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MDRT会員を目指す保険営業マンが読んでおきたい、必要なスキルや最適な環境について
保険営業マンとして働く以上、誰もが一度は耳にする「MDRT(Million Dollar Round Table)」。
世界中の優績者が集う国際的な組織であり、MDRTになることは 営業の一流の証 です。
しかし実際に「MDRTになるには、何をすればいいのか?」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
単なる「売上を上げればいい」という話ではなく、達成のためには 具体的な行動・戦略・環境 が大きく影響します。
本記事では、現役の保険営業マン向けに MDRTに到達するための条件や考え方 を整理し、さらに成果を後押しする“働く環境の重要性”についても解説します。
保険営業マンがMDRTになるための条件

MDRTの基準は毎年見直されますが、大まかに分類すると以下のいずれかを達成する必要があります。
- 保険料ベースでの基準達成(年間手数料収入・保険料収入の一定水準)
- 収入ベースでの基準達成(コミッション収入が一定額以上)
- 契約件数ベースでの基準達成(一定数以上の契約を獲得)
例えば、2025年度に日本でMDRTを目指す場合、年間で数千万円単位の保険料を扱うレベルが必要になります。
ここで重要なのが「どの基準でMDRT会員を目指すのか」を明確にすることです。
高額契約を中心にするなら「保険料ベース」、幅広く件数を積み重ねるなら「件数ベース」と、自分の営業戦略に合わせた戦略設計が欠かせません。
MDRT達成者が実践している行動習慣

現職の保険営業マンがMDRTになるには、実際にMDRT基準を達成した営業マンの行動習慣をヒントとすべきです。
以下では、MDRT達成者に共通する行動習慣についてご紹介します。
明確な数値目標を設定し、逆算して行動する
MDRT達成者の多くは「年間収入基準1400万円を12ヶ月で割ると月116万円、さらに週29万円、1日約4万円」という具合に、最終目標から逆算した詳細な数値目標を設定しています。
プルデンシャル生命のトップ営業、三木氏は「日曜朝の一人作戦会議」で前週の実績と目標との差を確認し、毎日必要な行動を設計するという習慣を持っています。
参考:https://president.jp/articles/-/24508
見込み顧客管理の徹底
見込み顧客管理を徹底することはMDRT達成者の共通点のひとつです。
アンケート取得、定期連絡、紹介の依頼などをルーティンにし、「今すぐ契約につながらなくても将来の可能性を温めておく」見込み客を常にストックしておく体制作りをしています。
例えば、生命保険営業で見込み客の作り方を語る記事には、「断られたアンケートや反応が薄かった相手でも、挨拶や連絡を続けることで後々“保険の相談相手”として思い浮かべてもらえる」ケースが紹介されています。
自己投資を惜しまない
MDRTを達成する営業マンは、自分のスキルや知識に対する投資を躊躇しません。
商品知識のアップデート、マーケティング力、交渉スキル、さらには収入を伸ばすための時間管理やメンタルマネジメントなど、多方面にわたって学び続けています。
ファンツリー実践会に参加した高桑朗さんは、入会後わずか4カ月でMDRTを達成しましたが、その背景にはオンライン手法や定期はがき、顧客フォロー施策などを学び取り入れたことがありました。
参考:https://fantree-marketing.jp/2021/08/22/seikou_takakuwa_sama/
また、「保険営業マン成功軸の作り方メディア MDナル~MDRTになるには~」によると、戦略法人保険営業塾(SHE)の会員からは、「これまで避けていた財務や決算書の読み方を学ぶことで、高単価法人案件への提案力がつき、結果的に成果が上がった」といった声も聞かれます。
営業時間外の有効活用
MDRTレベルの営業マンは、営業時間外やオフピークの時間を単なる休息のみで終えず、「準備」「振り返り」「新規アイデア検討」に使っています。
朝6時起床での読書・瞑想・運動をルーティン化している成功者も多く、MDRTに関する雑誌「Round the Table Magazine」のインタビューでMDRT副会長のニコルズは「朝の時間で1日の成果が決まる」と考えているようです。
また、保険営業で成功する人の中には「1日の終わりまで責任を持って仕事を完結させる」という意気込みで、新規アンケート取得や翌日のアポイント確保などを営業時間外に持ち越さないようにする工夫をしている例が多数報告されています。
MDRTを目指す上での落とし穴

「数字を追い続ければMDRTになれる」と考えるのは大変危険です。
数字だけを追い続ける保険営業マンには、以下のようなリスクが考えられます。
- 短期的な売り上げに偏り、顧客満足に対する取り組みを軽視する
- 契約件数は増えたが、解約率も高く成果が安定しない
- ノルマに追われてメンタルを消耗する
こうした状況では、たとえ一度MDRTになれたとしても、継続的に会員であり続けるのは難しいでしょう。
MDRT会員を「持続的に達成」するためには、成果を支える仕組みと環境が必要なのです。
なぜ働く環境がMDRTになれるか否かに影響するのかについては、次の章で解説します。
MDRT達成に「環境」が欠かせない理由

どれだけ営業スキルが高くても、報酬体系やサポート体制などの環境が整っていなければ、それなりに限界があります。
実際、多くのMDRT会員は「所属する代理店・会社のサポート体制が大きかった」と語っています。
主に以下の3つが働く環境によって差があるポイントです。
- 教育体制
入社当時から体系的に学べる場があるか。営業マネージャーの支援があるか。 - 報酬体系
成果に見合った報酬体系が整っているのか。固定給+インセンティブの割合など。 - チーム体制
孤独な営業ではなく、仲間や上司と切磋琢磨できる場があるか。会社によっては、研修期間が終わったらソロプレイになる場合も。
この3つを重視することで、保険営業マンは本来の実力を発揮しやすくなり、MDRT基準を突破しやすくなるのです。
R&C株式会社でMDRTを目指すという選択
ここまで読んでくださった方にご紹介したいのが、本記事を監修している総合保険代理店「R&C株式会社」です。
当社は全国65拠点展開(※2025年9月時点)しており、従業員392名中98名がMDRTになっています。
これは、4人に1人がMDRT基準を達成しているということです。
先ほど「MDRTになるには”働く環境”も大事」と述べましたが、R&C株式会社では、以下のような環境が整っています。
- 業界でも高水準の募集人手数料:営業成績が報酬にしっかりと反映される
- 1拠点1マネージャー制:採用と教育を担当するマネージャーが身近にいるからこそ、働きやすく成績が伸びやすい
- 教育制度の充実:経験者も未経験者も継続的に成長できる。当時25歳でMDRTのさらに上位資格であるTOTに入会した社長から直接学べる場も。
「MDRTを本気で目指したい」と考える営業マンにとって、最適な環境と言えるのではないでしょうか。
少しでも興味がある方は、採用ページをチェック!応募前に悩みや疑問を解消できる、オンラインミーティングの場もご用意しているため、奮ってご参加ください!
まとめ
MDRTになるには、明確な目標設定・日々の行動習慣・顧客第一の姿勢・自己投資といった努力が必要です。
しかし、それだけでは不十分なケースも多く。成果を支える環境も重要な条件になります。
もし、今の職場環境に不安を感じているなら、一度働く環境を見直してみませんか?







