変額保険とNISAは結局どっちがいい?初心者の方にも分かりやすく解説

変額保険とNISA、結局どっちがいいの?
こんな悩みはありませんか?
変額保険とNISAが違う商品だということはわかるけど、どっちにどんな違いがあるかという点については分かりにくいところが多いです。
簡単に言うと、「どちらも資産形成ができる商品」となりますが、仕組みや目的はそれぞれ大きく異なります。
この記事では、変額保険とNISAは結局どっちがいいのかを具体的に解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
変額保険とNISAの基本的な特徴

変額保険とNISAはどちらも資産運用になりますが、資産運用に対しての考え方として以下のようなものがあります。
- リスクはできるだけ抑えたい
- 早く資産を増やしたい
- 元本割れが不安
変額保険とNISAのどっちが良いかについては、まずは変額保険とNISAの特徴を理解し、自分に合った商品を選ぶことが大切です。
ここからは、変額保険とNISAの特徴についてみていきましょう。
変額保険とは:保険と投資を組み合わせた商品
変額保険とは、「生命保険として万が一の保障もしながら、資産形成もできる」という2つの要素を兼ね備えた保険商品のことです。
一般的な生命保険は、それぞれの目的に沿った保障が目的ですが、変額保険は資産形成の要素が強い特徴を持ちます。
変額保険は保険料の一部を運用するので、将来的に資産を増やせる可能性があり、増加した場合には基本保険金を上回る保険金を受け取ることができます。
しかし、変額保険には、運用により受け取る保険金が変動するという特徴があるため、元本割れを起こす可能性もあります。
NISAとは:税制優遇を受けられる投資制度
NISA(ニーサ)とは、投資で得た利益に上限までであれば税金がかからなくなる国の制度です。
通常、株式や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかりますが、NISA口座を使って運用した場合、売却益や配当金・分配金が非課税になります。
2024年から始まった新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つが用意されており、長期・分散・積立を目的とした投資から、株式などへの幅広い投資まで対応しています。
年間の投資上限は合計360万円、生涯で1,800万円まで非課税で投資でき、非課税期間も無期限です。
NISAは、投資初心者でも始めやすく、将来の資産形成や教育資金、老後資金の準備に活用しやすい制度として注目されています。
変額保険とNISAは結局どっちがいい?5つのポイントで比較

①保障重視か資産形成重視か
比較ポイントの1つ目は「目的」です。
被保険者が死亡または所定の高度障害状態となった場合など、万が一の保障を確保しながら、資産形成をプロに任せながら老後資金や教育資金を準備したい人には変額保険が向いています。
一方、保障は不要で、非課税枠を使い効率よくお金を増やしたい人にはNISAの方が適しています。
保障重視か資産形成重視かで、変額保険とNISAのどっちを選択するかが変わってきます。
② リスクとリターンの考え方
変額保険は基本保険金の最低保証が設定されている商品もあり、死亡保障額は一定水準が守られる場合が多いです。
そのため、運用により増えた分は上乗せされます。
ただし、解約返戻金や満期保険金については保証がない場合が多く、元本割れを起こす可能性があるため注意が必要です。
NISAは、投資結果がすべて自己責任となるため元本保証はなく、税制が優遇されている投資商品となります。
③ 税制メリットの違い
3つ目は「税制メリット」です。NISAは運用益が非課税になるという国からの税制優遇があります。
変額保険も、死亡保険金による相続税の非課税枠や、条件によっては生命保険料控除が使えるなどの税制メリットがあります。
④ コスト・手数料の差
4つ目は「コスト」です。
変額保険は保険関係費用や運用管理費用がかかるため、コストは比較的高めです。
NISAは投資信託の信託報酬などはかかりますが、低コスト商品を選びやすい特徴があります。
⑤ 途中解約・引き出しやすさ
5つ目は「自由度」です。
NISAはいつでも売却・引き出しが可能で、資金の自由度が高い制度ですが、変額保険は短期間で解約すると損をしやすく、長期運用が前提となります。
しかし、どちらも投資商品であるため、短期での解約は運用による恩恵をあまり受けられません。
このように見ると、変額保険とNISAは役割がまったく異なることがわかり、実際には、保障は保険、資産形成はNISAと役割分担して併用するケースも多く見られます。
変額保険とNISAは併用できる?

併用できる
NISAと変額保険は、制度上の制限がないため併用することが可能で、どちらか一方を利用していると、もう一方が使えなくなるということはありません。
そもそもNISAは国が設けた税制優遇制度であり、変額保険は民間の生命保険商品であるため、役割や仕組みが異なります。
NISAと変額保険を併用し、「増やすためのお金」と「保障を持ちながら運用するお金」を分けて管理する考え方もあります。
併用する際の注意点
併用する場合は、生活費や緊急時に使う資金を別途確保したうえで、変額保険の手数料や元本割れのリスクを十分に理解しておくことが重要です。
それぞれの特徴を踏まえ、自分のライフプランや資金目的に合った形で使い分けましょう。
記事のまとめ:変額保険とNISAはどっちが良いかは目的次第

最終的に「変額保険とNISAはどっちがいいか」という問いへの答えは、自身の目的次第です。
NISAがおすすめな場合は、
- 資産形成を始めたばかりで投資にかける金額が少ない人
- 自分で投資をやってみたい人
変額保険がおすすめな場合は、
- 資産形成と同時に死亡保障も備えたい人
- 投資をプロに任せたい人
保障を重視するなら変額保険、投資効率を重視するならNISAともいえます。
それぞれの特徴を正しく理解し、自分に合った選択をしましょう。

