利ですが、やはり安かろう悪かろうにならないようにすることが大切だといえるでしょう。
反面、リフォーム業者さんにもいろいろな会社があります。その中で避けた方がよい業者さんはどのように判断するのでしょうか?
プロ直伝! こんな業者さんには気をつけよう
- 飛び込みで営業マンが来るところは避けた方がよい
飛び込み営業に関しては、「実際に家に上げたら、屋根に上って屋根を剝がしていたなんていうことを聞いたことがあります」と、なるべく避けた方がよいという指摘です。基本的に、自ら壊れている箇所を探してくれるような親切な人はそう多くないもの。リフォームは受け身ではなく、自分発信で行うのがよいでしょう。
リフォーム業者さんとの上手な付き合い方
業者さんと上手に付き合っていくためには、どのようにすればよいのでしょうか。
プロ直伝! 最適なリフォーム業者さんとの付き合い方
- 最低限のリフォームだけを頼み、様子を見てみることが大切
- 事前に金額を明示したほうが、リフォーム業者さんにとってもやりやすい
- “ここは直しておいた方がいい”など、良心的な業者さんの提案には耳を傾ける
まずは、「必要な箇所だけを依頼した方がよい」とのこと。良いリフォームをしてくれたら、他の場所も頼むようにすれば、“長い付き合い”ができる業者さんを見つけることができます。
また、依頼する時点ではっきりと金額を明示して、予算の中でどこまでできるかを話し合っていくことが大切です。誤解も生まれにくくなりますよね。
まとめてやった方が安くしてもらえる場合もありますので、金額とともに、どのような生活をしたいのかをイメージし、伝えておくとよいでしょう。
リフォーム金額のボリュームゾーンは?
気になるお金について、リフォーム代の相場やローンについても伺いました。
プロ直伝! リフォーム代の相場
- 約100万円が1つの目安
- 良心的な業者さんほど、良心的な金融機関を紹介してくれる
リフォームの内容や規模にもよりますが、最大で1,000万円という事例もあり、こちらは2世帯住宅のリフォームだったとのこと。支払いについては、「キャッシュで支払う人が多く、1,000万円かかったリフォームの時には、500万円を手付金でもらい、リフォーム後に500万円払ってもらった」そうです。
手持ちの資金だけでは足りない場合には、リフォームローンを組む場合もあるかと思います。予算について心配があるなら、金融機関への紹介の有無なども尋ねてみるとよいでしょう。
リフォーム時の注意ポイント
失敗例には、どのような事例があるでしょうか?
プロ直伝! リフォームで注意すること
- 施工期間の遅延や予算オーバー
- 追加工事で材料を追加注文することで割高に
遅延や予算オーバーは意図せず起こってしまいます。どこまで・どのようにリフォームするのか、あらかじめ考えて相談しておくことが大切です。
また、建材の多くは海外生産のため、為替相場や紛争などの世界情勢も深く関わってきます。心づもりをしておくべきか一例を聞いてみました。
業者さんいわく、「給湯器は、納品の遅延が起きている」(2023年1月現在)とのこと。この理由としては、生産現場となっている東南アジアにおいて、新型コロナウイルスの感染拡大が影響しているからだそうです。
リフォームは家族の成長に合わせてコツコツする方がよい!
リフォームをするときには、あれもこれもと、こだわりをもってオーダーする人もいるでしょう。ただ、こだわりすぎる人は後悔することもあるようです。
「一度に全部つくってしまうと、後で直すハメになる場合も多くある」と業者さんがいうように、まずは最低限必要なリフォームだけして、後から追加で修繕を頼む手もあります。この方が、住む人の年齢や家族構成によりマッチしたリフォームをすることが可能になります。
リフォームは「1回で決めたい」という人がほとんどでしょう。しかし、子どもの成長や自身や親の年齢が上がるなど、家族が成長するとともに、家での暮らし方や必要な設備も変わってきます。そのため、リフォームは一度ではなく、長い目で見て手直しをしていくのがベストであると考えられます。
リフォーム業者さんは信頼でき、かつ長い付き合いができるところを探す必要がありそうですね。
優遇制度利用や業者さんとの付き合いを考えて心置きなく理想のリフォームをかなえよう!
これからリフォームを考える人は、可能な限り自身でもリフォームに関する知識を身につけておいた方がよいでしょう。その上で、リフォーム内容の精査や、業者さんの選定、さらには優遇制度を利用できるよう、準備をすることです。
リフォームをするときに迷い・悩みがあったら、どのようなことが問題なのかを業者さんに伝えてみましょう。きっと、答えが見つかるはずです。
リフォームはワクワクするもの。自分にとってベストなリフォームを実現させましょう!