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2023/04/17
公的年金だけでは足りない!?iDeCoを使った私たちの資産形成

iDeCoがどういう制度なのかわからない方必見です!

 

老後資金のためにiDeCoを始めるべき!と言われていますが、何が良くて、どんな制度なのかわからない。という人も多いではないでしょうか。
本コラムではiDeCoの基本的な知識からメリット・デメリットをご紹介していきます。
【目次】
・iDeCoってなんだろう
・始めるためには何が必要?
・iDeCoのメリット・デメリット

 

iDeCoってなんだろう

iDeCoとは、個人型確定拠出年金の略称であり、将来の年金受給に備えた資産形成を目的とした制度です。
国民年金や厚生年金などの年金制度がありますが、年金の平均受給額などを考えると、老後の生活において公的年金だけでは少し足りないと言われています。
そこで国は、国民年金や厚生年金などの公的な資金だけでは生活することが難しいので、自分たちで資産を作って老後に備えましょう。
そこでiDeCoを利用することで、今のうちに一定の貯蓄を行い、年金受給時に公的年金にプラスして一定の収入を得ることができます。

始めるためには何が必要?

利用するためには、まずは証券会社や銀行などの金融機関に口座を開設する必要があります。口座開設後には、運用先の投資信託を選択し、毎月一定額を拠出することで、資産形成を行っていきます。

iDeCoのメリット

少額からでも始めやすい
iDeCoは、少額からでも始めやすい制度であり、最低拠出額も月額5,000円から始めることができます。

税制優遇措置がある
iDeCoは、公的年金制度や企業年金制度と同様に、税制優遇措置があるため、確定拠出年金控除を受けることができます。
この確定拠出年金控除を受けることで、所得税や住民税の納税額が減少し、節税効果が期待できます。

長期的な運用が可能
iDeCoは、年金受給までの長期的な運用を前提とした制度で、長期的な運用が可能なため、資産形成において、時間的な余裕があることは大きなメリットとなります。
長期的な運用によって、リスク分散効果や複利効果を最大限に活用し、より多くの資産形成が可能となります。

 

iDeCoのデメリット

手数料が高い
iDeCoに加入・口座開設や掛け金の納付、受取時に国民年金基金連合会・運営管理期間・事務委託先に手数料を払わなければいけません。
国民基金連合会にかかる費用は決まっていますが、運営管理期間や事務委託先などに支払う手数料に関してはどこの金融機関を使用するかにより異なります。

毎月の掛金の上限がある
iDeCoには、最大拠出限度額が設けられており、年収と職業に応じた上限が設定されています。このため、一定の拠出額以上を貯めたい場合には、他の投資先を検討する必要がある場合があります。

60歳までは引き出せない
iDeCoにおいては、60歳までは基本的に引き出すことができません。資金が必要になった場合に、自由に解約して引き出すことができないため、予め考えておく必要があります。

 

まとめ

iDeCoは、将来の年金に向けて準備する投資方法です。
長期的な視点で資産を形成することができ、税金面でも優遇されます。
しかし、60歳までは引き出しができない、毎月の掛金の上限があるなどのデメリットもあるため、自分に合った投資方法を選ぶことが大切です。また、投資にはリスクが伴うため、十分な情報収集とリスク管理が必要です。
不安であればFPに相談し、投資信託の仕組みや生命保険を利用して、担当者に相談しながら商品選びを検討してみるものいいでしょう。

本記事の執筆者:
R&Cセミナー事務局スタッフ