未成年でも作れるおすすめクレジットカード3選!ゼロからわかる作成方法
更新日:2023.04.26
結論からいうと、未成年が親の同意なくクレジットカードを作ることはできません。
ただ、手続きが簡単なカードでいうと、三井住友カード(NL)がおすすめです。最短5分でカード番号を発行し、すぐに使用できます。
この記事では未成年でも作れるクレジットカードを紹介します。また、作成するときにはどんな点に注意して作ったらよいのか、ゼロからわかりやすくお伝えします。
【編集部イチオシカード】
三井住友カード(NL)

総合評価





年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5~5.0% |
国際ブランド |
![]() ![]() |
電子マネー |
![]() ![]() |
|
特長
- 対象のコンビニやマクドナルドなどでVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレス利用すれば最大5%ポイント還元(※)
- ナンバーレスなので、セキュリティ面で安心
- 【学生限定】対象の音楽系、動画系サブスクの支払い(最大10%)、対象の携帯料金の支払い(最大2%)、対象のQRコード決済のチャージ&ペイ(最大3%)でポイント還元率アップ
キャンペーン情報
- 新規入会&タッチ決済で最大6,500円相当がもらえる
- カード利用金額の15%還元(最大5,000円相当のVポイント)
- 新規入会&タッチ決済利用(※Visaのタッチ決済・MastercardRコンタクトレス)で最大1,500円分のVポイントギフトコードプレゼント (期間:2023年5月1日~2023年6月30日)
目次
未成年でもクレジットカードを作ることは可能?
クレジットカードを作れるのは「高校生を除く満18歳以上」と定められているのが一般的です。18歳未満もしくは18歳になっていても高校生はクレジットカードを作れませんが、18歳以上の学生(大学生や専門学生など)であれば、作ることができます。
ただし、「イオンカードセレクト」のように、満18歳になっており、かつ卒業年度の1月1日以降であれば申し込みができるカードもあります。
未成年の方必見のクレジットカード3選
未成年の方向けクレジットカードを3種類ご紹介します。
それぞれ異なる特徴やメリットがあるため、自分に合ったものを選んでくださいね。
学生専用ライフカード
特に18歳以上の方向けの学生カードです。わからないことがあっても、専用窓口にいつでも気軽に問い合わせられるので、クレジットカードを初めて持つ未成年の方も安心して使える1枚です。
また、海外でのショッピング利用の5%が現金でキャッシュバックされるため、海外旅行を計画している方にもぴったり。海外旅行傷害保険も無料で付帯しています。その他、携帯電話料金の支払いで毎月Amazonギフト券があたるキャンペーンを実施しているなど、未成年の学生がお得に利用できる特典がたくさん用意されているお得なカードです。
エポスカード
エポスカード

総合評価
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5% |
国際ブランド |
![]() |
電子マネー |
![]() |
|
*2021/4/15から、新しい券面デザインに変更
特長
- 年会費無料ながら、海外旅行傷害保険が270万円と高水準
エポスカードは、10~20代向けのアパレルショップが多く出店しているマルイグループのクレジットカードです。全国のマルイやモディでおトクにショッピングを楽しみたい方にはぴったりのカードでしょう。この他にも全国のカラオケやカフェ、ファストフードなどで利用できる優待サービスや、人気のイベントチケットが特別価格で購入できる会員限定サービスも充実。
さらにエポスカードなら、海外旅行傷害保険が自動付帯となっているのはうれしいポイントです。一般的に、海外旅行傷害保険が適用になるには、そのカードで飛行機チケットやツアー代金などの旅行代金を支払っていることが条件となっています。その点、エポスカードなら旅行中、事故や病気になっても条件なしに保険が適用となるので、持たない理由はないでしょう。
何かとお得感のあるカードなので、最初の1枚にふさわしいクレジットカードと言えます。
楽天カード
楽天カード

総合評価
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 1.0% |
国際ブランド |
![]() ![]() ![]() ![]() |
電子マネー |
![]() |
|
特長
- 年会費永年無料
- 14年連続顧客満足度No.1
キャンペーン情報
- 新規入会&利用で5,000ポイント
楽天市場や楽天トラベルなど、楽天関連サービスをよく使う方は必ず持っておきたいクレジットカード。楽天関連サービス以外に、提携している実店舗でもポイントが貯まる&使えるため、使い勝手は抜群です。海外旅行好きな人が気になる海外旅行傷害保険も付いています。
また、初めてクレジットカードを利用する未成年者にとってうれしいポイントは、申し込みが手軽にできるところ。楽天カードは申し込み時に本人確認書類の提出をする必要がありません。「身分証を準備するのが面倒だなあ」という方も、簡単に申し込みが完了します。
未成年のクレジットカードの作り方~入会時に用意するもの~
ここからはクレジットカードの作り方を解説していきます。
クレジットカードを申し込む際は、申し込みの前に、次のものを忘れずに用意しておきましょう。
- 本人確認書類
- 学生証(学生の場合)
- 親権者の同意書
- 銀行口座
- 銀行口座印
本人確認書類とは、運転免許証や健康保険証などのことです。20歳未満の学生の場合は、学生証の提示を求められる場合もあります。
銀行口座と銀行口座印は、クレジットカード代金の引き落としに使用するものです。クレジットカードを利用すると、毎月決まった日付に銀行口座から利用金額が引き落とされます。そのため、引き落とし口座を設定する必要があります。銀行口座を設定しなくても利用できるクレジットカードもありますが、その場合は請求書が送付されてくるため、銀行などで支払う必要があります。
あらかじめ銀行の口座番号や支店名などを確認しておきましょう。
クレジットカードの申し込みの流れと注意点
クレジットカードの申し込みから受け取りまでは、次のような流れで進みます。
クレジットカードの申し込みの流れ
- 申し込み
- 審査
- カードの発行・受け取り
まずはWebや郵送、店頭のカードカウンターなどで入会申し込みをします。その後、各クレジットカード会社で「審査」が行われます。「審査」とは、簡単に言うと申し込んだ人がクレジットカードを使うのにふさわしい人物かどうか調べられることを意味します。
申し込みからカード受け取りまでの所要期間は、1~3週間が目安。なかには申し込んだ当日にカードを受け取れる「即日発行」のクレジットカードもあります。
なお、発行されたクレジットカードは受け取った時点からすぐに利用できます。
未成年がクレジットカードに申し込む際の注意点
必要なものを準備し、先ほどのフローに沿って申し込めばクレジットカードを作ることができます。
ただし、未成年の場合は、次の2つのポイントに注意してください。
- 親権者の同意を得ること
- リボ払い専用クレジットカードに申し込まないこと
ひとつ目の注意点は、未成年者がクレジットカードを作る場合は、必ず親権者の同意が必要であるということ。そのため、
「親に内緒でカードを作りたいんだけど…」
「親からクレジットカードの利用は反対されている」
という方は、カードを作ることができません。きちんと親権者に了承を得た上で申し込みをするようにしましょう。
ふたつの目の注意点は、リボ払い専用クレジットカードに申し込まないことです。
一見お得に見えるキャンペーンやポイントバックを売りにしているクレジットカードの中には、返済方法がはじめからリボ払いになっている「リボ払い専用クレジットカード」が存在するのです。
リボ払いとは?
利用金額にかかわらず、毎月一定額ずつ支払う仕組みのこと。出費が重なったときでも、月々の支払いを抑えられる点がメリットだが、手数料として利息が上乗せされる。
リボ払い専用カードに申し込んでしまうと、気付かぬうちに利息が膨らんでしまいます。
間違えて契約してしまわないように、申し込みの際はリボ払い専用のカードではないか必ず確認しましょう。
なぜ未成年は社会人と異なり親権者の同意が必要?
親権者の同意が必要な理由は大きく2点あります。
1点目は、未成年者は保護者の方の同意なしに法律上、契約の相手方にならないからです。そのため、クレジットカード会社から保護者の方に、確認のための電話が入ります。電話で確認される内容は申し込み書の内容に嘘や間違いがないかどうかです。
2点目は、万が一代金の支払いがされなかった場合、保護者の方に代わりに支払いをしてもらうためでもあります。きちんと保護者に了承を得た上で申し込みするようにしましょう。
クレジットカードを作れない高校生でも発行可能?人気な方法
多くのクレジットカードは利用条件を18歳以上としていますが、満18歳になっても高校生のうちはクレジットカードを発行することができません。
しかし、以下2枚のカードなら、条件によって発行が可能です。
- 家族カード
- デビットカード
以下で詳しく解説します。
家族カードの発行条件
以下、特定の条件で高校生の発行を許可しているカードの一例になります。
- 三井住友カード:海外旅行が目的の場合
- 一部のJALカード:留学が目的の場合
いずれもクレジットカードを発行できるのは「原則として高校生を除く満18歳以上のお子さま」となっています。ただし、三井住友カードの家族カードの申し込み条件は「海外留学など海外でカードを利用する場合は、中学生を除く満15歳~18歳のお子さま」は申込むことができるのです。
また、一部のJALカードについても「留学やホームステイなどの目的で保護者を伴わずに海外に滞在する場合」に限って、15歳以上18歳以下の高校生など未成年でも家族カードを申込めるとあります。クレジットカードが必要な状況になったら、保護者の方に相談してみましょう。
デビットカードの発行条件
デビットカードは15歳以上から申し込めるカードです(カード会社によって異なる場合があります)。
クレジットカードが「後払い」の決済方法であるのに対し、デビットカードは「即時払い」のカードです。買い物の際デビットカードで支払うと、すぐに銀行口座からお金が引き落とされるのです。
銀行口座に入っているお金の分だけ利用できるため、クレジットカードのように使いすぎる心配もありません。
クレジットカード | デビットカード |
---|---|
後払い | 即時払い |
審査あり | 審査なし |
満18歳以上であれば申し込める | 満15歳以上であれば申し込める |
クレジットカード会社が発行 | 銀行が発行 |
デビットカードは、基本的には満15歳以上で銀行口座を持っている方であれば誰でも作れます。
ただしカードによっては「中学生不可」や「16歳以上」といった条件が設けられている場合があるので、申し込み時にきちんと確認しましょう。
デビットカードの種類と作り方
デビットカードには、おもに2つの種類があります。
クレジットカードとほとんど変わらない使い勝手という点では国際ブランドのデビットカードが必見です。
国際ブランドのデビットカード
VISAやJCBなどの国際ブランドを冠したデビットカード。VISAデビットであれば、クレジットカード同様、国内外のVISA加盟店全てで利用できます。
J-Debit(ジェイデビット)のデビットカード
日本国内でのみ使えるデビットカード。
カードを利用できる時間帯が限られている上、インターネットショッピングでは利用できません。
デビットカードは銀行から発行されています。そのため、引き落としに使いたい銀行の窓口で申し込むと、キャッシュカードにデビット機能がついたカードが発行されます。
J-Debitの場合は、銀行のキャッシュカードを作った時点で自動的に機能がついているケースがあります。一度、現在持っているキャッシュカードに「J-Debit」マークがついていないか確認してみてください。
未成年の方必見のデビットカード
ここでは、未成年の方必見のデビットカードを紹介します。
特徴を見比べて、「これだ!」と思うほうに申し込んでみてくださいね。
楽天銀行デビットカード(JCB)
三菱UFJ-VISAデビット
この記事のまとめ
- 基本的には、18歳未満はクレジットカードを作ることができない
- 18歳以上の学生(大学生や専門学生など)であれば、クレジットカードを作ることができる
- 15歳以上であれば、クレジットカードとほぼ同じ使い勝手のデビットカードが要チェックです