FP資格を持つプロが解説！変額保険の売れ筋ランキングを紹介

資産運用と保障の両立ができる変額保険が、今ますます注目を集めています。

同じ変額保険でも、運用スタイルや保障内容、手数料は商品によって違います。

なんとなくのイメージだけで選んでしまうと、「思っていたのと違う…」と後悔してしまうことも少なくありません。

そこで今回は、2025年時点で実際に選ばれている変額保険の売れ筋人気ランキングTOP5を紹介します。

「どの変額保険にするか決めきれない」「比較のポイントがわからない」という方は、まずこのランキングから、自分にピッタリな商品を見つけてみてください。

【2025年最新】変額保険売れ筋ランキング

「せっかく保険に入るなら、保障だけじゃなくて資産運用もしたい」

そんなニーズから、ここ数年で一気に注目度が高まっているのが変額保険です。

しかし、変額保険は商品によって大きな違いがあります。

• 掛け捨て寄りか、貯蓄・運用重視か
• 選べるファンドの種類や運用スタイル
• 手数料や保障内容のバランス

ここからは、2025年最新の変額保険の売れ筋ランキングをもとに、いま多くの人から選ばれている人気商品を紹介します。

1位： ﾕﾆｯﾄ･ﾘﾝｸ保険（有期型）

2位：はなさく変額保険（有期型）

3位：ライフインベスト ネクスト

4位：ライフインベスト プラス

5位：マーケットリンク： 新変額保険（有期型）

上記ランキングの詳しい内容は、R&CのFP資格を持つプロに相談できます。

変額保険とは？

売れ筋ランキングを紹介しましたが、ここからは変額保険の特徴を改めて解説します。

保険会社が保険料を運用してくれる商品

変額保険とは、死亡保障や高度障害保障といった保障に加え、保険料の一部を投資信託などで運用して資産形成も行える保険で、支払った保険料の一部を株式や債券、投資信託などで運用してその運用成果に応じて将来の受取額が増減する仕組みです。

運用成果によって保険金を増やせる可能性があるため、保障と資産運用を同時に行いたい人に向いています。

変額保険では、運用成績が良ければ解約返戻金や死亡保険金が増える可能性があり、保障と資産形成を同時に行えるのが特徴ですが、一方で、運用が思わしくない場合には元本割れのリスクもあるため、リスク許容度や目的に合わせた商品選びが必要になります。

死亡・高度障害保険などの保障もついてくる

ランキングで紹介した変額保険の特徴のひとつは、資産運用だけでなく死亡や高度障害に対する保障もついてくるということです。

運用部分の成果によって解約返戻金や満期保険金が増減する一方で、万が一の際にはあらかじめ定められた最低保障額が支払われるため、家族への生活保障としての安心も確保できます。

これにより、資産形成だけでなく、生命保険としての基本的な保障も同時に確保できる点が大きなメリットです。

また、運用が好調であれば保障額に加えて受取額が増える可能性もあり、「保障と運用の両立」が可能です。

苦情・トラブルが多いのは本当？

変額保険がトラブルになりやすい保険の一つである理由は以下のような理由があります。

• 変額保険は 運用の要素を含むため、運用成績により、受け取り額が払った保険料を下回る可能性がある
• 商品構造が複雑。「特別勘定」「運用コース」「解約返戻金の算定方法」「手数料」などを理解しづらい契約者も多く、説明不足が起きやすい
• 「相続対策」「節税」などを強調して加入を促すケースもあり、その際にリスクが軽視されていた

重要なのは、ランキングで紹介した商品などに加入する前に「商品のリスク・仕組み・コスト」のことを保険に詳しいFPや専門家に相談して、必ず自分で理解してから加入することです。

ランキングで紹介した保険商品で良いのか不安になった場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)へ無料相談をしましょう。

変額保険に加入するメリット

では、変額保険に加入するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

資産運用でお金が増える可能性がある

保険料の一部を特別勘定で株式や債券、投資信託などに運用するため、運用成果が良ければ解約返戻金や満期保険金、死亡保険金が増える可能性があるという点がメリットです。

銀行預金でお金をタンス預金にしてしまうよりも、資産形成効果が期待でき、長期的にお金を増やせる可能性がある変額保険を選択する人が増えています。

ランキングを参考に、変額保険も検討してみましょう。

運用と保障が同時にできる

ランキングで紹介した変額保険は、運用型の保険でありながら死亡保障や高度障害保障が最低限確保されている商品もあるため、保障としても利用できる点がメリットです。

運用と保障が同時にでき、運用成果がプラスになれば保障額が増えることもあります。

インフレリスクに対応しやすい

通常の定額型保険や預金だけでは、物価上昇（インフレ）が進むと、将来受け取るお金の実質的な価値が減るリスクがあります。

しかし、ランキングで紹介した変額保険は、保険料の一部を株式や債券などで運用するため運用成果によって受取額が増える可能性があります。

特に株式などのリスク資産を組み入れた運用を選べば、長期的にインフレに強い資産形成が期待できます。

もちろん、運用成績によっては元本割れのリスクもありますが、インフレでお金の価値が下がるリスクを運用によってある程度カバーできる点がメリットです。

投資によるデメリットやリスク

ランキングで紹介した変額保険は、投資性を持つ保険商品であるため運用によるデメリットやリスクを理解しておくことが重要です。

ここからは、投資によるデメリットやリスクを紹介します。

運用成績によっては元本割れのリスクがある

変額保険の大きなリスクのひとつは、運用成績によって元本割れの可能性があることです。

保険料の一部を株式や債券、投資信託などで運用する仕組みのため、市場の状況や運用成果によっては、解約返戻金や満期保険金、死亡保険金が払込保険料を下回ることがあります。

特に短期間で解約すると、元本割れのリスクが高まる傾向があります。

変額保険は長期的な資産形成を前提に、リスク許容度や運用方針を理解したうえで加入しまし、不安な場合はFP(ファイナンシャルプランナー)へ無料相談をしましょう。

長期的な契約をしないと効果を実感できない

変額保険は、長期的な契約を前提としている保険商品です。

そのため、短期間で解約した場合、運用のメリットが生かされずに元本割れをする場合や手数料負担の影響が大きくなることがあります。

解約返戻金や満期保険金の増加を実感するには、数十年単位で保険料を積み立て、時間をかけて運用しましょう。

特に資産形成目的で加入する場合は、短期的な利益を求めず、長期的な視点で契約を継続することが効果を最大化するポイントです。

向いている人は？

変額保険は、保障と資産運用を同時に行いたい人に向いている保険ですが、具体的には以下のような人に向いています。

将来に向けた資産形成がしたい人

変額保険は、将来的に受取額を増やすことが期待できるため、長期間かけて資産を育てたい人に向いています。

そのため、すぐに大きなお金を使う予定がある人は変額保険のメリットを活かせない可能性が大きいため控えましょう。

資産形成と同時に一生涯の保障がしたい人

終身型の変額保険であれば、死亡保障や高度障害保障を一生涯確保できるので、保障と運用を同時に確保したい人に向いています。

低金利時代の今、変額保険が資産運用手段として注目されており、保険の中でも相談件数が多いのがこの商品です。

リスクをしっかり理解できる人

運用成果によっては元本割れのリスクもあるため、投資や金融知識があり、リスク許容度を理解している人もしくは運用リスクをしっかり理解できる人に向いています。

ランキングで紹介されている変額保険が自分に向いているか、リスクはどのようなものがあるのか詳しく知りたいという方は、無料保険相談を利用しましょう。

まとめ：ランキングを参考に相談先を見つけよう

変額保険は、ランキングを参考にしても、いざ契約したいと思った時に「本当に自分に合っているのか不安・・・」と思う方も少なくありません。

そんなときに頼りになるのが、複数の保険会社の商品を比較しながらFPなどの専門家に無料で相談できる「保険のぷろ」です。

オンラインでweb上からの保険相談に対応しており、45分・60分・90分制で相談時間が選べる上、家計のことや資産運用のことなど保険以外のことも無料でFPに相談することができます。

現在、無料相談を利用した方に1,000円分のギフトカードをプレゼントしています。(2025年11月現在)※条件あり

ライフステージや家計状況に応じた最適なプランを提案してもらえるだけでなく、契約後の見直しやフォローも受けられます。

変額保険のことで迷ったときには「保険のぷろ」に無料相談しましょう。

菱村真比古

ファイナンシャルプランナー

10種の金融資格と中高の教員免許を持つ異色のファイナンシャルプランナー。NISA、住宅ローン、社会保障制度などが複雑に絡み合うライフプランを明快シンプルに紐解きます。中でも《菱村式老後資金計算法》は将来に不安を抱える子育て世代に好評。生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されている独立組織MDRTの正会員。『お金のエキスパート』として講演や営業マンの育成など幅広い領域で活動している。

【資格情報】
・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー
・生命保険協会認定トータルライフコンサルタント
・CCAA クレジットカードアドバイザー
・相続診断協会認定 相続診断士