楽天カードの特徴をデメリットを隠さず紹介!専門家が語るポイントUPの極意も
更新日:2023.05.24

入会特典キャンペーンのCMでおなじみの楽天カードは、2018年度日本版顧客満足度調査において「10年連続でクレジットカード業種顧客満足の第1位」を獲得している人気のクレジットカード。
楽天カードが選ばれるのには、3つの理由があります。
楽天カードが選ばれる3つのポイント
- 還元率がどこでも1%! さらに最大で16%
- 年会費が永年無料
- 新規入会&利用で5000円相当のポイントを獲得
年会費無料で還元率がどこでも1%なので、楽天サービスのユーザーでない方でもおトクに利用することができます。
この記事では、メリット・デメリットの説明や似た特徴をもったカードとの比較なども行い、楽天カードについて詳しく説明していきます。
ただ、使う場所によっては楽天カードよりお得になるカードがあることはご存知でしょうか。PayPayまたはクレジットカードをコンビニやマクドナルドで主に利用したいという方は「三井住友カード ナンバーレス」を検討してみるのはいかがでしょうか。
コンビニ3社とマクドナルドで三井住友カード ナンバーレスを利用すると、最大で5%還元されます。
楽天カードで支払いをしても基本還元率は1%なので、コンビニやマクドナルドで利用する場合は、三井住友カード ナンバーレスの方が還元率が高いため、普段、コンビニやマクドナルドでの利用が多い方なら楽天カードより三井住友カード ナンバーレスの方がお得です。
三井住友カード(NL)

総合評価





年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5~5.0% |
国際ブランド |
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電子マネー |
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|
特長
- 対象のコンビニやマクドナルドなどでVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレス利用すれば最大5%ポイント還元(※)
- ナンバーレスなので、セキュリティ面で安心
- 【学生限定】対象の音楽系、動画系サブスクの支払い(最大10%)、対象の携帯料金の支払い(最大2%)、対象のQRコード決済のチャージ&ペイ(最大3%)でポイント還元率アップ
キャンペーン情報
- 新規入会&タッチ決済で最大6,500円相当がもらえる
- カード利用金額の15%還元(最大5,000円相当のVポイント)
- 新規入会&タッチ決済利用(※Visaのタッチ決済・MastercardRコンタクトレス)で最大1,500円分のVポイントギフトコードプレゼント (期間:2023年5月1日~2023年6月30日)
目次
楽天カードの特徴
楽天カードは、楽天株式会社の傘下にある「楽天カード株式会社」が発行しているクレジットカードです。まずは、楽天カードの特徴について押さえておきましょう。おもな特徴は以下のとおりです。
楽天カードのおもな特徴
- ポイント還元率1%
- 入会特典やおトクなキャンペーンが魅力的
- 楽天市場なら常時ポイントが3%
- カードのデザインが豊富(パンダ/楽天イーグルス/バルセロナ/ディズニーなど)
- 年会費が永年無料
- 国際ブランドの選択肢が豊富(VISA/Mastercard/JCB/American Express)
中でも特筆すべきは、「ポイント高還元」と「おトクなキャンペーン」の2点が挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。
ポイントの還元率が高い
楽天カードは、楽天サービスを利用することでおトクにポイントが貯められるクレジットカードです。オンラインショッピングモール「楽天市場」を利用した場合は最大3%、楽天カードの優待店舗での利用で2%以上の楽天ポイントを貯めることができます。
楽天カードのいいところは、ふだんの買い物でも1%の還元率でポイントが付与されること。以下の例のとおり楽天市場でのお買い物にかぎらず、通常のカード利用で最低でも100円で1ポイントが貯まるのです。
利用シーン | 付与ポイント |
---|---|
通常のカード利用 | 1% |
楽天市場でお買い物 | 最大3% |
楽天カードの優待店舗利用 | 2%以上 |
楽天トラベル利用 | 最大2% |
楽天カードのように発行元のサービスを利用すれば還元率が高くなるカードはたくさんありますが、発行元サービス以外のお買い物でもポイントが貯められるのは大きな特徴の一つです。楽天ユーザーはもちろん、楽天のサービスをあまり使わない方にとってもおトクなカードといえるでしょう。
おトクなキャンペーンが多い
楽天カードでは1年を通して「新規入会&利用で5000ポイントプレゼント」などのキャンペーンを行っています。これだけでもおトク感がありますが、時期によっては最大1万2000円ものキャッシュバックを受けられることもあります。
他にも、「楽天市場をご利用の方 街でのご利用分がポイント最大2倍!」や「支払い元を楽天カードに設定した楽天ペイの利用で、期間中ずっと実質5%還元」といったものがあり、かなり魅力的ではないでしょうか。
ただし、キャンペーンごとに条件が設けられています。事前にエントリーが必要なキャンペーンも多いので、申し込む前にしっかりと条件を確認しておくことが大切です。楽天カードは年会費が永年無料となっているので、「あまり使わないつもりだけど、キャンペーン目的でカードを作っておきたい」という方でも安心です。
楽天カードを持つメリット、デメリット
楽天カードには「おトクさ」を感じやすいメリットがある一方、注意しておきたい点もあります。ここでは、楽天カードのおもなメリットとデメリットについて確認していきます。
楽天カードを持つメリット
まずは、楽天カードと一般的なカードを比べたときに突出していると思われるメリットをご紹介します。
ポイント還元率が常に1%
一般的なクレジットカードでは「1000円で1ポイント」「200円で1ポイント」といったものが多いですが、楽天カードは街でのお買い物や公共料金の支払いなど、楽天市場以外の利用でも100円で1ポイントが還元されます。そのため、ふだんの買い物や公共料金の支払いに楽天カードを利用すれば、かなり効率的にポイントを貯めることができるのです。
獲得したポイントは、商品を購入してから20日後、もしくは翌月15日頃に反映されます。
楽天市場の利用ならポイントが3%に
楽天が運営している「楽天市場」にはスーパーポイントアッププログラム(SPU)というシステムがあり、以下のような条件をクリアするごとに還元率が高くなっていきます。
- 楽天カードで決済 +2%(計3%)
- 楽天カード(プレミアム・ゴールド)で決済 上記+2%(計5%)
- 楽天市場アプリからお買い物 +0.5%(計5.5%)
- 楽天銀行からの引き落としで +1%(計6.5%)
- 楽天モバイルの通話SIMを利用 +2%(計8.5%)
と、最大16%まで上げることが可能です。全ての条件をクリアするのは難しいかもしれませんが、楽天カードを使うだけでも3%が還元されるのでかなりおトクですね。
楽天Edyの利用でもポイントが貯まる
楽天カードは電子マネー「楽天Edy」を付帯させることもでき、楽天Edyで支払いをした際にもポイントが貯まります。
その場合は200円につき1ポイントとやや還元率が下がりますが、楽天カードから楽天Edyへのチャージでもポイントが貯まるので、ポイントの二重取りが可能です。QUICPayが付帯しているJCBカードなどではQUICPay利用時にポイントがつかないので、この点でも魅力があります。
ちなみに、楽天ペイでも楽天Edy同様にポイントの二重取りができます。
楽天カードを持つデメリット
楽天カードにはこれといってデメリットと呼べる弱点はありませんが、カードを作成・利用するにあたって以下の点に注意しておきましょう。
期間限定のポイントが多い
楽天カードは新規入会特典をはじめ楽天サービスを利用することでおトクにポイントが貯められるのが特徴ですが、期間限定ポイントが多いためポイントを失効しやすいというデメリットがあります。さらに、期間限定ポイントは楽天Edyへのチャージやポイント交換もできません。せっかく貯めたポイントを失効しないように、こまめにポイント明細をチェックしましょう。
配信メールが多い
楽天カードから配信される「広告メールが多い」といった意見もありますが、これもデメリットになるほど大きな問題ではないでしょう。もし広告メールの多さが気になるようであれば、楽天カードの会員サイト「楽天e-NAVI」の設定で配信停止にすれば解消できます。
楽天カードの種類、一覧
楽天カードには全部で8種類のカードがあり(ブラックカードを除く)、それぞれ年会費や利用可能枠、補償内容などが違ってきます。いずれもポイント還元率は1%以上となっており、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことで、よりメリットが増えていきます。
楽天カード
楽天カードは、年会費が永年無料のもっともスタンダードなクレジットカードです。年会費無料なので、楽天市場などの楽天サービスを利用する方であれば持っておいて損はありません。
楽天カード

総合評価
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0% |
国際ブランド |
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電子マネー |
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|
特長
- 年会費永年無料
- 14年連続顧客満足度No.1
キャンペーン情報
- 新規入会&利用で5,000ポイント
楽天カードは100円ごとに1ポイントが貯まり、楽天のサービスを利用することでさらに高還元が実現します。「年会費が無料」のわりには補償内容もそれなりに充実しているため、サブカードとしてはもちろん、メインカードとしても十分活躍してくれるでしょう。
また、楽天カードはデザインが豊富なクレジットカードでもあります。好きなデザインを選びたい方にもぴったりです。
選べるデザイン(一例)
- お買いものパンダデザイン
- 楽天イーグルスデザイン
- ディズニー・デザイン
- YOSHIKIデザイン
- ヴィッセル神戸デザイン
楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードは、スタンダードな楽天カードよりもワンランク上の優待が受けられるカードです。毎月2万円程度楽天市場で買い物するのであればゴールドがおトクです。
楽天ゴールドカードを持つには年会費2,200円(税込)が必要ですが、楽天カードよりも補償が手厚く、国内の空港ラウンジが年2回無料で使えるなどの優待を受けられます。また、「楽天市場」利用時の還元率が最大5%となる他、楽天ETCカードを年会費無料で持つことができます。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、楽天カードの中で最高ランクのクレジットカードです。国内と海外の空港ラウンジが無料で利用できるため、海外旅行が好きな方は必見です。
楽天プレミアムカードは楽天ゴールドカードよりも補償・優待が充実しています。年会費も1万1,000円(税込)とかなり高めですが、利用可能枠は300万円、旅行傷害保険については国内外で最大5000万円まで補償されます。国内のみならず海外の空港ラウンジも利用でき、優待もかなり手厚いといえるでしょう。
ただしその分、審査も厳しくなっています。誰でも気軽に持てるわけではありません。
楽天PINKカード
楽天PINKカードは、女性向けの楽天カードです。楽天カードの機能をすべて完備しているうえにPINKカードならでは特典が充実しているので、日々の生活をより安心に過ごしたい女性にぴったりです。
楽天PINKカードはその名のとおりピンク色のカードで、オプションとして「楽天グループ優待サービス」「ライフスタイル応援サービス」「楽天PINKサポート」といった女性向けのサービスを付けることができます。
ただし、それぞれのサービスに月額利用料がかかりますので注意しましょう。
楽天銀行カード
楽天銀行カードは、楽天銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体になっているカードです。すでに楽天銀行口座を持っている方は、1枚で管理ができます。
楽天銀行の口座を持っている人のみ持つことが可能です。その他は楽天カードと同じ内容になるので、クレジットカードとキャッシュカードを別々に管理する必要がなくなります。
楽天ANAマイレージクラブカード
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードにANAマイレージクラブが付帯しているクレジットカードです。マイルを貯めて旅行を楽しみたい方に向いています。
楽天ANAマイレージクラブカードの年会費は550円(税込)で、申し込みの際には「楽天ポイント」と「ANAマイル」のどちらを貯めるか選ぶことができます。楽天ポイントの場合は他のカード同様1%の還元率、ANAマイルの場合は200円で1マイルが貯まります。
楽天カードアカデミー
楽天カードアカデミーは学生向けの楽天カードで、18~28歳までの学生の方のみが対象です。
通常の楽天カードと内容はほとんど変わらず、楽天アカデミーならではの特典としては「楽天ブックスでポイント最大5倍」「楽天トラベルの高速バス利用でポイント3倍」などがあります。
アルペングループ楽天カード
アルペングループ楽天カードは、楽天カードにアルペングループメンバーズが付帯したクレジットカードです。
アルペングループ楽天カードでは、「楽天ポイント」と「アルペンポイント」の両方が貯まる仕組みになっています。アルペンユーザーにはかなりうれしいカードといえるでしょう。しかも、アルペングループ各店舗や関連施設を利用することで各種特典を受けることができます。
似た特徴をもったカードとの比較
楽天カードと同じように高還元率をうたっているカードには、「JCB CARD W」「PayPayカード」「リクルートカード」などがあります。これらもポイント還元率は1%となっており、それぞれの提携サービスを利用することでさらに多くのポイントが還元される仕組みです。
楽天カードと比較してもそれほど大きな違いはありませんが、旅行傷害保険が海外のみの楽天カードに対し、リクルートカードは国内も対象になっています。
また、3枚ともショッピングガード保険もしっかり付帯していますので、海外に行くことが多い方や補償を重視したい方はぜひ参考にしてみてください。
- | 楽天カード | JCB CARD W | PayPayカード | リクルートカード |
---|---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 通常:1% 楽天市場:3% |
通常:1% 加盟店:3.5% |
通常:1% 加盟店:3% |
1.2% |
ブランド | VISA、Mastercard、JCB、American Express | JCB | VISA、Mastercard、JCB | VISA、Mastercard、JCB |
申し込み条件 | 18歳以上の方(高校生は除く) | 18歳以上39歳以下で、安定継続収入のある方 | 18歳以上で、安定継続収入のある方 | 18歳以上で、安定継続収入のある方 |
旅行傷害保険 | 海外:最高2000万円 | 海外:最高2000万円 | - | 海外:最高2000万円 国内:最高1000万円 |
ポイント | 楽天スーパーポイント | Oki Dokiポイント | PayPayポイント | リクルートポイント |
電子マネー | 楽天Edy | QUICPay | nanaco | - |
会員専用サイト | 楽天e-NAVI | MyJCB | PayPay | リクルート |
楽天カードの作り方!申し込み方法、審査基準
楽天カードはインターネットから簡単に申し込みができます。ここでは楽天カードの申し込み方法と手順、審査基準について見ていきましょう。
申し込み方法
楽天カードは公式サイトからの申し込みのみとなり、電話や郵送での申し込みには対応していません。また楽天会員でない方は、クレジットカード申し込みの際に楽天会員の申し込みも必要になります。
申し込み手順
- 楽天カードの公式サイトへアクセスする
- 楽天会員でない場合は、まず楽天会員の登録を行う(無料)
- ID・パスワードでログインし、「楽天カードに入会」をクリックする
- 入会するカードの種類を選択する
- 画面の指示に従って必要事項を入力していく
- 「申し込み完了メール」を受け取る
楽天カードの申し込みでは、基本的に本人確認が必要ありません。
ただし、申し込みの氏名や住所に誤りがあった場合、楽天側で本人確認が必要と判断された場合には、本人確認書類の提示を求められる場合があります。
審査基準
楽天カードの審査は、他のクレジットカードと同じように具体的な審査内容はわかりませんが、楽天カードが公表している入会条件は「18歳以上の方(高校生は除く)」のみです。また、アルバイトやパート、主婦でも申し込みができるので、しっかり支払いができると判断されれば問題なく発行されるでしょう。
ただし、だからといって「100%審査に通る」とはかぎらず、実際のところは申し込んでみないとわかりません。
楽天カードの基本情報
ここでは、楽天カードの基本的な情報をご紹介します。
年会費
楽天カードの年会費はカードの種類によって異なり、通常の楽天カードは永年無料、ゴールドカードで2,200円(税込)、最高グレードの楽天カードプレミアムで1万1,000円(税込)となります。
カード | 年会費 |
---|---|
楽天カード | 永年無料 |
楽天PINKカード | 永年無料 |
楽天ゴールドカード | 2,200円(税込) |
楽天プレミアムカード | 1万1,000円(税込) |
楽天銀行カード | 永年無料 |
楽天ANAマイレージクラブカード | 550円(税込) ※初年度無料 |
楽天カードアカデミー | 永年無料 |
アルペングループ楽天カード | 永年無料 |
ポイント還元率
楽天カードのポイント還元率は通常時で1%、楽天のサービスを利用すると2%、3%……とより還元率が高くなる仕組みになっています。
楽天カードのポイント還元率
- 通常ショッピング:1%
- 楽天市場での決済:3~14%
- 楽天Rakooの加盟店:最大2%
- 街の加盟店:最大3%
楽天市場については、楽天カードの決済で3~5%の還元が得られます。さらにスーパーポイントアッププログラム(SPU)を利用することで、最大14%まで還元率を上げることが可能です。しかし、14%にするには「スマホアプリからの注文」「楽天銀行口座の開設」といったさまざまな条件をクリアする必要があります。
また、カードの種類によっても楽天市場での還元率は異なります。
カード | 楽天市場 | 楽天トラベル | 楽天Rakooの加盟店 | 街の加盟店 |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 最大3% | 最大2% | 最大2% | 最大3% |
楽天PINKカード | 最大3% | |||
楽天ゴールドカード | 最大5% | |||
楽天プレミアムカード | 最大5% | |||
楽天銀行カード | 最大3% | |||
楽天ANAマイレージクラブカード | 最大3% | |||
楽天カードアカデミー | 最大3%※楽天ブックス:最大5% | |||
アルペングループ楽天カード | 最大3% |
キャンペーン情報
楽天カードでは、1年を通してキャッシュバックキャンペーンを行っています。
新規申し込みのタイミングや経由するサイトによってキャッシュバックの金額は異なるので、申し込みの際は随時公式サイトを確認してみましょう。
付帯保険(国内・海外)
楽天カードの付帯保険は「海外旅行傷害保険」のみが基本です。
スタンダードな楽天カードを含め、ほとんどのカードに最大2000万円の海外旅行傷害保険が無料で付帯していますが、国内旅行傷害保険については楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカード以外は対象外。また、ショッピングガード保険も「なし」が基本となるので、補償面ではやや物足りなさを感じるかもしれません。
カード | 旅行傷害保険 | ショッピングカード保険 |
---|---|---|
楽天カード | 海外:最大2000万円 国内:なし |
なし |
楽天PINKカード | 海外:最大2000万円 国内:なし |
なし |
楽天ゴールドカード | 海外:最大2000万円 国内:なし |
なし |
楽天プレミアムカード | 海外:最大5000万円 国内:最大5000万円 |
最高300万円 |
楽天銀行カード | 海外:最大2000万円 国内:なし |
なし |
楽天ANAマイレージクラブカード | 海外:最大2000万円 国内:なし |
なし |
楽天カードアカデミー | 海外:最大2000万円 国内:なし |
なし |
アルペングループ楽天カード | 海外:最大2000万円 国内:なし |
なし |
支払い方法(一括・分割・ボーナス払い・リボ払い)
楽天カードの支払い方法は、一括払い・分割払い・ボーナス一括払い・リボ払いの4種類から選択することができます。
一括払い
購入金額を1回で支払う、もっともスタンダードな支払い方法です。
分割払い
分割払いでは2・3・5・6・10・12・15・18・20・24・30・36回から好きな回数を選ぶことができます。手数料がかからないのは2回まで。3回以上を選択すると2.4~24.48%の手数料がかかりますので、手数料のことも考えて決めるようにしましょう。
◆利用代金100円あたりの手数料(円)
支払い回数 | 手数料 |
---|---|
3回 | 2.04 |
5回 | 3.40 |
6回 | 4.08 |
10回 | 6.80 |
12回 | 8.16 |
15回 | 10.20 |
18回 | 12.24 |
20回 | 13.60 |
24回 | 16.32 |
30回 | 20.40 |
36回 | 24.48 |
ちなみに、支払いの際に一括払いを選択したものの、後々支払いが厳しくなってしまった……という場合は、「楽天e-NAVI」で3回以上の分割払いに変更することもできます。
ボーナス払い
夏または冬のボーナス時に、1回もしくは2回に分けて支払いをする方法です。その際、1回の場合は手数料がかかりませんが、2回の場合は実質年率13.89%の手数料がかかりますので注意しましょう。
- 夏:2月1日~6月末利用、6~8月払い
- 冬:8月1日~11月末利用、12・1月払い
リボ払い
リボ払いは、毎月の支払額を一定額にして無理なく支払っていく方法です。一見とても便利なように思えますが、リボ払いはとにかく手数料が高いので回数が増えるほど損をすることになります。利用する際には気をつけましょう。
ちなみに、リボ払いの手数料は実質年率15%となり、利用残高により変動する仕組みです。
計算式
リボ払いの手数料 = 利用残高 × 15% ÷ 12
例えば、利用残高が5万円で毎月5000円ずつ支払う場合は「5万円×15%÷12」となり、1ヶ月目は625円の手数料がかかります。さらに、2ヶ月目は「4万5000円×15%÷12」で562円の手数料がかかることに。こうした形で毎月手数料が変動していきます。
締め日・引き落とし日
楽天カードでは、毎月末締めの翌月27日払いで請求がきます。ただし、27日が金融機関の休業日である場合は、翌営業日に指定の銀行口座から引き落としになります。
キャッシング利用
楽天カードのキャッシングサービスは、国内外のCD・ATMから24時間いつでも申し込みが可能です。
返済は、支払い日に登録口座から自動で引き落としされる仕組みになっており、1回払いとリボ払いを選択できます(海外の場合は1回払いのみ)。
- 1回払い・・・翌月27日に「利用金額+利息」を支払う
- リボ払い・・・毎月27日に「一定の金額+利息」を払う
キャッシングの利息は実質年率18%となり、以下の計算式で求めることが可能です。
計算式
キャッシングの利息 = 利用残高 × 18% ÷ 365日 × 利用日数
例えば、1万円を30日間キャッシングで借り入れた場合は「1万円×18%÷365日×30日」となり、利息は147円となります。
キャッシングの利用には別途申し込みが必要となるので、利用する予定がある方は「楽天e-NAVI」から申し込みを行いましょう。
限度額
楽天カードの限度額は、カードの種類によって異なります。スタンダードな楽天カードでは100万円が最大利用可能枠となっており、「他のクレジットカードと同等の金額設定」といえるでしょう。
また、利用可能枠は所有者の利用状況によっても違うため、「楽天カードを持っていれば誰でも100万円」というわけではありません。「楽天e-NAVI」にて自分の利用可能枠を確認しておくと安心です。
カード | 限度額 |
---|---|
楽天カード | 最大100万円 |
楽天PINKカード | 最大100万円 |
楽天ゴールドカード | 最大200万円 |
楽天プレミアムカード | 最大300万円 |
楽天銀行カード | 最大100万円 |
楽天ANAマイレージクラブカード | 最大100万円 |
楽天カードアカデミー | 最大100万円 |
アルペングループ楽天カード | 最大100万円 |
ETC利用
楽天カードのETCカードを持つには年会費>楽天カードのETCカードを持つには年会費550円(税込)がかかりますが、がかかりますが、ETC利用時は楽天カード同様、100円につき1ポイントが付与される仕組みです。
なお、ゴールドカード以上のランクの方はETCカードの年会費が無料、楽天会員ランクが「ダイヤモンド」もしくは「プラチナ」の場合は初年度の年会費が無料となります。
カード | ETC年会費 |
---|---|
楽天カード | 550円(税込) |
楽天PINKカード | 550円(税込) |
楽天ゴールドカード | 無料 |
楽天プレミアムカード | 無料 |
楽天銀行カード | 550円(税込) |
楽天ANAマイレージクラブカード | 550円(税込) |
楽天カードアカデミー | 550円(税込) |
アルペングループ楽天カード | 550円(税込) |
おすすめのETCカードを比較したい方はこちら
楽天カードの利用方法
ここまで楽天カードの基本情報をご説明してきました。以下では、クレジットカードが届いた後や何か困ったときにどうしたらよいかなど、「まだ不安がある」という方のために楽天カードの具体的な使い方をご紹介します。
会員専用サイトとログイン方法
楽天カードの会員専用サイト「楽天e-NAVI」上では、カードの利用状況をいつでも確認ができ、支払い方法の変更も簡単に行うことが可能です。楽天カードが手元に届いたら、まずは「楽天e-NAVI」の登録を行いましょう。
「楽天e-NAVI」のログイン方法
- 「楽天e-NAVI」の公式サイトへアクセスする
- 楽天ユーザーIDとパスワードでログインする
- クレジットカード情報、生年月日、電話番号を入力する
- 「登録」をクリックして登録完了
問い合わせ方法
楽天カードの利用方法や「楽天e-NAVI」での手続き方法など、困ったことがあった場合は「楽天e-NAVI」から問い合わせができます。
問い合わせはコンタクトセンターもしくは自動音声専用ダイヤル、チャットサービスで行うことができ、簡単な問い合わせであれば「よくある質問」という項目に対応が記載されている可能性があります。
コンタクトセンターは営業時間が9:30~17:30で、通話料は有料。そのため、複雑な問い合わせでなければ自動音声専用ダイヤルかチャットサービスを利用するのを勧奨します。
口座変更
楽天カードの口座変更は、「楽天e-NAVI」もしくは郵送での手続きが可能です。
「楽天e-NAVI」の場合は自分のアカウントへログインし、「お支払口座の照会・変更」という項目から手続きをしていきます。その際、書類の記入はもちろん押印も必要ありませんので、初心者でも手間なく手続きできるでしょう。
また、郵送を希望する場合は「楽天e-NAVI」の「郵送による口座登録・変更」を選択し、預金口座振替依頼書を請求します。書類が手元に届いたら必要事項に記入・押印して楽天カード宛に返送しましょう。手続き完了までには1~2ヶ月ほどかかります。
利用明細の確認方法
楽天カードには「郵送明細」と「Web明細」の2種類があり、好きな方を選択することができます。
Web明細の利用料金は無料で、翌月12日頃から「楽天e-NAVI」上で確認できます。一方の郵送明細には発行手数料として84円(税込)がかかり、利用した翌月の20日前後に自宅へ届きます。
郵送明細を1年間利用すると、年間で1008円(税込)の費用がかかります。特別な理由がなければWeb明細を利用する方がよいでしょう。
- 郵送明細・・・1回84円(税込)
- Web明細・・・無料
紛失・盗難・不正利用時の対応
紛失や盗難にあってしまった際は、紛失・盗難の専用窓口へ問い合わせをしましょう。
窓口は「国内」と「海外」で分けられており、どちらも24時間365日対応してくれます。また、海外専用窓口でも日本人が対応してくれるので、トラブルにあった場合は安心してご相談ください。
楽天カードには盗難保険が付帯されています。万が一カードが不正利用されてしまっても、60日前にさかのぼってそれ以降の損害額を補償してもらうことが可能です。
解約方法
楽天カードの解約は電話での手続きのみとなります。「楽天e-NAVI」やメールでの手続きには対応していませんので、楽天カードコンタクトセンターの営業時間内に電話をしなければなりません。
また、楽天プレミアムカードおよび楽天ゴールドカードの場合は、カード裏面に記載されている電話番号にて解約を行います。
楽天カードが使えない!原因と対策
昨日まで何の問題もなく使えていた楽天カードが、急に使えなくなってしまった、などという経験をしたことはないでしょうか? そんなときは次の項目をチェックしてみてください。
有効期限の入力ミス
ネットショッピングなど、自分でカード情報を入れるケースでありがちなのが有効期限の入力ミスです。有効期限の他、カード番号やセキュリティコード(CVV/CVC)の間違いがないかも確認してみましょう。
引き落とし口座の残高不足
引き落とし口座の残高が不足していたことなどが原因で、前回の引き落としができなかった場合にカードの利用が停止されることがあります。入力したカード情報に間違いがないにもかかわらず、カードが使えなくなってしまった場合は、カード裏面に記載されているコールセンターに確認してください。
たいていの場合、次の引き落とし日までに口座にお金を入れておけば問題ありません。ただし、引き落としが確認できるまでカードの利用に制限が加えられます。引き落とし日と口座残高は忘れずチェックしておきましょう。
この記事のまとめ
- 楽天カードは年会費永年無料、ポイント還元率1%以上、ポイントが貯めやすいおトクなクレジットカード
- 楽天市場利用時には3%、条件を満たせば最大14%のポイント還元があるため、楽天市場をよく使うユーザーに向いている