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生命保険料を安くしたい方必見!負担軽減のための5つの対処法をプロが伝授
生命保険料を安くしたい方必見!負担軽減のための5つの対処法をプロが伝授
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生命保険料を安くしたい場合の見直し方法!解約せずに保険料を節約する方法とは

生命保険料の支払いは、家計の中で大きな負担になりがちです。

物価高騰が続く中で「生命保険料を安くしたい」「毎月の保険料を節約したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし生命保険料を安くすると、万が一の際に十分な保障を得られず、かえって家計負担を増やす原因になりかねません。

また、生命保険は保障を減額したり、保障内容を変更したりすると契約を元に戻せないため、見直しは慎重に行う必要があります。

今回は、無料保険相談を行なっている「保険のぷろ」が、保険料負担を軽減するポイントについて解説します。

「生命保険料を安くしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

生命保険料を安くしたい時にまず考えるべきこと

生命保険を安くしたい場合に、考えられる方法はいくつかありますが、まずは必要な保障額や家計状況を把握しなければいけません。

ここでは、生命保険料を安くしたい時にまず考えるべきポイントについて解説します。

家計の支出のうち、無理なく支払える金額を算出

生命保険料を安くしたい場合、家計の支出のうち、無理なく支払える金額を算出する必要があります。

保険料負担が大き過ぎると「資産形成ができない」「他の支出を無理に減らす必要が生じる」など、家計のバランスを崩しかねないためです。

無理なく支払える金額を算出するには、保険会社や保険代理店へ相談するのが良いでしょう。

なお、私たち「保険のぷろ」では、経験豊富なコンサルタントがオンラインまたは対面で無料相談を承っておりますので、気軽にご相談ください。

参考:年収別の生命保険料の相場

生命保険を安くしたいと考える方は、まず現在支払っている生命保険料を年収別の相場と比較する必要があります。

相場と比べ現在の保険料が高ければ「保険見直しが必要」、低ければ「他の支出を見直すべき」と判断できるためです。

生命保険文化センターが公開している「2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査」によると年収別の年間払込保険料は以下のとおりです。

世帯年収 年間払込保険料
200万円未満 25.2万円
200万円〜300万円未満 27.8万円
300万円〜400万円未満 26.4万円
400万円〜500万円未満 29.5万円
500万円〜600万円未満 32.2万円
600万円〜700万円未満 33.5万円
700万円〜1,000万円未満 39.9万円
1,000万円以上 55.4万円

参照  生命保険文化センター 「2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査」<br>https://www.jili.or.jp/files/research/zenkokujittai/pdf/r6/2024honshiall.pdf

ただし家族構成や貯蓄状況によっては、より大きな保障が必要となり、生命保険料が高額になるケースもあります。

あくまでも生命保険見直しの目安として考えてください。

保険料を安くしたい人におすすめ!5つの対処方法

生命保険料を安くしたい場合、いくつかの方法が考えられます。

しかし保険料を安くする目的だけで生命保険を見直しすると、以下のとおり後悔する結果になりかねません。

  • いざという時に保障額が足りなかった
  • 目的に沿わない生命保険へ契約変更してしまった
  • 必要な保障や特約を解約してしまった

ここでは、必要な保障を確保しながら保険料を安くしたい方に、おすすめの対処法を5つ解説します。

現在の保障を小さくする(減額)

契約内容を変えずに保険料を安くしたい方には、保障を小さくする(減額)のがおすすめです。

保障を小さくする(減額)とは、死亡保険金額や入院保障など保険金額の減額によって保険料を下げる方法を指します。

例えば「3,000万円の死亡保険を2,000万円に減額する」「10,000円の入院給付金を5,000円に減額する」といった手段です。

保障を小さくする(減額)方法は、子どもの独立や退職などライフステージの変化に合わせて保険料を安くしたい方に向いています。

また保障を小さくすると、終身保険や個人年金保険などの貯蓄性がある保険の場合は解約返戻金が支払われる可能性もあります。

不要な特約などを一部解約する

保障額を減らさずに保険料を安くしたいのであれば、不要な特約を一部解約する方法があります。

複数の保険商品を契約している方は、主に以下の特約が重複しやすい傾向にあるためです。

  • 先進医療特約
  • 傷害特約
  • 健康祝い金特約

特に傷害特約は、自動車保険やクレジットカードのサービスとして、付帯されているケースも多くあります。

ただし保険料を安くしたい場合でも、必要な特約まで解約してしまっては本末転倒となりかねません。

解約して良い特約かどうか判断がつかない方は、保険相談や保険見直しサービスを活用するのがおすすめです。

定期保険に切り替える

終身保険に加入していて保険料を安くしたい方は、保障の一部を定期保険に切り替えると保険料を安くできる可能性があります。

終身保険は保障が一生涯続き、将来的に必ず保険金が支払われるため、保険料が割高に設定されているからです。

ただし定期保険は保障が一定期間に限られるうえ、掛け捨て方式のため貯蓄性がありません。

定期保険への切り替えで保険料を安くしたい場合、預金や投資など別の方法で資産形成を検討する必要があります。

払済保険に切り替える

生命保険を解約せずに保険料を大幅に安くしたい方、保障額を減らしても保険料を安くしたい方に向いているのが、払済保険へ切り替えです。

払済保険へ切り替えは、現在加入している生命保険の保険料払い込みを中止して、解約返戻金を一時払い(一括払い)保険料に充てる方法です。

払済保険へ切り替えると、保障額は減額されますが保険料の払い込みがなくなります。

保険料を安くしたい場合だけでなく、保険料の払い込みが難しくなった場合にも利用できます。

延長保険に切り替える

保障額を減額せずに保険料を安くしたい方に向いているのが、延長保険へ切り替える方法です。

延長保険とは、加入している生命保険の保険料払い込みを中止して、解約返戻金をもとに死亡保障のみの定期保険(※)へ変更する保険です。

※「65歳まで」「20年間」など期間を定めた死亡保険

延長保険は、死亡保障が元の保険と同額ですが、保険期間は短くなるうえ特約がすべて消滅し、死亡保障のみの契約となります。

保険料を安くしたい場合でも、別途医療保険へ加入する必要がある点に注意が必要です。

生命保険の見直しをする際の注意点

保険料を安くしたい時に効果的なのが、生命保険の見直し(減額や切り替え)です。

しかし、見直しによって思わぬ不利益が生じるケースもあります。

ここでは、生命保険見直しをする際の注意点を解説しますので、保険料を安くしたい方は参考にしてください。

生命保険を減額する場合

生命保険を減額すると保障が足りなくなる可能性もあります。

万が一の際に支払われる遺族年金も考慮して、家族全員が余裕ある生活をできる保障額を残さなければいけません。

また生命保険を減額すると、保障額が元に戻らなくなります。

保障額を増やす場合は新規契約が必要になり、健康状態によっては加入できないだけでなく、年齢に応じて保険料が上がる点に注意が必要です。

生命保険を切り替える場合

生命保険を払済保険や延長保険に切り替えると、以下のとおり現在の契約とは条件が変わり、十分な保障を得られない可能性があります。

  • 払済保険 : 保障額が減る
  • 延長保険 : 保険期間が短くなる

また、払済保険や延長保険に切り替えると、特約はすべて解約扱いとなります。

特約がなくなり、新たに医療保険やがん保険へ加入するには、健康状態の告知・審査が必要になり、追加保険料が生じる点に注意が必要です。

記事まとめ

保険のぷろ

生命保険の保険料を安くしたい時は、保障の減額や切り替えなど、生命保険の見直しが効果的です。

ただし、保険料の安さばかり重視すると「十分な保障が得られない」「必要な特約を解約してしまった」などの結果になりかねません。

「必要な保障を残しながら保険料を安くしたい」「最適な生命保険に乗り換えたい」と考える方は保険会社や保険代理店に相談するのがおすすめです。

本記事をお届けした「保険のぷろ」では、無料で生命保険の見直し相談を承っています。

保険料を安くしたい方は、ぜひ「保険のぷろ」へご相談ください。

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監修者プロフィール
菱村真比古
菱村真比古
ファイナンシャルプランナー
10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士 
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