がん保険とはどういう保険ですか?
更新日:23.01.10

がん保険とは、医療保険の中でも保障の対象を「がん治療」に限定した保険です。がんと診断されて入院・手術・通院した場合に保険会社から給付金・保険金が受け取れます。
医療保険と同様に保険期間によって以下の2つのタイプに分けられます。
- 終身型:がん保障が一生涯続くタイプ
- 定期型:がん保障が5年、10年程度と短期で満了となり、その保障が更新されるタイプ
がん保険から受け取れる主な給付金・保険金は以下のとおりです。
- がん診断給付金
がんと診断されたときに一時金として受け取れる給付金 - がん入院給付金
がんで入院した場合に「入院給付金の日額×入院日数」の金額を受け取れる給付金 - がん手術給付金
がんで所定の手術を受けた場合に一時金として受け取れる給付金 - がん通院給付金
がんで入院したあと退院してその翌日から一定期間内に通院した場合に「通院給付金の日額×通院日数」の金額を受け取れる給付金 - がん死亡・高度障害保険金
がんで死亡または高度障害状態になった場合に支払われる保険金
がん保険に加入するメリット
- 入院給付金の通算支払限度日数が無制限
- 給付金の受取人が被保険者(=保険をかけられた人)の場合、その給付金は非課税となる
- 多くのがん保険に加入後の90日間は保障してくれない期間(=免責期間)がある
がん保険に加入する注意点
- 原則、がん以外の病気の場合、保障はない
- 多くのがん保険に加入後の90日間は保障してくれない期間(=免責期間)がある
がん保険を検討する際のポイント
高額な治療費に備えておきたいなら、がん保険の加入を検討してもよいかもしれません。
最近では新しいタイプのがん保険が登場し、保障内容も多様化しています。例えば、手術・放射線治療・抗がん剤治療といった「がんの三大治療」の保障に対応してくれる保険商品も出てきているので、「検討しているがん保険が自分にあっているか」もチェックしておきましょう。
また、がん保険の中には健康保険の対象とならない、自由診療となった費用を保障してくれる商品もあります。
がん保険に加えて医療保険や三大疾病についてもさらに知りたい人は、以下の記事も一緒に読むと良いでしょう。
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・当サイトは、各保険の概要についてご紹介したものです。取扱商品、各保険の名称や補償(保障)内容等は引受保険会社によって異なりますので、ご契約にあたっては、必ず各引受保険会社の「重要事項説明書」をよくご確認ください。ご不明な点等がある場合には、代理店までお問い合わせください。
・このご案内には保険商品内容のすべてが記載されているわけではありませんので、あくまで参考情報としてご利用ください。また、必ず各引受保険会社の「契約概要」やパンフレット等で保険商品全般についてご確認ください。
・お引受内容により保険料が異なる場合がありますので、実際に適用される保険料については代理店または引受保険会社にお問い合わせください。