投資信託
投資信託おすすめランキング12選!失敗しない銘柄の選び方も解説【2024年】
投資信託おすすめランキング12選!失敗しない銘柄の選び方も解説【2024年】
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投資対象別のおすすめ投資信託ランキングをご紹介!種類や選び方、向いている人も詳しく解説

年金制度に不安が募る今、投資信託は将来の資産拡大を目指す方法の1つとして注目を集めています。

しかし、数多くの投資信託が市場に存在し、どの銘柄が最適か分からない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者でもわかりやすいよう「種類別のおすすめ投資信託ランキング」をご紹介します。

また、投資信託を選ぶ上で知っておくべきおすすめポイントや失敗しないプロが教える注意点も解説しているので是非参考にしてみてください。

投資信託とは?なぜ今、多くの人からおすすめされる?

投資信託とは?なぜ今、多くの人からおすすめされる?
投資信託とはファンドとも呼ばれ、お金を運用して増やすための方法の一つ。多くの資金を必要とせず少額から始めることができるため人気があります。

投資信託の仕組み

複数の投資家から集めたお金を資産運用のプロであるファンドマネージャーが 国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、短期金融商品など様々な資産の種類(資産クラス)に投資する仕組みです。

投資信託はリスクを分散可能

投資信託は上記のような仕組みのためにリスクを分散することができます。

なぜなら様々な投資クラスに投資することは異なる市場動向に影響を受けるため、一つの資産に依存することがないからです。つまり、一つの資産の価格が下がっても、他の資産がそれを補ってくれる可能性が高まるのです。

投資信託のプロに任せる方が良い理由

投資信託は資産運用のプロのファンドマネージャーが資産運用を行います。彼らは市場動向を分析し、適切な投資判断を下します。

初心者が市場の専門知識を持たずに投資する場合でも、ファンドマネージャーが適切な投資を行ってくれるため、リスクを管理しやすくなります。

投資信託の種類【投資対象別】

投資信託の種類【投資対象別】
投資信託の投資対象は、大きく分けて以下の5種類に分類されます。

以下、投資信託の種類の特徴を詳しくまとめました。

特徴 / 利点 株式型 債券型 バランス型 REIT テーマ型
投資対象 株式市場 債券市場 株式と債券 不動産 特定のテーマや産業
リスク 高い 低い 中の上 テーマに依存
リターン 高い 低い 中の上 テーマに依存
分散化 低い 高い
おすすめの投資期間 長期 長期 長期 長期 長期
S&P 500インデックスファンド 米国国債インデックスファンド バランスファンド モール型REIT グリーンエネルギーファンド、テクノロジーファンド

上の表を見ても分かるように、投資信託は全て長期期間の投資に優れているのが特徴です。

次に、それぞれの投資信託の種類は、どんな人におすすめか解説します。

1. 株式型投資信託

株式型投資信託は、株式市場に投資するためのファンドです。

これはリスクが高い場合もありますが、長期的な資産拡大を目指す投資家におすすめになります。

2. 債券型投資信託

債券型投資信託は、債券市場に投資するためのファンドです。

これは比較的安定したリターンを追求する投資家に向いており、リスクを抑えたい人におすすめされています。

3. バランス型投資信託

バランス型投資信託は、株式と債券の両方に投資するファンドです。

リスクとリターンのバランスを重視する投資家に適しており、ポートフォリオの多様性を提供します。

何を選んだら良いか分からないという初心者や、分散投資を行いたい投資家におすすめです。

4. REIT(不動産投資信託)

REIT(不動産投資信託)は、不動産に投資し、投資家に不動産収益を分配する投資法人です。

高い配当を提供し、不動産市場への投資を簡便にします。

流動性が高く、異なる不動産セクターに投資するREITがあります。

REITは、安定的な収益を追求する投資家におすすめの不動産関連投資手段です。

5. テーマ型投資信託

テーマ型投資信託は、特定のテーマや産業に焦点を当てたファンドです。

例えば、環境に優しいエネルギー、テクノロジー、ヘルスケアなどのテーマがあります。

自分の興味や信念に合わせた投資を行いたい方におすすめです。

投資信託(ファンド)運用のメリット

投資信託(ファンド)運用のメリット
続いて、これらの投資信託(ファンド)運用のメリットをご紹介します。

リスク分散がしやすい

投資信託は、資金を多くの異なる資産に分散して運用するための優れた手段です。

個別の株式や債券を購入するよりも、ファンドへの投資はリスクを分散しやすくなります。

なぜなら、1つの投資信託には複数の銘柄や資産クラスが含まれているからです。

それらの資産は異なる市場条件に異なる反応を示すため、特定のリスクに依存しないポートフォリオが構築されます。

この分散により、リスクを最小限に抑えつつ、長期的なリターンを安定させることが可能です。

プロに運用を任せられる

投資信託はプロのファンドマネージャーによって運用されています。

特に投資初心者の方は市場の複雑さや変動性に対処するためにも、プロの知識や経験を活用できるのは大きなメリットといえます。

ファンドマネージャーは適切な投資判断を行い、投資家の代わりに資産を管理します。

これにより、初心者から経験豊富な投資家まで、誰でもプロの運用に参加でき、リスク管理が容易になるのです。

種類が豊富

投資対象によって投資信託は以下のように分類できます。

  • 株式型投資信託
  • 債券型投資信託
  • バランス型投資信託
  • REIT(不動産投資信託)
  • テーマ型投資信託

これだけの種類が存在すると、どの投資信託を選んで良いか分からないと感じる人もいます。

しかし、これだけの種類があるからこそ、あなたの運用方針にあったポートフォリオを組むことができるというメリットもあるのです。

投資信託おすすめの選び方

投資信託おすすめの選び方
では、どの投資信託を選ぶべきかを考える際の以下3つのポイントが大切になります。

  1. 目標とリスク許容度を明確にする
  2. 投資信託(ファンド)のタイプを選ぶ
  3. 過去の投資信託の運用成績を確認

それぞれのポイントを詳しく見てみましょう。

1. 目標とリスク許容度を明確にする

投資信託も比較的リスクの低い金融商品とはいえ、リスクがない訳ではありません。

そのため投資信託を選ぶ際には、まずあなたの投資目標とリスク許容度を明確に定めることをおすすめします。

具体的な目標を設定することで、逆算してどれだけの資金とリスクを取る必要があるのか計算しやすくなります。

同時に、あなたがどれだけのリスクを受け入れられるかを理解することで、分散がしやすくなるのです。

例えば、不安が多くあまりリスクを取りたくないという人は債券7割:株式3割というように、リスクの低い債券の割合を増やすのをおすすめします。

目標や許容度に基づいて、適切なファンドを選びましょう。

2. 投資信託(ファンド)のタイプを選ぶ

投資信託には投資対象の違いによる種類の他にも、運用方法や分配金の有無によるタイプの違いもあります。

それぞれリスクやリターンも異なるため、1で設定したあなたの目標と許容範囲にあうタイプの投資信託を選ぶことをおすすめします。

アクティブファンド vs インデックスファンド

アクティブファンドは、ファンドマネージャーや運用チームが積極的に資産を選定し、リターンを最大化することを目指すファンドです。

対照的に、インデックスファンドは特定の市場指数に連動し、市場全体の動きを反映します。

アクティブファンドは専門知識に頼り、リスクとリターンの両面で変動が大きい一方、インデックスファンドは低い運用費用と市場平均に連動する特徴があります。

分配金の有無

分配金ありの投資信託は定期的に配当金を支払い、現金収入を提供します。

ただし商品によっては、利益だけでなく元本からも配当金を出している投資信託もあるので注意しましょう。

一方、分配金なし投資信託は配当金を再投資して資産を増やすことを目指し、現金収入を提供しません。

どちらを選ぶかは、現金ニーズと資産増加のバランスを考慮して決定する必要があります。

3. 過去の投資信託の運用成績を確認

どんな種類の投資信託を購入したいか絞ったら、その中から過去の投資信託の運用成績を詳細に調査しましょう。

投資信託の運用成果(運用成績)は、以下のように色々な方法で調べることができます。

  • 投資信託協会のホームページ
  • 新聞に掲載された基準価額
  • 投資信託の評価会社サイト

これらを参考に、ファンドのパフォーマンス履歴を理解し、一貫した成績を示すファンドを選ぶことをおすすめします。

ただし、過去の成績は将来の成績を保証するものではないことを念頭に置いておきましょう。

以下、運用成績を確認する際に知っておきたい専門用語を3つ、初心者にもわかりやすく解説します。

基準価格

基準価格は、投資信託や株式などの金融商品の現在の単位価格を示すものです。

これは、特定の時点での金融商品の単位価格で、通常は「1口あたりの価格」を指します。

基準価格は投資信託の場合、そのファンドの資産総額を現在の口数で割ったもので、株式の場合は1株の価格を意味します。

期中騰落率

期中騰落率は、ある期間内で金融商品の価格がどれだけ上昇または下落したかを示す指標です。

通常、これは%(パーセンテージ)で表され、正の値は上昇、負の値は下落を示します。

例えば、期中騰落率が「+5%」であれば、価格がその期間に5%上昇したことを意味します。

利回り

利回りは、投資における収益を示す指標で、通常は%(パーセンテージ)で表されます。

利回りは投資から得られた収益を元本に対する割合で示します。

利回りにはさまざまな種類があり、株式の配当利回りや債券のクーポン利回りなどがあります。

例えば、債券のクーポン利回りが「3%」であれば、その債券から1年間で元本に対して3%の利益が得られることを示します。

投資信託おすすめの銘柄ランキング【2024年最新】

投資信託おすすめの銘柄ランキング【2024年最新】
続いて、投資信託おすすめの銘柄ランキング(2024年2月現在)を以下、4種類の投資対象別にご紹介します。

  1. 株式型投資信託おすすめランキングTOP3
  2. 債券型投資信託おすすめランキングTOP3
  3. REIT(不動産投資信託)おすすめランキングTOP3
  4. バランス型投資信託おすすめランキングTOP3

それぞれの投資信託の銘柄選定方法や特徴、おすすめの投資家について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【株式型投資信託おすすめランキングTOP3】リターン重視におすすめ

【株式型投資信託おすすめランキングTOP3】リターン重視におすすめ

以下、リターン重視におすすめの「株式型投資信託おすすめランキングTOP3」をご紹介します。

第1位:インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)

株式型投資信託おすすめランキング1位の「インベスコ 世界厳選株式オープン」は、1999年1月に設定され、2016年9月に決算頻度を毎月決算に変更後、2017年1月より毎月分配を行っています。

マザーファンドへの投資を通じて、日本を含む世界各国の株式(エマージング国を除く)を主要投資対象としています。

上記対象国の株式の中から、独自の視点で厳選した世界のベストと考える銘柄に投資がされています。

ロシアウクライナ間の戦争によるリスクにも耐え分配金が発生した安定性には、投資家からも評価されている理由の1つです。

基準価格 9,254円
純資産額 1兆1366億円
信託報酬 1.903%
リターン(1年) 35.30%
運用会社 インベスコ・アセット・マネジメント
決算回数 毎月

第2位:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

株式型投資信託おすすめランキング2位の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は、幅広い国々の株式市場に分散投資するためのETF(上場投資信託)です。

日本を含む先進国ならびに新興国の株式に投資し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。

この投資信託は色々な地域や産業に投資し、リスクを分散させ、世界経済の成長に参加できるという特徴があります。

また、手数料が低さと市場での流動性が高い特徴があり、投資家にとってコスト効率が良く、簡単に取引できる選択肢としておすすめです。

基準価格 22,062円
純資産額 2兆2768億円
信託報酬 0.05775%
リターン(1年) 30.42%
運用会社 三菱UFJアセットマネジメント
決算回数 年1回

第3位:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)

株式型投資信託おすすめランキング3位の「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)」は、アメリカ株式市場への幅広い分散投資を提供する低コストのETF(上場投資信託)です。

「バンガード・S&P500ETF」を通して、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざしています。

S&P 500指数は過去の長期成績が堅調であり、長期投資家に向いています。

簡単に取引でき、コスト効率が高いため、多くの投資家におすすめされます。

基準価格 23,815円
純資産額 1兆3409億円
信託報酬 0.0638%
リターン(1年) 34.48%
運用会社 SBIアセットマネジメント
決算回数 年1回

【債券型投資信託おすすめランキングTOP3】安定型におすすめ

【債券型投資信託おすすめランキングTOP3】安定型におすすめ

以下、安定型におすすめの「債券型投資信託おすすめランキングTOP3」をご紹介します。

第1位:eMAXIS Slim先進国債券インデックス

債券型投資信託おすすめランキング1位の「eMAXIS Slim先進国債券インデックス」は、日本を除く世界主要国の公社債に投資します。

また、FTSE世界国債インデックス(日本を除く、円換算ベース)と連動する投資信託です。

世界中の債券に分散投資することで、国際的な収益を追求する投資家におすすめです。

基準価格 13,134円
純資産額 1017億9200万円
信託報酬 0.154%
リターン(1年) 14.03%
運用会社 三菱UFJアセットマネジメント
決算回数 年1回

第2位:フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(毎月決算型)B(為替ヘッジなし)

債券型投資信託おすすめランキング2位の「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(毎月決算型)B(為替ヘッジなし)」は、米ドル建ての高利回り事業債券に中心的に投資します。

運用の目標は、ICE BofA USハイ・イールド・コンストレインド・インデックス(円換算)を上回る運用成果を追求します。

ハイ・イールド債券は高利回りと引き換えにリスクが高いため、リスクを許容できる投資家に向いています。

また、高水準の利息収入を求める投資家や、収益の安定性よりも収入を重要視する人におすすめしたい商品です。

基準価格 3,408円
純資産額 6781億6500万円
信託報酬 1.738%
リターン(1年) 17.65%
運用会社 フィデリティ投信
決算回数 毎月

第3位:eMAXIS Slim国内債券インデックス

債券型投資信託おすすめランキング2位の「eMAXIS Slim国内債券インデックス」は、日本国内の公社債に投資し、Nomura-BPI総合指数と連動する投資信託です。

運用の目標は、Nomura-BPI総合指数との連動を維持することで、指数に従ったリターンを目指しています。

国内債券への投資は安定的な収益を追求するため、大きなリスクやリターンを背負わずに長期的な投資を検討する人におすすめです。

基準価格 9,587円
純資産額 218億800万円
信託報酬 0.132%
リターン(1年) 0.45%
運用会社 三菱UFJアセットマネジメント
決算回数 年1回

【REITおすすめランキングTOP3】不動産投資におすすめ

【REITおすすめランキングTOP3】不動産投資におすすめ

以下、不動産投資におすすめの「REITおすすめランキングTOP3」をご紹介します。

第1位:ダイワ・US-REITT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)

REITおすすめランキング1位の「ダイワ・US-REITT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」はアメリカの不動産投資信託証券(REIT)に投資し運用されています。

配当利回りを重視した運用により信託財産の成長を目指している投資信託で、中長期向きです。

この不動産型投資信託は、米国不動産市場に興味があり、高い配当を求める投資家におすすめです。

外国通貨の変動リスクを受け入れつつ、安定的な収益を追求する選択肢となります。

基準価格 2,294円
純資産額 7345億7700万円
信託報酬 1.672%
リターン(1年) 20.93%
運用会社 大和アセットマネジメント
決算回数 毎月

第2位:フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)

REITおすすめランキング2位の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」は、アメリカの不動産投資信託(REIT)に投資し、配当収益の確保と長期的な成長を目指す投資信託です。

銘柄は選定では、長期的な成長性の高いREITを選び、ポートフォリオ内のセクターと地域を分散します。

高い収益を追求し、リート市場の成長に参加したい投資家におすすめの投資信託です。

基準価格 3,097円
純資産額 7133億9800万円
信託報酬 1.54%
リターン(1年) 20.85%
運用会社 フィデリティ投信
決算回数 毎月

第3位:新光US-REITオープン(ゼウス)

REITおすすめランキング3位の「新光US-REITオープン(ゼウス)」は、上記おすすめREIT同様にアメリカの不動産市場に投資します。

そして銘柄選定では、US-REITの業績や企業内容、不動産の価値などを総合的に評価し、長期的な成長性や割安度を重要視して銘柄を選定します。

バランスの取れた投資が特徴です。

この投資信託は、REITの中で安定的な収益と長期的な成長を求める投資家におすすめです。

基準価格 1,790円
純資産額 4413億9300万円
信託報酬 1.683%
リターン(1年) 15.50%
運用会社 アセットマネジメントOne
決算回数 毎月

【バランス型投資信託おすすめランキングTOP3】分散投資におすすめ

【バランス型投資信託おすすめランキングTOP3】分散投資におすすめ

以下、分散投資におすすめの「バランス型投資信託おすすめランキングTOP3」をご紹介します。

第1位:のむラップ・ファンド(普通型)

バランス型投資信託おすすめランキング2位の「のむラップ・ファンド(普通型)」は、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、そして世界各国(日本も含む)の不動産投資信託証券(REIT)に投資します。

上記の通り、この商品は多様な銘柄や資産クラスへの投資を提供しているため、リスク分散を重視する投資家におすすめされています。

投資配分比率は野村證券株式会社が独自開発したモデルに基づいて最適化されるため、投資家は専門家による配分を利用できます。

基準価格 26,028円
純資産額 3346億7800万円
信託報酬 1.353%
リターン(1年) 16.33%
運用会社 野村アセットマネジメント
決算回数 年1回

第2位:アムンディ・みらい定期便

バランス型投資信託おすすめランキング2位の「アムンディ・みらい定期便」は、ファンド・オブ・ファンズ方式で運用します。

「ファンド・オブ・ファンズ」とは、複数の投資信託を組み入れる投資信託のことです。

「アムンディ・みらい定期便」は、主に米ドル建のルクセンブルグ籍投資信託である「Amundi Fundsパイオニア・インカム・オポチュニティーズ」と、円建の国内籍投資信託である「CAマネーピールファンド(適格機関投資家専用)」に投資しています。

市場の変動に合わせて資産を調整し、収益を最適化しているので、定期的なインカムゲインを確保したい投資家におすすめの商品です。

基準価格 15,352円
純資産額 941億9600万円
信託報酬 0.88%
リターン(1年) 15.23%
運用会社 アムンディ・ジャパン
決算回数 毎月

第3位:世界経済インデックスファンド

バランス型投資信託おすすめランキング2位の「世界経済インデックスファンド」は、国内、先進国、新興国の公社債および株式(DRを含む)に分散投資します。

投資信託の基本資産配分比率は、株式50%、債券50%とされていて、バランスの良いポートフォリオを構築したいという投資家におすすめです。

比較的成長に焦点を当てた運用が行われており、中長期的な視点で資産を成長させたい人に適しています。

基準価格 34,193円
純資産額 2561億2000万円
信託報酬 0.55%
リターン(1年) 20.16%
運用会社 三井住友トラスト・アセットマネジメント
決算回数 年1回

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知っておくと失敗しないプロが教える注意点

知っておくと失敗しないプロが教える注意点
最後に知っておくと失敗しないプロが教える注意点を解説します。

せっかく投資信託を始めたのに中々思うような結果が出ないということがないよう、しっかり把握しておきましょう。

長期的な視点を持つ

長期的な視点を持つことは、投資信託において極めて重要です。

市場は短期的には波があるものであり、価格変動が頻繁に発生します。

しかし、短期的な視点で投資判断を下そうとすると、感情に左右され冷静な判断を妨げる可能性があります。

そのため長期的な視点で見ることで、市場の変動に対して感情的にならず、投資目標を達成するために資産を着実に成長させることができます。

時間を味方にし、市場の長期的な成長に焦点を当てることをおすすめします。

1種類の投資信託に依存しない

投資信託の魅力の1つは、異なる銘柄や資産クラスから選択できることです。

投資信託の種類でも述べたように、それぞれの種類は違うリスクやリターン率を持っています。

1つのファンドや資産に過度に依存することは、あなたのポートフォリオをリスクにさらす可能性があります。

代わりに、複数のファンドを組み合わせて分散投資をすることでリスクを軽減できます。

このリスクを分散し、安定性を高めるためにも、異なる資産クラスに分散させることがおすすめです。

定期的な評価とリバランス

投資信託を選択した後、定期的な評価とリバランスが不可欠です。

投資信託は市場状況や投資目標が変化する可能性があるため、ポートフォリオを定期的にチェックしましょう。

評価の際には、投資のパフォーマンスを確認し、目標に合致するかどうかを検証します。

必要に応じてリバランスを行い、ポートフォリオのアセット配分を再調整します。

これにより目標に向かって効果的に進むことができ、リスクを適切に管理できるのです。

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投資信託は、将来の資産拡大を目指すために利用できる強力なツールです。

しかし、適切な投資信託を選ぶことが重要になります。

本記事では、投資対象別おすすめの投資信託ランキングTOP3やおすすめの選び方についてご紹介しました。

また、知っておくことで失敗しない注意点も解説しましたので、投資信託の運用を行なっている方だけでなく、これから始める初心者も是非ご活用ください。

しかし、おすすめの商品を見てもやっぱりどれが自分に最適か分からない、そもそも種類も選べないという方は一度プロに相談してみることをおすすめします。

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監修者プロフィール
小林裕
小林裕
一般社団法人証券相続普及協会 代表理事
大学卒業後、東証一部上場の証券会社に入社。 個人向けの資産運用コンサルティングを中心に活動。 新人賞、社長優秀賞などを数多く受賞。 シニア層のお客様が多い中で資産運用だけでは本当の解決ができないと感じ、退職。 2020年、一般社団法人証券相続普及協会を設立。代表理事に就任。 終活カウンセラー1級や上級相続診断士の資格も取得し、お客様の大切な資産を「ふやす、まもる、つなぐ」をモットーに活動している。
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