審査が甘いカードローンはある?申し込む前に知りたい審査を受けるときのポイント

審査が甘いカードローンはある?申し込む前に知りたい審査通過のコツ

審査の厳しい消費者金融では借りられない!

審査が甘いカードローンはどこ?

結論から言いますと、法律を遵守している金融機関で審査が甘い借入先はありません

この記事では「審査の甘い金融機関がない理由」について詳しく説明します。また、審査を受けるときのポイントや、カードローンを特徴別に解説します。

カードローン審査通過の3つのポイント

  1. 年収の3分の1以上の金額を希望しない
  2. 借り入れをするのは合計2社までにする
  3. 銀行や消費者金融のカードローンなど、審査基準が違う金融機関に申し込んでみる

監修者 監修者

馬場 愛梨

ばばえりFP事務所代表

馬場 愛梨

関西学院大学商学部卒業後、銀行にてカードローンやクレジットカード、投資信託などの金融商品を扱う窓口営業部門に所属。 その後、保険業界や不動産業界での勤務を経て、独立。

【保有資格】
AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員1種、秘書検定1級、ビジネス実務マナー検定1級、メンタル心理カウンセラー

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即日融資も可能なカードローン3選
プロミス ・原則24時間振込が可能
・最短30分融資
・カードレスのWeb完結で、郵送物なしも可能なので、家族に知られにくい
金利 年4.5%~17.8%(実質年率)
融資までの時間 最短30分
アコムなら最短即日ご利用OK 「3秒診断」で借入可能かすぐにわかる
Web完結だから、郵送物なしで借り入れがバレにくい
「Web申込+自動契約機(むじんくん)でカード発行」なら最短即日で借入可能
金利 年3.0%~18.0%(実質年率)
融資までの時間 最短1時間
アイフル ・はじめての方なら最大30日間利息0円
・最短30分審査、最短1時間融資
・Webからの申込後、専用電話への連絡で優先的に審査を開始
金利 年3.0%~18.0%(実質年率)
融資までの時間 最短1時間

審査が甘いカードローンは存在しない?

実のところ、審査が甘いといえる借入先は存在しません

なぜなら日本貸金業協会の「広告審査に係る審査基準」や、各金融機関が公開している決算資料などから、次のような事実を読み解けるからです。

カードローン審査に関する事実

  • 「審査が甘い」と宣伝しているのは違法な金融業者である
  • 大手消費者金融のカードローンの審査通過率には大差がない

参考

日本貸金業協会「広告審査に係る審査基準 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「2019年3月期 決算資料」 アイフル株式会社「2019年3月期 決算短信」

これらについて、詳しく解説していきます。

「審査が甘い」と宣伝している業者に注意!甘い誘い文句にだまされてはいけない

法律を守って営業しているカードローン・消費者金融会社が「審査が甘い」と宣伝することはありません。日本貸金業協会の「広告審査に係る審査基準」にも、以下を禁止すると明記されています。

“借入が容易であることを過度に強調することにより、資金需要者等の借入意欲をそそるような表示又は説明”

少しわかりづらいですが、以下のような簡単に借りられると思わせる表現は禁止する、ということです。

  • 必ず貸します
  • 審査基準が大幅にダウン
  • 無条件、無審査で○○万円
  • ブラック可
  • 他店で債務整理した方も大歓迎

<出典>日本貸金業協会「広告審査に係る審査基準」

そのため「審査が甘い」や「審査がゆるい」「ブラックOK」などと宣伝しているのは、危険な悪徳業者である可能性が高いのです。

「ウチは審査が甘いから誰でも借りられるよ~」

「今すぐ必要なら今日中に貸すこともできるよ!」

と、最初は優しい顔をして誘ってくる悪徳業者ですが、だまされてはいけません。悪徳業者を利用してしまうと、次のようなリスクがあります。

  • 規定を超えた高額な金利を請求される
  • 過度な取り立てで生活を脅かされ、職場や家族にまで被害が及ぶ
  • 他の悪徳業者に個人情報を流される

悪徳業者で借りてしまうと、高額な金利で借金が減らず、過度な取り立てに苦しむ可能性もあります。 甘い言葉に誘われて借りてしまわないよう注意が必要です。

大手消費者金融のカードローンは審査通過率に大きな差はない

「カードローンの○○社よりも△△社の方が審査が甘い」というような違いはあるのでしょうか?

答えとしては「審査が甘い・厳しいと判断できる明確な根拠はない」ということになります。

一方で大手消費者金融のカードローンでは審査通過率が公開されているので、ある程度の参考になるかもしれません。

大手消費者金融のカードローンの審査通過率

アコム

44.0% ※1

プロミス

45.2% ※2

アイフル

45.3% ※3

(※1)「DATABOOK Monthly Report 2019年3月末(アコム株式会社)」より (※2)「2019年3月期 決算資料(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)」より (※3)「2019年3月期 決算短信(アイフル株式会社)」より

いずれも審査通過率は45%ほどで、あまり大差がないことがわかります。つまり、「どのカードローンの審査は甘い」などとは言えないのです。

明言できるのは、各社共通して厳正に審査を行い、返済能力があると判断した人にしかお金を貸さないということです。

「審査が甘い」の宣伝がない大手・中小消費者金融のカードローン6選

ここでは審査結果通知と融資までの時間の早さ、借入診断の有無などを踏まえてカードローンを6つ紹介します。

カードローン名

プロミスカードローンのバナープロミス アコムのバナーアコム SMBCモビットのバナーSMBCモビット アイフルのバナーアイフル SuLaLiのバナー SuLaLi セントラルのバナーセントラル

審査時間

最短30分

最短30分

最短30分(申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合がある)

最短30分

最短30分

記載なし

貸付上限

500万円 800万円 800万円 800万円 10万円 300万円

金利

年4.5%~17.8% 年3.0%~18.0% 年3.0%~18.0% 年3.0%~18.0% 18.0% 年4.8%~年18.0%

消費者金融のカードローンの特徴

消費者金融のカードローンは、以下のような特徴があります。

     
  • 最短即日融資が可能なカードローンもある
  • 無利息期間を実施しているところもある
  • 土日祝日でも融資を受けられる場合がある
  • 銀行に比べて金利は高い

消費者金融のカードローンは、銀行に比べて融資までのスピードが早いのが特徴です。

また、契約から30日間などで無利息期間を実施している会社もあり、金利が気になる方にはうれしい特典です。

金利は銀行に比べると高いですが「審査に不安がある…」という人は、銀行よりも消費者金融のカードローンがよいでしょう。

ただし「審査なし」「審査が甘い」などの記載がある消費者金融には注意が必要です。大手の消費者金融ならば、そのような違法な記載がされていることもなく、金利も中小の消費者金融に比べて低いという特徴があります。

消費者金融を6つの特徴別に紹介

スピード・利便性どちらも求めるならプロミス

プロミス

実質年率 4.5%~17.8%
利用限度額 500万円
審査時間 最短30分
融資時間 最短30分

特長

  • スマホから申し込めば最短15秒審査回答、最短30分で融資が受けられる
  • 自分の口座に振り込んでもらえる
  • はじめての利用なら最大30日間利息0円(メールアドレスの登録とWeb明細利用の登録が必要)

プロミスは、借り入れまでのスピードを重視している人向きのカードローンです。審査通過後の融資は最短30分と、他社と比較してもかなりの早さです。

また、初めて利用する人には最大30日間の無利息期間があるので、金利が気になる方に向いています。

プロミスは公式ホームページからの簡易審査が可能で、結果が最短15秒でわかります。「審査に通るか不安…」という方はこちらで大まかに通過の可能性があるかを知ることができます。

審査結果を早く知りたいならアコム

アコム

アコムなら最大30日間金利0円
実質年率 年3.0%~18.0%
利用限度額 800万円
審査時間 最短30分
融資時間 最短即日

特長

  • 最短30分で審査回答がもらえる
  • 1Web申込+自動契約機(むじんくん)でカード発行なら最短即日で借入れ可能

アコムは3秒で大まかな結果がわかる簡易診断があります。「申し込んで審査に落ちたときの時間が惜しい…」という人は、まず「3秒診断」をしてみましょう。

また本申込の審査時間も最短30分となっているので、スピーディーに借りたいという方はアコムが向いています。

さらにアコムは利用明細の郵送がないので、明細が送られてきて家族にバレてしまうリスクを減らすことができます。(※)

※電磁交付を承諾している場合。電磁交付とは、契約に係る書面、明細書をアコムのホームページで確認ができるサービスのこと。

なるべく職場にバレたくない人はSMBCモビット

SMBCモビット

実質年率 3.0%~18.0%
利用限度額 800万円
審査時間 最短30分
融資時間 最短即日

特長

  • *最短即日融資も可能
  • 10秒で簡易審査結果表示
  • セブン銀行ATMならスマホのアプリだけで入出金可能
  • *申込の曜日、時間帯によって翌日以降の取扱いとなる場合がある

SMBCモビットでは、Web申込なら、職場への電話連絡なしで審査を進められます。職場への電話を避けたい方、バレにくさを重視する方はSMBCモビットが向いています。

またWeb申込後にフリーダイヤルに電話をかけると、すぐに審査を開始してくれるのもうれしいポイント。電話一本で審査が早まるのであれば、ぜひ活用したいサービスですね。

公式アプリ完備、カードレスで借りられるアイフル

アイフル

実質年率 年3.0%~18.0%
利用限度額 800万円
審査時間 最短30分
融資時間 最短1時間

特長

  • 最短30分審査&最短1時間融資
  • Webからの申込後、専用電話への連絡で優先的に審査を開始

アイフルのカードローンは公式アプリでの申込が可能、さらに審査通過後はアプリがカード代わりにもなります。

日頃からカードを持ち歩く必要がなく、「周囲の人にカードを見られてバレてしまう…」なんて心配もありません。スマホでローンの利用状況をいつでも確認できて便利です。

またアイフルでも、申込後にフリーダイヤルに電話をすれば審査を優先的に進めてくれます

アイフルの女性向けカードローンSuLaLi

SuLaLi

実質年率 18%
利用限度額 10万円
審査時間 最短30分
融資時間 最短即日

特長

  • 即日可能な女性向けのカードローン
  • 女性オペレーターに相談できる
  • 上限が10万円なので借りすぎが防げる

SuLaLiは、アイフルの女性向けカードローン。女性オペレーターがていねいに対応してくれるので、聞きにくい質問も安心して相談することができます。

大手消費者金融のアイフルが展開しているカードローンであるのも大きなポイントですね。

SuLaLiでは上限が10万円に設定されているので、借りすぎも防げます。「借りすぎて返せなくなるのが不安…」という人にぴったりのカードローンです。

即日融資も可能な中小消費者金融のセントラル

セントラル

実質年率 年4.8%~年18.0%
利用限度額 300万円
審査時間 記載なし
融資時間 最短即日※

※14時までの申し込みで最短即日融資可能

特長

  • 審査からお借入までスピーディに対応
  • WEB申し込み後にナビダイヤルに電話で優先的に審査してもらえる
  • 大手消費者金融に似た特徴が多い

中小消費者金融は銀行のカードローンと比べて金利が高くなる傾向がありますが、セントラルの金利は大手消費者金融と大きな差がなく年率4.8%~18.0%となっています。

平日14時までの申込なら最短即日融資も可能です。またセブン銀行ATMからの借り入れ・返済が可能となっており、審査通過後も使いやすいのがポイントです。

他の中小消費者金融に比べて金利が低い、最大30日間金利なしの期間があるなど、セントラルは中小消費者金融の中でも、大手に近い特徴が多くあります。

申込前に知りたい審査を受けるときの3つのポイント

審査が甘いカードローン会社がないのであれば、「カードローンの審査を通過するにはどうすればよいか」と意識を変えるべきでしょう。

特に大きなポイントとなるのが以下の3つです。

  • 借入希望額は年収の3分の1までにする
  • 借り入れをするのは合計2社までにする
  • 審査基準が違う金融機関に申し込んでみる

それぞれのポイントを解説していきます。

総量規制を考慮する

消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者では、年収の3分の1を超える借り入れができません。

これは、貸金業法における総量規制によって決められています。

総量規制の説明の画像

総量規制とは

借りすぎ、貸しすぎを防ぐために設けられた規制で、消費者金融や信販会社などといった貸金業者で年収の3分の1を超える借り入れができない。これは貸金業法で定められている。

総量規制により借入希望額を年収の3分の1を超えて設定している人は、審査で落とされてしまう可能性が高いです。具体例で見てみましょう。

他社借入状況によって変わる借入限度額

Aさん Bさん
年収 300万円 300万円
他社からの借入状況 50万円 なし
借りられる限度額 50万円まで 100万円まで

※実際の限度額とは異なる場合があります。

※年収とは、源泉徴収票や給与明細などからわかる年収を指します。

このように、他社からの借入状況も踏まえて限度額が決まります。

借り入れをするのは多くて2社まで

現在の借入件数も見逃せないポイントです。

金融機関は、その人の信用情報を確認することで他社からの借入件数を把握できます。

借入件数以外の内容が同じなら、他社からの借入件数が少ない方が、審査に有利になるといわれています。以下に一例を挙げて見てみましょう。

借入状況のグラフ

AさんとBさんは年収と借入額(150万円)の合計が同じですが、Aさんが3社から借り入れをしているのに対し、Bさんは1社から借り入れています。その場合、Bさんの方が審査に通りやすいといえます。

なぜならAさんは3社から借り入れをしているため、1社で50万円を借りる信用力(返済能力)がないと見なされるからです。

もし複数社からお金を借りているのであれば、まずは返済して借入先を減らしたり、今借りている金融機関で増額できないか確認しましょう。

審査基準が違う金融機関に申し込んでみる

最後のポイントは、今まで申し込んだことがない金融機関を利用するということです。

金融機関によって審査の基準が違うので、他社では通過できなくても審査基準が違うカードローンに申し込めば通過できる可能性があります。

その理由は、カードローンの審査は以下がポイントになると考えられるためです。

  • 【信用情報】各金融機関が加盟している信用情報機関から収集
  • 【自社基準】各金融機関の親会社となる銀行グループによって異なると考えられる

信用情報機関は各金融機関によって加盟先が違います。

ただし、3つある信用情報機関は相互に情報を共有しているので、「信用情報機関を変えれば履歴がまっさらな状態と判断される」というわけではありません。

また消費者金融のほとんどが大手銀行グループの傘下にあるため、同グループのカードローンは審査基準が近い可能性があります。

だからこそ、加盟している信用情報機関や所属している銀行グループを把握し、以前申し込んだカードローンと違うカードローンに申し込むとよいでしょう。

それぞれ審査の軸に沿って基準をまとめると、以下のようになります。

2回目以降に申し込むカードローンを選ぶ基準

カードローン審査の軸 カードローンを選ぶ基準
信用情報 加盟している信用情報機関が違うかどうか
自社基準 親会社の銀行グループが違うかどうか

さらに、具体的なカードローンの銀行グループと、加盟している信用情報機関は以下のとおりです。

各カードローンの銀行グループ・加盟機関

カードローン 銀行グループ 加盟信用情報機関
プロミス SMBCグループ JICC、CIC
アイフル なし(独立系) JICC、CIC
アコム 三菱UFJフィナンシャル・グループ JICC、CIC
SMBCモビット SMBCグループ JICC、CIC
SuLaLi なし(独立系) JICC、CIC
セントラル なし(独立系) JICC、CIC、KSC

例えばプロミスとSMBCモビットは同じSMBCグループのため、審査基準が近い可能性があります。すでにどちらかに申し込んだことがある人は、三菱UFJ銀行系列のカードローンなどに申し込むとよいかもしれません。

過去に自分が申し込んだカードローンの加盟機関や所属先の銀行グループを確認したうえで、次の申込先を決めるとよいでしょう。

審査に通らなかったらどうしよう…申込の前に簡易審査で確認

審査に不安があるなら、本審査に入る前に簡易的な審査ができるサービスを利用しましょう。

カードローンの公式ホームページ上で簡単な情報を入力するだけで審査通過の見込みがあるか簡易的に診断できるツールです。

アコムの「3秒診断」を例に挙げましょう。入力内容は「年齢」「年収」「他社お借入状況」のみです。名前や住所などの個人情報はまったく必要ありません。当然、信用情報に傷がつくこともないので試してみる価値はありそうです。

出典:アコム公式HP「3秒診断」

ただし、簡易審査で融資可能という結果が出ても、本審査で落ちてしまう可能性があります。簡易審査はあくまで「簡易」ということを忘れないでください。

カードローンの審査の仕組みと審査基準

そもそも、カードローンの審査とはどのようなものなのでしょうか。カードローンの審査の仕組みは、「信用情報機関の情報」と「各社が独自で設けた審査基準」の2軸からなります。

信用情報機関とは

ローンやクレジットなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払い状況・利用残高などの取引情報を管理・共有している機関のこと。金融機関は、審査基準の一つである信用情報を、信用情報機関と共有している。

信用情報機関の情報と自社審査の2軸には、それぞれ次のような特徴があります。

  • 信用情報機関の情報・・・自分の信用情報を問い合わせて知ることができる
  • 自社審査・・・各社独自の基準があり、明らかにされていない

まずは信用情報から詳しく見ていきます。

信用情報は審査にどう影響する?

クレジットカードやカードローンを一度でも利用したことがある人は、信用情報機関にて借り入れや返済の履歴が登録されています。

銀行や貸金業者などの金融機関は、信用情報機関に登録された信用情報を参考に、利用者が信用できる人物かどうか判断します。

信用情報に載っている項目は具体的に以下のとおりです。

・本人を特定するための情報

氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、勤務先、運転免許証情報など

・契約内容に関する情報

金融機関名、契約日、契約金額、貸付金額など

・返済状況に関する状況

入金日、入金予定日、残高金額、完済日、延滞など

・取引事実に関する情報

債権回収、債務整理、強制解約、破産申立など

・申込に関する情報

氏名、生年月日、申込日、申込商品など。実際に借り入れをしていなくても申し込んだだけで記録される。

このうち、注目すべきは、残高金額延滞債務整理です。各金融機関は、これら信用情報を以下のように見ています。

信用情報でチェックされるポイント

  • 消費者金融やクレジットカードのキャッシングにおいて、借入残高金額と、これから借りようとしている金額の合計が、年収の3分の1を超えていないか
  • クレジットカードやローンの返済を61日以上延滞していないか
  • 自己破産や特定調停など債務整理をしていないか

1つ目は「総量規制」という制度がからんでいます。総量規制の詳しい説明は前述したとおりです。

>>総量規制の詳しい説明へジャンプ

2つ目と3つ目はいわゆる「ブラックリスト※」に載る状態です。ブラックリストに載ってしまうと、金融機関からの借り入れは難しいでしょう。

※信用情報機関に事故情報が載ること

上記のような信用情報を管理している信用情報機関は3つあり、金融機関によって提携している信用情報機関が異なります。

3つの信用情報機関

  • CIC
  • JICC(日本信用情報機構)
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)

信用情報はWebや窓口、郵送で照会することができるので、自分の信用情報を知りたい人や、不安な人は照会してみてください。※KSCは郵送のみ対応しています。

実際に自分の信用情報を確認してみて、延滞の記録や事故情報がなければ、カードローンに申し込めます。

ここまで、カードローンの審査基準の一つである信用情報について説明してきました。もう一つの自社審査については、残念ながら機密情報のため、詳細は公開されていません。

そこで、以前消費者金融に勤務されていた方にインタビューして審査の実態を聞いてみました。

カードローンの自社審査について【元中小消費者金融勤務の人に聞いてみた】

過去消費者金融で勤務されていた方に、気になる審査内容について質問してみました。

《元消費者金融勤務Tさんの略歴》

  • 42歳・男性
  • 福岡を拠点とした中小消費者金融に2011年まで勤務。
  • 仕事内容:債務整理、個人向けローン督促業務、集金、営業、裁判所への出廷、督促に関するコールセンターでの対応、事業者向けローンの融資・回収業務等。
  • A

    A.「収入額だけを見て審査に落とされることはありません。過去の顧客データのいろんな情報と照らし合わせてお客さんの返済能力を見ていますので。しかも多くのカードローンでは、借入希望額が50万円を超えなければ収入証明書が必要ないことも多いですしね。それよりも、過去の延滞の方が重視されます。」

  • A

    A.「基本的には、信用情報に過去の事故情報が記載されていたら審査に通りません。事故情報として信用情報に記録されるのは、61日以上滞納した場合や破産、調停を行った場合です。ただ、事故情報が信用情報機関に登録されているのは5年ほどなので、その期間を過ぎれば借りられる可能性は高いです。」

  • A

    A.「はい。信用情報機関に問い合わせればご自身の登録情報を確認することができます。過去の記録を知りたい人は、審査前に信用情報を取り寄せてみるとよいかもしれません。」

  • A

    A.「はい。しかし、公共料金をクレジットカードで支払っている場合のみです。コンビニ払いや口座引き落としの場合、滞納しても信用情報機関に登録されません。」

※このインタビューは2018年8月に行ったものです。現在の実情とは異なる場合があります。

インタビューのポイントをまとめると、以下のようになります。

元消費者金融勤務Tさんとのインタビュー内容

  • お客さんの返済能力は、その会社がもっている過去の顧客データから総合的に判断される
  • 収入額よりも過去の延滞の方が厳しく見られる
  • 公共料金の滞納でブラックリスト入りにはならない(クレカ払いを除く)

以上が自社審査についてです。カードローンに申し込むときに、注意すべき点が少しわかったのではないでしょうか。

申込前に確認!カードローンの審査に通過しにくい人の特徴

審査に通過しにくい理由はさまざまですが、代表的なものを3つ紹介します。これらに該当する人は注意しましょう。

収入がない

カードローン会社の審査基準は「返済の見込みがある人かどうか」のため、収入がない人は審査に通過できません。

派遣社員、アルバイトだから審査に通過しないわけではなく、非正規雇用でも安定した収入があれば審査を通る可能性はあります。

専業主婦の場合は「配偶者貸付制度」を利用すれば借りられる可能性があります。

これは申込者と配偶者の収入を合わせて審査が行われるもので、収入のない専業主婦でも、配偶者の収入によっては審査に通過する可能性があります。

他社から複数の借り入れがある

カードローン会社は、申込者が他社にどれくらい申し込んでいるか、借り入れをしているか把握できるようになっています。

複数社からお金を借りていると、「お金に相当困っている人」だと判断されてしまうので、審査に通りにくくなるケースがあります。

お金が必要とはいえ、短期間に多くの消費者金融に申し込むのは推奨できません。

過去に返済を滞納していた(信用情報に問題がある)

カードローン、クレジットカードを利用するうえで、返済を滞納をしたことはありませんか? 延滞の記録は信用情報に記録されています

カードローン会社は申込者の信用情報を閲覧し、滞納の事実を把握できます。当然、滞納の過去があるとわかれば、「本当にお金を返せるのか?」と疑問を抱き、審査は厳しくなってしまうでしょう。

信用情報は数年間の間、信用情報機関に記録されています。

2社以上から借り入れがある人は、おまとめと借り換えを検討

【おまとめローン】返済が一回で楽になる

「おまとめローン」とは、その名のとおり複数のカードローンを1社にまとめられるサービスのことです。

おまとめローンの仕組み

メリットとしてはおもに2つ挙げられます。

  • 金利が低くなり、月々の負担を抑えられる可能性がある
  • 返済が1社にまとまるので管理が楽になる

金利が低くなることについては、借入額によるので全てのケースに当てはまるわけではありません。

一方で「返済が1社で済む」ことは誰でも得られるメリットです。例えば毎月3社の返済をしていて、すべて返済日が違うといった人はかなり管理が楽になるはずです。

「複数の会社から借り入れていて返済が苦しい」「毎月返済日がたくさんあって大変」という人はおまとめローンを検討しましょう。

【借り換えローン】利息が抑えられるケースも

「借り換えローン」は、現在返済中のローンから新しいローンに乗り換えることをいいます。

低金利のカードローンに借り換えれば、月々の返済の負担軽減につながります。

「今借りているカードローンは金利が高くて苦しい」という人は、借り換えをうまく活用して利息を抑えましょう。

おまとめ・借り換えには注意点もある

おまとめローンと借り換えローンのメリットのみを紹介しましたが、注意しなければならないポイントもあります。

例えば月々の返済額や利息は減ったけれど、返済期間が長引いて利息の総額が増えてしまったというケース。

借り換えたらどのような条件になるのか、利息総額はどれくらいになるのかシミュレーションし、返済計画をしっかり立てることが重要です

また、おまとめも借り換えも、審査を通過しなければ借りられませんので、多額のローンが残っている場合は審査通過が難しいかもしれません。

カードローン以外でお金を用意する方法

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

もしクレジットカードを持っているなら、「キャッシング枠」が設定されているか確認してみましょう。

クレジットカードというと、ふだんの買い物などで使うものと思うかもしれませんが、キャッシング枠があればカードローンのような借り入れが可能なのです。

キャッシングならクレジットカードの申込時に審査も終わっているので、すぐにお金を借りられます。

ただしクレジットカードのキャッシング枠は、一般的に金利が高めに設定されているので注意も必要です。

以下の画像はヤフーカードのキャッシング申込画面です。この利用者の場合、利用可能枠は30万円に設定されています。

Yカードの申し込み画面

*出典 ヤフーカードネットキャッシング」より

手持ちのものを売却する

家の中をくまなく見回してみると、不要になったものが目につくものです。使わなくなった家電製品、着なくなった服、飽きてしまった本やゲーム、使わずにしまってある金券類など…。

これらを中古品買取のお店や、ネット上の売買アプリで売却するというのも有効な方法です。

例えば以下のようなお店やアプリが挙げられます。

  • トレジャーファクトリー
  • セカンドストリート
  • ブックオフ
  • 地元のリサイクルショップ
  • メルカリ
  • ヤフオク!

不用品の整理も兼ねて、一度家の中に売れそうなものがないか確認してみましょう。気分もリフレッシュできるかもしれません。

親や友人に借りる

家族や友人との関係が良好で、お金の話ができそうであれば、一度誠意をもって相談してみるのもひとつの手段といえます。

金額によっては応じてくれる可能性もありますし、利息や返済期間なども柔軟に対応してくれるかもしれません。

ただし、お金の問題は人間関係を簡単に壊してしまうリスクをはらんでいます。さらに、相談相手が親や兄弟など身近であるほど、必要以上に心配をかけてしまうかもしれません。「どうしても一時的に必要になってしまった」などしっかりと説明をしたいところです。

もし借りられたとしたら、必ず返済の約束は守りましょう。

この記事のまとめ

「審査が甘い」と宣伝しているところは違法な悪徳業者です。

次の3つのポイントを押さえれば、審査に通過する可能性がアップするといわれています。

《審査を受けるときの3つのポイント》

  1. 年収の3分の1以上の金額を希望しない
  2. 借り入れをするのは合計2社までにする
  3. 銀行や消費者金融のカードローンなど、審査基準が違う金融機関に申し込んでみる

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